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ドイツとギリシャ旅行雑感 その1   2023年6月8日から7月7日 出発

日本へ戻って3日目だが、前期高齢者夫妻にとって時差ボケがキツい。

若い自分は時差ボケがあっても回復までにかかる時間が短かった。

新千歳空港から乗った空港バスで危うく寝過ごすところだった。乗車したのが我々2人だけの貸し切り状態だった為、バス運転手も気がついたのもかしれない。

老眼で目が見えず、普段の眼鏡の他に補助として老眼鏡をかけるのが常だった。

航空券は、予約当時一番安かったトルコ航空から、ネットで直に購入。
色々なトラブルに遭遇したが、まず、24時間前のWEBチェックイン(オンラインチェックイン)ができない、諸事情でできないので空港でチェックインするしかないような説明があるが、よく見るとその下に英語の説明がある。実は、移動ルートに国内線のコードシェア便が絡む旨である。
初めての経験であった。

羽田発が夕方だったので、新千歳空港のANAカウンターでチェックインできた。新千歳、羽田、イスタンブール乗り換えベルリンのそれぞれANA名義の搭乗券を受け取った。

羽田からベルリンのトルコ航空分もANA搭乗券を使えるのかと質問したら、対応してくれた経験豊富そうなANAスタッフが大丈夫との事。

私の過去の経験では、そんなことがありえるはずがない、また改めて別の搭乗券が発券されるに違いないと思ったが、とりあえず一安心。
実際には、羽田のトルコ航空カウンターに預入れ荷物をする際、トルコ航空の搭乗券が再発行された。

羽田から海外へ出発する初めての経験だった。近年、パスポートコントールも自動化になり随分楽になった。

日本出国時のスタンプも省略されるようになったが、任意で係官が押してくれる。
スタンプなしで済むなどと考えるのは具の骨頂である。国が代われば、どんな状態で何を言い出されるかわからないからだ。

後にギリシャのアテネ空港以外の空港で、EU内の移動にもかかわらず搭乗直前の検査で、ベルリン入国のスタンプを見つけられなかった職員から、問い詰められた。外人であるために不法就労を疑われたのある。スタンプに気がついた瞬間に態度が180度豹変した。

たぶん、念には念を押したほうがよろしい。

羽田第3ターミナルのゲート周辺の雰囲気には驚いた。イギリスのヒースロー空港ではないガトウィック空港の雰囲気のようだった。ガトウィック空港に入った途端、雰囲気はいつもアフリカだった。

つまり、海外のどの空港に共通に感じる臭いに満たされ、照明の暗さも既に海外の数ある空港並なのには驚いた。海外に出る前に既に海外だった。

機内へ乗り込む寸前、確実にスマホのモバイルネットワークのスイッチをOFFにし、機内モードにした。

羽田からイスタンブールまでの、どうしようもない13時間並の飛行時間の長さに心構えは必要だった。もちろん通路側の席をとったが、満席に近いような状態に驚いた。コードシェア便が普及している現況が原因だとあとから気がついた。

往きの食事の変な食事のコンビネーションにはまいった。和洋折衷はいいのだが、見知らぬ国のレシピだけで作った創作料理に近い機内食はいただけない。
実際、イスターブールからベルリン、帰りのベルリン、イスタンブール、羽田までの機内食は、そこそこ美味しかった。

2019年に完成したらしいイスタンブール空港にの巨大さには驚いた。

延々と歩かされて、国際線乗り換えの客と、イスターブール空港から出入りする乗客とごちゃ混ぜされ、再度セキュリティーチャックされ、出発ロビーフロアーへ移動させられるのである。

かつてのマイアミ空港やダラス・フォートワース空港の移動距離のしんどさを久しぶりに思い出した。

あの地域のハブ空港を狙ったのが見え見えである。

到着午前6時なのに、出発ロビーは人だらけである。

天井の高さ、店の多さに呆れ返る。正直好きになれない。無料Wifi には、人の列があり面倒くさそうで諦めた。

5年ぶりのベルリンだった。以前はほぼ市内にあるテーゲル空港だった。今はやっと近年オープンしたブランデンブルグ空港。

パスポートコントロールも全くの質問無しでOK。5年前、EU内への最初の空港ヘルシンキで不愉快な思いをしたが、拍子抜けするくらいだった。

家族が迎えに来てくれた。ターミナル1の正面の地上階に出て一休み。
朝10時、空気は乾燥しほぼ札幌と変わらない。

その建物の直線の具合と長さ、全てがドイツ、ドイツしている。

天井が異常に高い地下の鉄道。何もかも広いし高い。

ノンストップで止まらずベルリン師ないFEXに乗り、ベルリン市内へ向かった。
夜に到着した5年前とは違い、何もかも明るい日差し。
時差ボケはあるが気分がいい。

やっと旅が始まった。 その2に続く。

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