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恥の(まあまあ)多い生涯を送って来ました。

太宰様。
お言葉、お借りしました。

付け加えれば、怒鳴られることの多い人生でもございました。
就職した最初の女上司から始まり、昨今は妙齢過ぎ去った熟年あたりの女性からの怒号。
普通の人間ならば耐えられないような怒号を喰らったものです。
これは、相手方から見たら大いに私が「失敗した」ことに対しての
ご意見・腹いせといったものでしょうか。

こんなことがあっても大丈夫。
全くもって元気に生きております。


「悩みがあったら歴史から教えてもらえ」
座右の銘です。

ただ、時代劇の中の立派な方々は、全く失敗しないので
そこから学ぶものはあまりない。
歴史の繰り返しのサイクルから学ぶことが多いわけです。
大衆はどう動いたか、マスコミというのはどう動いたか、
日本はどんなふうに動いたのか・・・。

今回の大河ドラマ「どうする家康」は、そんな私にとっても勇気をいただけるもので、一瞬萎えたものの、「あずき」のあたりからかぶりつきで見るようになりました。
あまりスポットの当たらない方々へのまなざしは、とても深く、創作もあろうものの、家臣団やそのまわりの女性達は、あの世でとても喜ばれているのではないかと思います


「おとなのおはなし会」を初めて数年。
そして、その企画を行政に乗っけてから2年。

この期間。
実はそんなにたくさんの本を読んでいるわけではありません。
動画の波におされ、活字が遠のいていた日々です。
敢えておはなし会を置くことで、本を近くに寄せていました。

本のプレゼンをすることになり、たまたま見つけた本がこれです。

成功とか失敗とかさ!

「失敗しなさい」とかさ!

「成功したかったら」とかさ!

そういう考えは弱いなと思うのです。
すべては「現象」。

その現象に対して、くやしい、悲しい、しまった、やっちまった
という感情はもちろん発生し、動きます。
ただ、すべてのことは起きるべくして起きること。
起きた後どうするか。
わたしが歴史から学びたいのはそこです。

歴史に残る方々だって、みんなしくじっている。
私たちはその流れの上に乗って生きている。

明日もわたしはしくじる。
それでも確実に、笑っている。
そう決めている。
来年も笑ってる。
そう決めている。




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