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【スタッフ紹介#02】産学イノベーション推進部門・島崎産学官連携リサーチ・コーディネーター

みなさん、こんにちは!新潟大学社会連携課です。

わたしたちが社会連携推進機構のスタッフをご紹介します!
第2弾は産学イノベーション推進部門の島崎産学官連携リサーチ・コーディネーター(*)にインタビューしました!

(*)産学官連携リサーチ・コーディネーター:産学連携イノベーション推進部門のうち、産学官連携活動に関する業務を担当する教職員


Q1.お名前、所属を教えてください。

島崎 義之(しまざき よしゆき)です。

所属は産学イノベーション推進部門です。産学官連携リサーチ・コーディネーター(以下、コーディネーター)として、主に工学分野を担当しています。普段は五十嵐キャンパスの社会連携推進機構オフィスで勤務しています。


Q2.経歴を教えてください。

職務経験として最初の仕事は、東京の理化学実験機器を製作する会社で、機器の設計開発を担当していました。家庭の都合で退職し、妻の実家がある新潟に初めて来ました。

車が好きだったので、自動車に関する仕事をしてみたいと思い、日本精機株式会社(以下、日本精機)に入社しました。当時の主な仕事は、車載用センサの研究開発でした。打ち合わせのために何度もクルマメーカーへ足を運ぶなど、充実した開発業務を担当させていただきました。

そして、定年退職後、2022年に社会連携推進機構に入職し、今年の7月で丸2年になります。

思い出のエピソードを交えながらとても楽しく話してくれました。


Q3.新潟大学に入ったきっかけを教えてください。

より多くの企業に、大学との共同研究で得られる意義や成果を知ってもらいたいと思ったことがきっかけです。

日本精機在職中に、新潟大学で2年間、企業研究員として共同研究を行いました。同時に修士の学位も取得したので、その時はとても大変でしたが、今思うと、とても充実した日々を送ることができました。

この経験で、大学と企業との共同研究がどのようなものかが分かり、多くの企業の方々にも、大学との共同研究をおこなって欲しいと考え、母校の新潟大学でコーディネーターとして働きたいと思いました。


Q4.現在はどのような業務をしていますか?

主に、企業と大学・研究者とを、共同研究につなぐ仕事をしています。
たとえば、企業等からの技術相談を受け、該当しそうな研究者の紹介や、企業への研究シーズの紹介、産学連携のマッチングイベントへの出展など、新たな共同研究の獲得につなげる活動をしています。

企業からの相談内容に違和感が無く、問題も見当たら無ければ、そのまま研究者につなぐこともあります。しかし、不明点や確認が必要な相談については、ミスマッチを防ぐためにも、企業の開発者とのヒアリングを重ね、課題や問題点を整理した上で、相談案件に最適な研究者を紹介するようにしています。

十分なコミュニケーションがおこなわれることで、お互いにメリットのある共同研究に発展すると考えています。

打合せをしている島崎コーディネーター(写真中央)


Q5.仕事のやりがいなどを教えてください。

大学の研究シーズを企業に提案し、企業のニーズと合致して共同研究につながった時です。
紹介した研究シーズについて、企業の開発者と大学の研究者が、ミーティングで盛り上がって技術談義をおこなっている様子を見たときは、つないでよかったと安堵するとともに、とてもやりがいを感じます。

相談に対しては「つながる研究(*)」に掲載されている研究者を紹介するのですが、マッチングしそうな研究者が掲載されていなかった場合は、自分で学内の研究者を探して紹介することもあります。
研究者から快く引き受けていただき、実際に共同研究につながった時も、コーディネーターとしてとてもやりがいを感じました。

(*)つながる研究:社会連携推進機構がホームページと冊子で紹介している新潟大学の技術シーズ集 


Q6.これから挑戦したいことを教えてください。

これまでは、展示会の参加企業や産学連携協力会(*)の登録企業から相談を受けるなど、どちらかと言えば受け身の業務スタイルでした。まだ、共同研究につながる相談数が少ないと感じています。今後は、大学の研究シーズを元に企業に積極的にアプローチをする【攻めの営業】により、マッチング数を増加させ、新たな共同研究を獲得したいと思います。

そのためには、今まで以上に研究者の研究内容を熟知し、どのような企業とのマッチングをおこなえばよいか、戦略を立てることが必要だと考えています。

いずれは、自分が係わる共同研究が、地元企業が抱えている課題を解決するにとどまらず、新潟発の技術として世界中で活躍することを夢見ています。

昨年度出展した展示会での様子

あとがき

学内外の情報収集を積極的に行い、案件1つ1つに対し、いつも丁寧に対応されている島崎コーディネーター。展示会でも、来場者との個別相談や情報交換を活発に行っています。
今年も様々な展示会に参加予定ですので、新たな営業スタイルで皆さんとお話できることを楽しみにしています!

わたしたちは地域と大学の窓口として、これからもみなさんとのつながりを増やしていきたいと思っています。当機構の取組に興味のある方、ぜひ一度お話しましょう!

お問い合わせ先:onestop@adm.niigata-u.ac.jp


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