戦闘的、あまりに戦闘的

140字にはまとまらなかったが、かといってnoteに書くには短めのメモ。

※芥川龍之介地獄変、旧約聖書、MCU、ベルセルク等のさらっとネタバレがあることをご承知おきください。


古典翻案を得意とした芥川龍之介の元ネタをいちいち把握しているわけではないのだが、旧約聖書の中のエフタが実の娘を神への捧げものに出すエピソード、地獄変っぽい。

エフタという男が「アンモン人との戦いに勝利したら、神に身内を捧げる」という約束をして、実際戦闘に勝利した結果、約束を果たしたという話が旧約聖書にある。


いちおう芥川の地獄変は宇治拾遺物語の『絵仏師良秀』からヒントを得て書かれているけれども、何も元ネタが一つってこともないだろう。芥川龍之介はキリスト教をテーマにした話もいろいろ書いているのだから、エフタの請願についても知ってて不思議はない。

そんなことを以下のブログを読んでて思った。どんなもんかと読んでみたが、タイトルにそぐわぬ戦闘的なスタイルでひたすら喧嘩腰ながら、なかなか興味深い内容だった。

【難しいお話】キリスト教に喧嘩を売ってみようVol.8 「アニミズム(animism)から発祥したYHWH」その1 | Anti-Christianのバイブル研究 - 楽天ブログ
https://plaza.rakuten.co.jp/atheistsho/diary/201308030010/?scid=wi_blg_amp_diary_next


生贄の儀式についてベルセルクやMCUにも似たエピソードがあるけど、創作あるあるネタといえばそうなんだろう。すぐ浮かばないが他の神話やら何やらでもあったような、なかったような。

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