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「育」脳を育てる、身体を育てる

「健康と学習」

40年ほど子ども達と接していると、「?」と子ども達の異変に気付くことがある。その第一が「アレルギー」だ。アレルギーとは、物質に対する生体反応の変化に伴う現象を指している。代表的なものに、花粉症・蕁麻疹・アトピー性皮膚炎、アナフィラキシー反応などがある。これらは、戦後から多く発症し始めているという。これらの原因解明が急がれるが、外的には大気汚染物質の影響、紫外線などが上げられ、内的には食品添加物(合成保存料・合成着色料・合成甘味料・その他)、水道水(塩素消毒の塩素)、投薬による薬の多量摂取などが上げられる。

子どもの成長発達に欠かせない食環境、果たして各家庭の良質な食環境は守られているだろうか。子どもの飲食は、発達期であることも手伝い、身体の発達や脳の発達(知能・知性)、場合によっては命に直接間接に関係してくるから、より安全性が求められる。食品に関する問題は、食品添加物だけではない。農薬も忘れてはならない。こうした中、果物、野菜、肉、魚、加工食品、飲料水をより安全に、そして美味しくする為の知恵が必要となるだろう。

忘れてはならない外的要因に肌着など、直接肌に接する下着などの衣類も含まれている。衣類は、以外と知られていないがストレスの原因ともなっている。お風呂に入るととても解放された気分で身も心もリラックス出来る。それは「裸」という状態では衣類のストレスを感じないからだ。お風呂の湯は、自然のもの(温泉)はとても心地が良い。こうして考えると、お風呂も清潔さを保つだけでなく、ストレスからの解放という重要な役割を担っている。

脳の発達には食事と水はとても重要な要素となる。体に良い食事が当たり前の様にあるが、脳に良い食材もある。ところが、食文化の変化により、身体(脳にも)にとってあまり好ましくない食生活、そして食べ物(飲み物も含む)を多くとるようになって来た。

こうして「食脳学」と言う言葉も生まれた。また、「食脳学」は「食農学」とも言われている。同時に、食の変化は、食べ方の変化も生んでしまった。咀嚼(噛む)回数の減が及ぼす健康障害も出ている。代表的なのものに小児の肥満が上げられている。

こうして「食」を考え見直していくと、食自体が子どもの脳の発達に影響し、時に「注意欠如症」を発症させるなどに及ぶと、疎かに扱えないことになる。こうした問題は、人間の基礎教育の基本となる事は間違いない。まさしく石川メソッドの「胎教」「幼児教育」「基礎教育」に新たな項目「食脳学」が加わる事になった。

2014/5/8


著:石川教育研究所 代表 石川 幸夫

石川教育研究所 代表 石川 幸夫

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