2024年第11週まとめ

2024年第11週(3/11〜3/17)のまとめです。


出来事など

  • アカデミー賞2024。オッペンハイマー7冠、邦画からはマイゴジに君たち

  • 春闘集中回答日(3/13)

  • 露大統領選(3/15〜17)

今年〜来年にかけて日本社会がインフレに慣れれるかが重要なんじゃないでしょうか。ガンガン値上げガンガン賃上げみたいなサイクルが回るとよいと思います。中小企業についてどうすればいいのかがわからないが……。個人加入の労組とかでいいとこが育てばいいと思うんだが、現状残念ながらセクトの魑魅魍魎が跋扈してますよね。
市場も利上げほぼほぼ織り込んだっぽいから、ゼロ金利解除はヌルっとできそうな雰囲気。

宇露戦争では前線では大きな動きはなし。
露大統領選前の静寂ということか。
NATO諸国の口先介入や、宇軍ドローンによる露領内空襲、宇側ロシア人部隊によるクルスク州への越境攻撃など、デモンストレーションが目立つ。
もうすぐ春の泥濘期ということで、現在の線でいったん膠着か。
終わらせ方がわからないが、NATO介入圧力をチラつかせつつ、米選挙シーズン前に停戦カチ取れないものかと西側市民として思う。

読んだものなど

吉本は詩人として出発してたんだなあと再認識。

女工やカフェ女給などマージナルな都市貧民に取材した初期短編を読む。
現代のバイトお悩み相談とかにも通づる職場のギスギスとかをダラダラせず端的に描写しててさすがだなあという感想。

再訪。基幹的主張は「1968年学生反乱は逆説的に勝利した——現代における自由の炸裂やポリコレの氾濫を見よ!」という感じ。
ただ、正当化のロジックが全然捕まえられなくて、色々な話題がバーっと紹介されて傍証の積み重ねにつぐ積み重ねみたいになっている。
なので、各論はそれぞれメッチャ面白いけれど、全体として主張のサポートに成功しているかはハテナって感じ。

各論でとくに面白かったところ:太宰のユダ問題と三島の山口健二。マル戦派経由の岩田危機論が二次ブントにとって決定的。68年時点でも各党派はプロレタリア本隊論だったけど反戦労働者のナッパ服の隊列をいざ目の当たりにして絓本人は異質さにビビってた。70年華青闘告発が先進国世界革命主義→ポリコレ的ワンイシュー政治への転回点として超重要。

経済史と日本思想史をくっつけたみたいな本のようだった。丸山とかに見られたようなクリティックの精神が、国立大学独法化とかに象徴される下部構造の面での変化とかで無理になったみたいなことが言われているのかな? というアタリつけ。

↑本文中に「思想史ではない」って明記してあるので、問題・対象・方法についての記載は木庭先生ご自身のものを各自ご確認ください。
全体的に緊張感の高い高密度な書きっぷりなので、斜め読みでは理解も適切な要約も無理……。

マンガなど

酔っぱらい盗賊、奴隷の少女を……

1話のガリガリっぷりはヘキに刺さる向きも多いのではないか。
個人的な好みについてはコメントを避けますが……。
ところで以下のものを連想した。

これの3巻の首輪を外すところがイヤすぎて忘れられない。

自分たちの王国まで建国しているのだが、ようやく9巻になって外交使節になるだかでわざとらしく首輪を外す。

このコミカライズはタイトル通りの道徳ゼロみたいなテンションが一貫していてすごい。ゲストヒロインの人魚を普通に迷惑がる? みたいな挿話が印象に残っている。

これ系の金字塔。

のあ先輩はともだち。

カワイイ……。
巻末作者コメント「のあ先輩は 最初は25歳の設定でしたが 編集さんの熱い要望により 27歳となりました…。 結果、よりかわいくなったのでは ないでしょうか…!」
ぞくぞくするね。

姫騎士は蛮族の嫁

妄想をかたちにできるひとは強いなあ。
ファンタジー世界のビジュは異世界おじさんに似てる? って思ってる。
というかタッチや色使いが似ているのかな?
どちらも好きです。

そういえばこれも首輪モノの一族かもしれない。

金装のヴェルメイユ

話タタミに入ってる?
ビジュのいいかわいいキャラとかっこいいキャラがでてくるマンガですけど、かっこいいキャラのシリアス譚がしばらく続いてて、あまりノリ切れていないです。

身辺雑記

お絵描きに対するスタンスを考え中。
とにかく顔をカワイく描けないとダメだ……。
ザクザク描きまくって修行だ、と思い、時間決めてアニメ塗りで一発描きの試みをしている。なかなか難しい……。

ジム通いは2回。
花粉きつい。
第12週の目標は、ジム通い3回とらくがき3枚以上。

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