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ミニマリズムが余裕をくれる


(※写真は私の部屋を一角から撮影したもの。机は自作したスタンディングデスクで、椅子もそれなりに高さがあるので天井が低く見えますが2m40ほどはあります。)


私はミニマリズムを取り入れ

本当に必要な物や行動以外を捨てたことで

新しい習慣や、本当に大切にしたい

手元に置いておくべき物を再認識し不要な物を捨てることができた

お陰で今では心も身体も軽く

色んなことに挑戦したいと思えるようになった

1日は24時間

私は自分が特別、頭が良い人間だとは思わない

そんな凡庸な人間が

不要な行動や物への執着に+αして

新しい習慣や物を取り込めるはずは無かった

(※以下は佐々木典士さん著書の「僕たちにもうモノは必要ない」を参照し記載)

2014年のデータだが1日に
YouTubeは306時間アップロードされ、
Twitterでは43万回ツイート
Apple Storeでは5万のアプリがダウンロードされてたらしい
これは6年前の話の為、今はさらに増えてるだろう

江戸時代に生きた人の1年分とも言われてる

人間のハードウェアは5万年前と変わらない(これは「脳を鍛えるには運動しかない」という本で同じようなことが述べられていた)のに

現代は情報が多すぎる

情報というのは自分が「情報」だと認識してないものも勝手に脳が情報として処理している

例えば視覚にうるさいものだ
原始の頃の人間の特性を考えればビビッドなカラーは危険な物の色になる為
否が応でも神経が働く

勿体ないからと、使わない物をずっと保管してしまう人(以前の私が、そうだった)がいるが

物で失敗したと思ったらすぐに捨てる必要がある
いつまでも心のどこかで「失敗した」という考えとやりくりしていくことになる為

脳の処理能力がそちらにずっと奪われてしまうのだ


物を持ち続けることで本当にもったいないのは

その『物』に囚われて考えてしまう時間だ

なんとなく「捨てようかな」は
もう捨てる必要のある物

だからこそ物を選ぶ際には

『熱く人に語れるくらいの物なのか』

『本当に今必要な物なのか』

自分に問いかけた上で購入する必要がある


物の使い方の常識を疑うことで一つの物に対して多様性を見出せたりもする
(例えばカッターやハサミは万能なものが一つあれば充分であったりする)


幸せを感じられる土台には、時間的な豊かさが必要だ
(これは科学的に証明されている)

物が少なくなれば管理する物が少なくなり、家具が多ければ減らすことで宅内の導線がスムーズになり

ものを探す手間や、家事を行う上での時間の短縮にもつながる

管理する物の例えで言えばタオルの代わりに手拭いを使うのも良い

そうすればすぐ洗えて衛生的で、すぐに洗うことができ速乾性もある為、使い回しも利く

そうやって作業の簡略化、自動化、パターン化

多様性のあるものの採用を、やっていくと

時間に余裕が産まれてくる


掃除をする事は自分を磨く事とよく言われるがあれはその意味の通り

結局は掃除をしなかった自分に囚われることになるからだ

物が多過ぎることで隅々まで掃除の行き届いてない方もいるのではないだろうか

物が減れば掃除もたやすくなる

何をやるかではなく「何をやらないか」
やらないようにするには何を減らすべきか

何を残すのかではなく「何が必要ないのか」何があれば充分なのか

情報も物にあたる
必要のない情報ばかり受けていると情報メタボになる

要するに頭にもフィルターをかける必要がある


私の場合

ふかふかのベッドを捨てる時が一番躊躇したが

『慣れてしまえば床の上で寝ようがベッドで寝ようが疲労回復度は大して変わらない』

という事実を知って今は木の板の上で寝ている

はじめは確かに寝苦しかったが

今では何ともない

ウッカリ口を滑らせて話をしてしまったものだから

1日一食である事も相まって

職場では「仙人」や「修行僧」と言われたりするようになった

『木の板』は極端な例だが、何か物事がうまく行かない状況にある方は手始めに何でも良いから

必須でない物を手放してみる

その捨てる行為にもホメオスタシス(恒常性)は働くから

始めが肝心だ

一先ず1年使ってないものは物を思い切って捨てる事をオススメする

他、捨てるテクニックに関しては

こんまりさんや、ミニマリストで有名な方の本に細かく説明されているので

対価を支払って本を購入し、参考とすることで自分の力にできるだろう


使わないものなのに『勿体ないから』と

保管して放置してしまっていては

貴方の時間が『勿体ない』ことになってしまう

大事な物事を後回しにしてしまうのも同じ事だ

日常生活がどうもうまく行ってない方は

本当の無駄はどこにあるのか

先人のミニマリスト達を参考に考え直してみるのが良いかもしれない









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