映画 ジョーカー

やっぱり精神科に未練があるのか
ストーリーとかなにも知らず、
ただの怖いお話だと感じていたけど。
精神科にまつわるお話だと伺い、観ることにした

レイトショーで観た直後
日付も変わり、車通りが少なくなった寒空にて
小躍りでもしたくなった
もしくはブランコに乗りたかった。立ち漕ぎで。
でも良い感じの、人通りが少なく、薄暗く、
そして古ぼけたスポットライトのような電灯がなかったから諦めた
…いや、本当は小躍りやブランコに乗る勇気など持ち合わせていなかっただけだけど
でも、やりたくなったのは事実

爽快だったのかな
これは正常な感情なのかな
いや、こんな感情になるのはいけない事だろう
でも私は、こういうお話大好き!

主人公のようなハードさはないが、
共感する部分は多かったような気がした
他者からの批判。
人格などについては特にきついよな
昔から私には何を言っても良い人間と扱われてきた
最近、私自身が鬱になったり、退職したきっかけもそうだったよ
今までの私は、道化師になろうとしてた
だが、なりきれなかった
限界がきた
どこかで我慢は途切れるものだ。
無理をすべきではないと、今は理解できる

精神疾患を取り扱ったという点では
閉鎖病棟よりは、面白い。
が、こちらも犯罪をしているから。
精神患者イコール犯罪者と決めつけないでほしい

あと、こちらも。
人は独りでは生きていけない
ということを感じさせられた

あと、社会資源は必要だ
現代は様々なサービスがある
だが知っている人は少ないし
全員がサービスに繋がれるわけではないし
良いパートナーに出会えるかも微妙だろう
現代で、私ができることはなんなのだろうか

今までの私は、相手の気持ちや物事の通りを喋らずとも理解したつもりでいた
だが、今はこれっぽっちも分からない
それが正常だ
相手の感情等を、こちらが勝手に決めつけることは出来ない
相手の感情は相手のもの
課題の分離
何事においても対話は必要だ
大切にしていきたい

よく知らなかったが、どこかのレビューにて。
バットマンのストーリーに繋がるとか読んだ
ちょっと気になってしまった
それくらい引き込まれた良い映画だった

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