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大人になんてなりそびれたままでいいの。

King Gnuが昨日、
ドームツアー『THE GREATEST UNKNOWN』の
千秋楽を札幌ドームで迎えた。

地元の映画館でライブビューイングを見た私の感想
「最高。一生彼らの音楽に浸っていたい。」だ。

今回の記事のタイトルに入れた
大人になんてなりそびれたままでいいの。
という歌詞が含まれる
「It’s a small world」は、サプライズで歌われた。

声にならない声が出た。
いつも聞いている大好きな曲でも、
リアルタイムの井口さんの歌は、異常なほどに刺さる。

君の世界に僕も生きられるなら、
それは素敵なことでしょう。
大人になんてなりそびれたままでいいの
勝手に世界が回っても。

この曲のイントロが流れた瞬間、涙が止まらなかった。

若干、鬱っぽい私。
実は、このライブビューイングも全く楽しみではなかった。
なんかあるな~これでKing Gnuにパワーもらえたらいいな~
と思うくらい。

当日の朝なんて、行くのを辞めようかとさえ思っていた。
しかし、友人を誘っていたこともあり、しぶしぶながらに足を運ぶ。

補足しておくが、
決して、King Gnuがどうでもいいとかではない。

King Gnuが大好きで、曲は毎日聞いているし、
暇があればファンクラブサイトで供給されているコンテンツを楽しむくらいに、彼らのことを愛している。

問題は、外にでることにある。
ということだけは理解してほしい。

そして、ポップコーンを片手に映画館に入る。
着席するとすぐに、会場の映像が映し出された。
映像が切り替わってすぐ目に入ったのは、私の大好きな空間だった。

会場全体が映し出されている時間、
ツアー期間の自分を振り返ったりしてみる。

1月は人生頑張ろう~って思ってたな。
2月は就活頑張ろう~って思ってたな。

彼らにパワーをもらって、がむしゃらにやってきた、
自分の3カ月が走馬灯のように、思い出された。

まだライブは始まってもいないのに、
涙が溢れる。
私は1月からの3カ月という期間をこのツアーと共に頑張ってたのかと
理解することになり、
今まで分からなかった頑張るという言葉が腑に落ちる感覚があった。

そして、
ライブが始まった。

ビューイングは疎外感があるのでは?
なんてどうでもいい不安は、
一瞬で吹き飛ばされるくらいに臨場感があった。

気づけば、大好きな4人が力強く音楽を楽しんでいる映像を、
食い入るように見ていた。

多分、半分以上の曲で泣いていた気がする。

自分のやってきたこと、私が感じるへの違和感、憤り
自己否定していた部分を全部まるごと包み込んでくれ、
「あなたも生きていていいんだよ。」
なんて、言われているようだった。

King Gnuのいいところは、
ただ、歌詞に乗せて、言葉を投げ捨てるのではなく、
俺たちについて来いよ~~~~~!と、
大きな安心感を与えてくれる存在であるということだ。

King Gnuが音楽で言葉を発信してくれる以上、
この世界で自分を生きていたいと思うことができる。

本当に私にとって、彼らは生きる活力となっている。
これ以上の言葉が見当たらないので、終わりにしよう。

私もKing Gnuみたいに自分の好きなことをがむしゃらに追い続けて、
それを「いいね!」なんて言ってくれる人を1人でも多く巻き込んで、
自分の人生楽しく生きようぜ~~~~!
って、声を大にして言える人間になりたい。

それまで、King Gnuに羨望の想いを寄せながら、自分もがむしゃらに
生きていこうと誓った。

まずは、自分としっかりと向き合うこと。

等身大のままで生きていこうぜ年を重ねても~~~~!!!!!です。
本当に生きる活力。King Gnu最高のツアーをありがとうございました。

この3カ月は私にとって、一生の宝物です。
また、会いましょう!!!!!


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