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自分で自分を評価しすぎないこと。

研修らしい研修を終え、実践に移ってきたお仕事。
初っ端から躓いた。「初めから分かる人なんていない」「最初は出来なくて当然」という言葉には納得がいくのだけれど、自分の中に落とし込めないでいた。出来ない自分には呆れるし、出来る人と比べてしまうし。

成果で評価される世界だから、数字を出さなきゃというプレッシャーがある。その数値化された成果だけで見ると、周りの同期に遅れをとった。それこそ最初なのだから気にしなくていいことなのかもしれない。だけど、そこでしか比べられない分、気にしてしまうのも当然なわけで。

その日は帰ってからちょいと凹んだ。教わったことに対する理解力の無さ、何かと恐れて効率よく作業できなかったこと、暫くは周りに迷惑をかけるであろうこと、同期に置いていかれること。たくさん気にかかって、焦って、ちょっぴり心がしんどかった。少しでも遅れを取り戻すために、自分で調べられることは自宅で勉強した。気がついたら深夜1時半を迎えていた。


翌日。ふとある研修内容を思い出した。
それが、「自分で自分を評価しないこと」。自分がこの仕事に向いていないかとか、上手くいかないとかー。
それは会社や上司が評価することだから、相談してくださいということ。自分がやるべきことも、自己判断せずに分からなければ尋ねるようにと。

それを思い出したら、少し気持ちに変化があった。
そういえば、まだ上司に何か評価を受けたわけじゃないなと。遅れをとっているからどうだとか、この業績じゃダメだとか。だから、無駄に自分で自分をダメだと思い込むのはやめようと思えた。
聞いたことといえば、分からないことを分からないままにして進まないようにということと、初めは大変やけど慣れるから大丈夫ということ。今すべきことは、くよくよ凹むことじゃなくて、分からないことをちゃんと聞いて解決していくこと。

私にとっては、質問することって結構勇気が要る。こんなことも分からないのかと思われる可能性もあるし、質問している間は相手の時間を削ってしまう申し訳なさを感じるから。でも、それをしてくださいと言われているのだから、今は躊躇しすぎずそうしようと思う。

こうして思考回路が変わって、気持ちが少しばかり楽になった。実際数字で見て周りと差がついたことは事実だけど、それがどう評価されているのかはまだ知ったことではない。自分では周りに迷惑をかけていると思い込んでいたけれど、先輩たちがそう感じていると聞いたわけでもない。だから、ちゃんと自分に対する評価を聞いてから判断しなきゃなと。

何が足りないかを自己分析したり、反省したり、どうすべきか考えたりすることは大切だけれど、不必要に自己評価して気分を凹ますこととは分けなければいけない。そんなふうに思った。


社会人生活12日目の記録。
ここからどんなふうに変わっていくのだろうね。

明日もぼちぼちやっていこう。



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