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インターンを振り返って

こんにちは。インターン生のさやかです。
2ヶ月間の現地インターン生活を終えたので、今の想いを綴らせていただきます。

現地インターンでは主にSNSでの広報活動を担当させていただきました。
建設が進むearth treeビレッジや、女性スタッフの手がけるLOYLOYの籐かごの商品など、トロペアントム村の人の持つ技術や溢れるパワーを日本に向けて発信しました。

そもそも一度もカンボジアに来たことのない私にとって、カンボジアと言えばポルポト時代の内戦、貧困問題、教育レベルの低さなどマイナスなイメージばかりでした。

しかし、実際に来てみると、自然を生かし何でも自分の手で作れる確かな技術力、生き生きとした笑顔、人々の寛容さや温かさといった精神的な豊かさがあったのです。

村の人との関わりの中で、日本では忘れられている豊かさ、充実感を感じるとともに、今まで所得・就学率などと言った数値化出来るものばかりにとらわれていたんだなと、カンボジアにきて気付かされました。

またそれと同時に、自分がどれだけ保証された枠組みの中に居たのかも思い知りました。

大学に通えるのも、現在だけでなくある程度その先の未来が保証されているから。
環境問題について考えられるのも、衛生面での保証、教育を受ける機会があり、次世代のことを考える余裕があるから。

今まで恵まれていると頭では分かっていたつもりでしたが、自分にないもの、足りないものばかりを思ってたんだと実感しました。

何かカンボジアの人の役に立つことがしたいと思いやってきましたが、この二ヶ月間自分が教えてもらったり、気付かされたりすることばかりでした。

今ある環境に感謝し、もっと勉学に励み経験を積み、カンボジアの持続的な発展へのお手伝いができるように、また帰ってきたいと思います。

最後となりましたが、このような貴重な機会をいただいたこと、かでさんをはじめとしたearth tree のスタッフの皆さま、サポーターの皆さまに心よりお礼申し上げます。




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