練習の段階から自身の限界をストレッチする

※上記の本を参照


世界で活躍できる人間になるには「最低でも」1万時間が必要

認知心理学者のアンダース・エリクソンは長年にわたって、世界で活躍するエキスパート達のスキルの習得方法を研究してきた。
あるドイツの音楽学校で最も優秀なヴァイオリニスト達は最上級レベルの演奏技巧を習得するまでに10年以上、延約1万時間かけていた。
もちろん単純に1万時間かければ誰でも到達できる訳ではない。ただ、最低でも10年は取り組む必要があることは間違いない。


エキスパートはこの3つの流れで練習する


①ある一点に的を絞りストレッチ目標を設定する。練習のたびにあえて少し厳しい目標を自分に課す。競泳選手の場合100m10本、1分15秒でやれと言われ、翌日も同じ目標を提示されたなら自分の中の目標は1分14秒にするなど。

②集中して努力を惜しまずストレッチ目標の達成を目指す。多くのエキスパートは影で努力する。一人で練習する時間が多いほどスキルの上達は早い。練習後は改善点のフィードバックを求める。必ず復習する。

③改善点がわかったなら、うまくできるまで何度も繰り返し練習する

意図的に自身の弱点を見つけ、改善に努める姿勢が重要。


単にダラダラ時間を費やす練習ではなく意図的な練習が成果につながる。
自分の能力の限界に挑み、極度に集中して訓練を行う。世界で活躍している選手たちにとっても意図的な練習ができるのは1時間で、どんなに頑張っても1日に3〜5時間が限界だという。


フローに入れば努力は必要ないのか?


やり抜く力の強い人は普通の人よりも「意図的な練習」を多く行い、フロー体験も多い。
だが、その真相はまだ解明されていない。
「フロー」の状態には入ろうと思って入れるものではなく、意図的に自分の限界を超えるような厳しい練習を幾度も繰り返し続けた結果、ふとした瞬間に、意図しないところで無意識に自身におとずれるということだけだ。



本日はここまで

◎今日の呟き
前回までのnoteの記事の中で、フローを利用して仕事をこなす為に仕事を細分化する方法を載せました。
あの情報はまた別の本に書かれていた情報だったのですが、本書に書かれているフローとはまた違う意味をさしてるように思えますね。
前回noteに載せたフローはどっちかというと「苦痛を感じにくく楽しく、ただ向上心を持って取り組めるタスク」に取り組むときに、フローに入れることを期待してその作業の時間を十分に確保した方が良いと言った内容でした。
英語翻訳されたのが本書なのでちょっとニュアンスが違うように思います。
どちらの「フロー」にも共通しているのは苦痛に感じず取り組めている部分ですので、完全に違うとも言い切れませんが、本書のフローは無我の境地って感じですね。
まあ、細かいことはどうでもいいか。
その道のプロになる為には1万時間が必要とはよく言われることですね。
ただ、1万時間単に取り組めばプロになれるという訳ではないようです。練習のたびに以前の自分の結果より少し背伸びしてみる。
良いところばかり見ずに欠点に目をやって改善に努める。メンタルも強くないと無理そうですね。
基礎体力も同様ですね。
アラフォーになって日々身体が疲れやすくなってる方!1日一食なら食べ物の消化にエネルギー取られなくなるので、体力的にもメンタル的にも余裕が生まれますよ〜おすすめです(笑)!




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