【留学日記】ゾウさんゾウさん、お鼻がセクシーなのね
2月17日(土)
昨晩はマッサージスクール日本人クラスの打ち上げがあり、わたしの住むホテルの真裏にあるナイトマーケットで盛大にビール&ビール(計2リットル)した。
「エンゾ」という名前はタイムリーもタイムリー。M-1グランプリ2023決勝で、さや香1本目にして予選1位となった「ブラジルからの留学生」ネタを思い出してひとり大興奮。
その旨をInstagramのストーリーズにあげたら、関西人女子から「ご縁があるぞのエンゾ!!」とメッセがくる。そうそうそれそれ。エンゾはもはやお笑いファン界隈の共通言語。
と、油断しているところにエンゾから「Mutsumi, ジュテーム」の囁きパフォーマンスが入って膝から崩れ落ちる。ジュテームはタンパク質・脂質・糖質と合わせて4大栄養素にしたほうがいい。
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そんな楽しい夜を経て、計2リットルのビールを摂取して若干の二日酔いを抱えた翌朝。
コインランドリーで洗濯して、家でおでかけの準備をしながらラジオ番組「カベポスターのヤングタウン」を聴く。
いつも通り作業のかたわら楽しく拝聴していたら、いきなり浜田さんがマンガ『キングダム』に関する絶対に言っちゃだめなタイプのネタバレをかまして膝から崩れ落ちる。
こちとら未だ40巻。ようやく呂不韋戦に決着がついたところだってのに、まさかの「69巻で〇〇が△△になる」ですってよ。ネタバレが犯罪なら終身刑レベルの超大罪。大好きなカベポを初めて恨みつつ泣きながら家を出る。
旧市街地から少し離れたセブンイレブンにて、クラスメイトのちほさんと合流。
今日はちほさんのお誘いで、山の上にあるゾウさんカフェ「Elefin Farm & Cafe」に行く🐘
タイでは日々それはそれはもう大量のゾウさんグッズと出会う。
ゾウさんポーチ、ゾウさんTシャツ、ゾウさんタイパンツなど、わたしのスーツケースにもどんどんゾウさんグッズが収まっていき、同時にゾウさんへの愛しさも募っていく。
だから、めちゃめちゃ興奮した。
みて!!!
ゾウさんHUG!!!!
隣に立ったわたしの体にぐるりと鼻を巻きつけ、おまけにギュッと力を込めるゾウさん。
信じられるか? これ無課金なんだぜ……?
ついでにゾウさんの鼻シャワーも浴びる。見てよわたしの「ハワワ💛」な表情。ふつうに考えるとぶっかけ鼻水だけど、ゾウさんの鼻から出るならそれはもう聖水なのよ。
100バーツでバナナ&さとうきびの餌セットをバスケット買い、いざゾウさんの餌やりへ。
ゾウさんってば、餌のにおいを嗅ぎ付けたらすぐ鼻をグイグイ伸ばして、わたしのバスケットをごろんとひっくり返して力づくでドカ食いしちゃうの。もうワイルドなんだから🥺💓
ゾウさんと戯れつつ、カフェではちほさんとまったりタイム。
1週間分&昨晩の飲み会の疲れがまったく取れていない状態でのこの日、自然いっぱいな山上の景色にうっとりしながら互いに遠慮なく放心する。
出会ったばかりなのに隣で気を抜ける存在、大人になると余計にありがたみが沁みる。変な虫がいたら一緒に観察してくれるのもどストライク。
おいしいコーヒーやスムージーを飲み、自然に癒され、どこを切り取っても美しい景色で撮影会しまくり、ゾウさんともたくさんふれ合って大変幸福な土曜のお昼だった。
運転手さんと約束した2時間で切り上げ、恋バナや爆睡するうちにチェンマイ中心部まで戻ってきた。ナイトマーケットが開催されるメーカー運河で降ろしてもらう。
朝からパンとプロテインしか摂取していなかったので、お腹がすいて適当なローカル食堂で夕方にごはん休憩。
夜はちほさんとメーカー運河のマーケットを見る予定だったけど、お互いぐったりしていたので一旦別れてそれぞれ近場のマッサージ屋さんで回復時間。
わたしは90分のタイ古式マッサージを受けるも、早い段階からガチで寝落ちしてしまい、気づけば最後の座位まで終わっていて悲しい。たぶん気持ちよかったと思う。
そして、18時頃にちほさんと再会。ナイトマーケットに突入した。
北海道の小樽運河をイメージして再開発されたらしいメーカー運河。夜になると川べりのお店に明かりが灯り、美しい景観のマーケット空間が現れる。
ぶらぶらとナイトマーケットを見終わり、ターペー門まで歩いてちほさんとお別れ。
時と場合によるけど、自分から短時間で人と距離をつめるのが苦手ゆえに休日ぶらぶらぼっちになりがちな民なので、ちほさんのようにフットワーク軽く「今度ここ行こう!」と声をかけてくれる存在はとてもありがたくて眩しい。おかげで本当に楽しい1日となった。
気持ちのいい疲労感でホテルにたどり着き、すぐにベッドに倒れ込み、目をつぶって開けたら23時半。3時間ほど気絶していたらしい。
本当は溜めに溜めてる留学日記を書きたかったけどもう限界、シャワーだけがんばってアラームをかけずに完全就寝。明日は近場でダラダラ過ごすと決めている。
読んでくださってありがとうございます◎