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こんにちは。ぬくぬくママSUN'Sのかなちゃんこと中村香菜子です。

みなさんは一本下駄という下駄をしっていますか??

ふつうは下駄というと下駄を支える歯の部分が2本あるのですが、1本下駄には1本しか歯がありません。一本歯下駄は、古くは中国から伝わってきたといわれており、日本でも1000年以上の歴史があるそうです。山伏や僧侶などが山で修行のときに履いていたそうです。

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現代は、トレーニングなどにも用いられ、人気もあるそうです。

私は履いたことがないのですが、履いてみたいな~と思っています。

1本下駄を見ているとすべてのことは1本下駄なんだろうなと思うのです。

子育てもですが、自分の身体の調子も、気分も、周りとの関係性も、経済状況や社会情勢も、絶対一定ではありません。

少し前に行ったり、後ろに行ったり、「おっとっとっと」と、言いながら、ちゃんとまっすぐ立っていられるように、歩けるように、気をつけて力の具合を確かめながら一歩一歩進む必要があります。

うまくいっているときに、私たちはとてもうれしい気分になります。

でも、うまくいっているときは同じように継続はしないものです。

必ずうまくいかない時はやってきます。


でもまた明日もうまくいくように、微調整をしながらゆらゆらゆらゆらと、すべての物事はバランスを取りながら動いてると思います。

そしてその「ゆらゆら」は、1分の中にも、1時間の中にも、1日の中にも、1年の中にも、10年の中にも存在します。

どんなことも「無常」です。

それは私たちが「生きているから」だと思うのです。

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今日、うまくいかなかったことは、明日うまくいくかもしれないし、今日うまくいっていても、ずっとうまくいくとは限りません。

私は、喜んだり悲しんだり、喜怒哀楽が激しいほうです。うまくいくとめちゃめちゃよろこんでしまい、うまくいかないと、ズ~ンと沈んでしまいます。でも、うまくいっているときも、うまくいかないときも、本当は差はほとんどないのです。うれしい時に思い切り喜ぶのはいいことかもしれないですが、そこを忘れないようにしたいなと思っています。

そのことを忘れそうになった時は、一本下駄のことを思い出します。

「おっとっとっと」

私たちは、みんなそうやっていつもバランスを取りながら生きています。だから、つらいことがあっても、生きている限り、また大丈夫な日がやってくるということだと思うのです。

だから、大丈夫ってことです。




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