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月額寄付サポーター10,000人をめざします。継続寄付が支えになっている活動について。

月額寄付サポーターが3,000人を超えました。

D×Pでは設立時より、毎月定額の寄付をしてくださる月額寄付サポーターを募集し、3,000人を目指していました。
この度、なんと3,000人を達成しました!寄付で活動を支えてくださっているみなさま、ありがとうございます。

改めて設立からの推移をグラフにしてみました。
2012年は15人の寄付者さんからのスタート!

月額寄付サポーターの数です。現在、法人での月額寄付サポー数は121社あり、個人の方と合わせて3,000人を超えました。

コロナ禍の2020年には支援対象を25歳までに拡大し、食糧支援と現金給付支援を急遽スタートしました。
LINE相談事業のユキサキチャットには、生活が厳しい、所持金がないなど生活困窮の声が届きました。急遽始めた緊急支援でしたが、給付支援をすぐに開始できたのも、毎月の継続した寄付があるからこそ。緊急時の判断がとてもしやすかったのです。

2020年から2021年は新聞やラジオなど多くのメディアにも取り上げていただき、サポーターが特に増えた2年間でした。

2012年設立当初から今でも4人の方が月額寄付を継続し応援いただいています。(2012年度でみると7人が継続しています)なんと11年間も!
本当にありがとうございます!

次の目標は、なんと10,000人!

3,000人から3倍以上の目標になっています。
なぜ、10,000人の月額寄付サポーターを目指すのかについてお伝えします。

D×Pは、定時制高校と繁華街、LINE相談事業で若者と出会い活動しています。2023年度の取り組みは以下となります。

上記の事業プラスその他費用 年間約1億1000万円
合計 年間約3億1000万円

さらに、D×Pでは以下の目標を持っています。
仮に収入がゼロになっても経営の現状維持ができる期間を最低6ヶ月確保することを経営指標としています。次期繰越金は最低約1億3800万円(1ヶ月2300万円)を確保したいと考えています。

合計で 4億4800万円となります。

D×Pの取り組みに必要な費用の7割〜8割を月額寄付サポーターの方のご寄付で成り立たせたい!というのが、D×Pの夢です。
仮に8割としてみると
4億4,800万円×0.8=3億5,800万円となります。

おひとりおひとりの月額の寄付額が異なるので、単純計算となりますが月額寄付サポーターの方の平均寄付金額は月に2,600円。
10,000人集まったとしたら、1年間で3億1,200万円集まります。

月額寄付サポーター10,000人×2,600円×12ヶ月=3億1,200万円
(これでも8割の金額には至っていないです)

あとの2割強の不足分は、単発のご寄付や助成金をあてがいながら活動していこうと思っています。
ただし、「助成金」という財源は、今年受かっても来年受からない可能性がありますし、大口の単発寄付も同じです。助成金や大口寄付をあてにして毎年の予算をつくるのはとても難しいです。
そしていま計算しているのは、2023年度の活動予算です。より多くの若者をサポートするため2024年度以降も多くの活動費用が必要です。

継続的な寄付があるからこそ、長期的な支援ができる。


ユキサキチャットの累計登録数は、12,000人を超えました。


年々登録者数が増えていますが、わたしたちは2025年までに2万人の若者にリーチできる状態を目指しています。

また、ユキサキチャットでの相談は長期間にわたっています。約半数の相談者が、1ヶ月から1年間、相談を継続しています。
複数の問題(例えば、経済的に厳しい、ひとり親家庭で育っている、精神疾患があるなど)を抱えている若者からの相談が多く、長期間のサポートが必要です。2022年度から最大1年間の長期食糧支援ができる仕組みもつくりました。

繁華街に新しいセーフティネットをつくりたい!ユースセンターでの活動。

わたしたちは、大阪有数の繁華街でもあるグリ下から徒歩5分の場所に、ユースセンターをつくりました。繁華街に新しい居場所をユース世代と一緒につくり、年間延べ3,000人が利用する施設を目指しています。

出会う若者は、自分の意見や感情、権利を尊重された経験がほとんどない、基本的な衣食住が整っておらず、頼れる人もほとんどいない、相談することに対してあきらめに近い感情を持っていることがあり、数年単位の長期的な支援が必要です。
ユースセンターでは6名以上のスタッフが常時活動に参加しています。

また、ユキサキチャットでは、登録者数の増加、食糧支援発送数の増加に伴い、スタッフ数の数も増やしてきました。今年1年はtiktokでバズったり、広告を出したことで急に相談が増えた時期がありましたが、体制を崩さずに相談対応ができています。

1年前と比較するとD×Pのスタッフ数は35人から44人に増えました!
たくさんのスタッフが関わり活動をしています。こうやってスタッフを増やすことができているのも、継続的なご寄付があるからこそです。

現在D×Pの月額寄付サポーターは、寄付の継続性が高いため、安定的な財源となっています。月額寄付サポーターが増えるほど、将来のことを考えやすくなり、スタッフは安心して目の前の若者と関わることができます。これは本当にD×Pにとっても、若者にとっても、とても大きなことなのです。

次のゴールは、10,000人

D×Pは、10,000人達成に向けて進んでいきます!

不登校経験・経済的困窮・発達障害などの、さまざまな生きづらさを抱えたユース世代を孤立させないセーフティネットをつくるため、みなさまからの寄付を募集しています。ぜひ、まだ月額寄付サポーターでない方はこの機会に寄付をしていただけたら嬉しいです。また、SNSでのシェアやお友達のご紹介もとても嬉しいです。




D×Pの取り組みは寄付で運営しています。ご寄付はこちらへお願いします!https://www.dreampossibility.com/supporter/ noteで頂いたサポートは手数料をのぞき、ご寄付として承りますが、原則領収証は発行いたしません。必要な方はご連絡ください。