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「ピアボーナス®Unipos」導入しました

弊社というか、うちの組織でも、遅ればせながら10月1日からUnipos(ユニポス)が導入されました。


初めて私がUniposを知ったのはリリースされてすぐの2017年だったと思います。当初から導入されている企業はもうカルチャーとして根付いていますよね、きっと。

4年越しの導入なのですが、1ヶ月運用してみて、やはり「めちゃいいですよ!なんて素敵なプロダクトなんだ!!」という感じです。もしかしたらサービス知らない方がいるかも知れないのでこの後ご説明します。


※「ピアボーナス」はUnipos株式会社の商標または登録商標です。


サービス名がUniposでFringe81さんが新規事業として提供されていたのですが、Fringe81さんは2021年10月1日、Unipos(ユニポス)と社名をサービス名に変えました。

そして、2022年3月までに、祖業でもあり売上高の7割を占める広告事業から完全に撤退し、この社員同士がボーナスを与え合うピアボーナス®事業「Unipos」へとリソースを集中されます。

発表時には驚きましたが、それだけ「この事業なんだ!」ということですよね。21年6月にSansanと日本政策投資銀行から総額38億円を調達していて、いずれSansanのグループ会社になる予定だそうです。
SaaS同士で相性が良いというか、Sansanさんの取引先へ提案もできるし、逆もしかりですよね。

ユニポス、「不可逆の時代」に新章を歩む



インタビューも10月直前にはいくつも出ていたのでほとんどの方がご存知だと思います。


ではプロダクト/サービスをUniposさんの決算説明会で事業説明に使われていた資料を元に簡説明をします。

※資料は左上→右上→左下→右下の順で①~④とさせてください。

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Uniposはピアボーナス®というカテゴリのサービスです。ピアボーナス®は英語のPeer Bonusを訳したもので社員同士で特別手当を送り合う制度のことです。社員間のコミュニケーションを活発化し、心理的安全性を高める効果があるといわれています。

※「ピアボーナス」はUnipos株式会社の商標または登録商標です。

「感情報酬を社会基盤に」ってめっちゃ素敵ですよね。
人にはSNSの匿名投稿のような側面もあったりするのでプラスの感情の取り組みやサービスにとても安心するし、楽しくなりますね。


ボーナスという観点では従来のインセンティブ制や成果給制とは異なる「第3の給与」としても活用することが可能だそうです。

従来のインセンティブ制度では、新規契約獲得や売上を多く上げた場合など、業績に直接影響を与えるような成果が評価されがちでした。
しかし、社員はそれぞれ数字として表れない部分でも企業に貢献しています。この「目に見えない貢献」の評価に利用できるのがピアボーナス®だと考えているそうです。

※資料は左上→右上→左下→右下の順で①~④とさせてください。

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社員同士がピアボーナス®として感謝を送り合うことで、社員のモチベーションを高めるとともに日々の頑張りが可視化され、会社側が社員の貢献度合いを把握できるようになります。

1、称賛が習慣化する
2、貢献が見える/活かせる
3、組織風土が変わる

良い流れですよね。中には、前のめりに取り組める人もいれば、そうでない人もいると思うので、自分のペースで、感謝を伝えたい時にありのまま書けばいいんだと思います。


御多分に洩れず、スマートフォンアプリや、Slack、ChatWork、Microsoft Teamsなどのチャットツールからも使えるため、いつでも、すぐにポイントを送れます。忙しくても手軽に利用できます。

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※資料は左上→右上→左下→右下の順で①~④とさせてください。

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①のようにピアボーナス®のやり取りしている本人達以外も全員から送ったメッセージを閲覧できて、誰かへのメッセージに共感したときは、「拍手」でメッセージを送った人にもポイント送ることができます。Unipos内で共感が広がって他のメンバー達もプラスの感情に巻き込んでいく仕組みがあるのが良いですよね。


Uniposの導入企業数は2021年4月に500社突破のプレスを拝見しました、手元の資料でも540社になっているのでそろそろ600社に到達しそうですね。

リリース当初から利用しているITベンチャーの皆さんも引き続き利用されているそうです。(メルカリやマイナビ、DeNA、マネーフォワード、Sansanなど)

これまたすごいのが継続率が99%という記事を拝見しました。今のところ辞める理由は見つからないですね。辞めた理由を逆に知りたいです。

我々も始まったばかりでみんな盛り上がっていると思うので、時間が経過する中でカルチャーにしていけるのか、また半年とか1年のタイミングで仕掛けを考えたり、作ったりのようなことをUniposさんサポートであったりするのかな。

毎週各自400ポイント付与され1週間利用していくのですが使うペースを誤ると木曜で0になったり、金曜なのに全然減っていなかったり、試行錯誤もプラスの感情で過ごせてます。


最後になりますが、ちなみにですが
米GoogleがPeer Bonusを初めて導入したと書かれているウェブもあるのですが、本当は、Googleが導入することになり全米や世界に知られたが正しいですかね。

正しい言い回しとしては、広く知られるようになったのは、「Googleが採用していたから」だと言えます。
もちろんそれ以前にGoogleは心理的安全性の高さがチームのパフォーマンスに好影響を及ぼすことは理解していました。Peer Bonus導入前からね。


■ラスベガスで開催された世界最大級のHRカンファレンス2017にて、
「Discovering the Next Great HR Technology Company」というビジネスコンペティションのセッションがあり、


カリフォルニアに拠点がある2013年に設立したスタートアップBlueboardという企業が優勝しました。

Blueboardは、「報酬プラットフォーム」サービスを展開しており、
「Points-Based Rewards Systems(=ポイント制ピアボーナス)」に関する記事を公開しています。

ということで早朝から頑張って書いてみました。

良い週末を!!


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