number14

撮影した写真を加工する趣味を始めました。作品を発表するなんて大袈裟な言い方ではあります…

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撮影した写真を加工する趣味を始めました。作品を発表するなんて大袈裟な言い方ではありますが気に入って貰えればと思います。 ・映画の感想ノートを書いてます

最近の記事

映画の感想『ヒプノティック』

(ネタバレあります) 催眠=特殊能力の世界に入るのが強引すぎる。 序盤の催眠と子供が関係してることを受け入れるのが速すぎる。 時間は足りないけど上手い方法をもう少し考えてほしかった。 もしくはファイナルカットでカットされた? ミスリードは上手くできてるので脚本の構成は良い。 ただ催眠=超能力が発展しすぎ 催眠ってだけで魔法使いのような能力にしてしまうのは誇大すぎる もっと地味にトリガーが必須とかもっと現実的な設定要素がほしい 主役が周りの環境に気づいて見せるので

    • 映画の感想『コヴェナント』

      (ネタバレあります) 実話はイジれない 何度も書いてるけどこれも実話なんでイジれない ガイリッチーなら構成を逆転させて、元相棒をタリバンから救う方にボリュームを割いて面白おかしく撮る内容ができたはず そっちが見たい。 これはこれで実話なんで丁寧に獲ってて相棒とのタリバンから逃げるのがメインになってるけどほんと見終わって 構成逆にしてほしかったと思う。 あと、ジェイクギレンホールは若いころから見てるけどほんと超一級の俳優になった。素晴らしい演技だった。 相棒のダー

      • 映画の感想『ザ・フラッシュ』

        (ネタバレあります) キャラクターもの映画の降板するキャスト変更をどうやって上手くやれるか この手があったかとひざを叩いた。 強敵を倒すというキャラではないからこの手法も良く合ってる。 マーベルも手本にしていい構成だった。 タイムパラドックスの整合性うんぬんの議論は必要ない。 ヒーロー映画なんだから。 ただこの映画で一番記憶に残ったのはガルガドットがめちゃくちゃかわいい 美人すぎる。 顔面シーンが2カットあるけど2カット見て美人だと思う。 これを超えることは無か

        • 映画ドラマの感想『デッドロック 〜女刑事の事件簿(Deadloch)』

          (ネタバレあります予告編動画) 素晴らしい ミステリーとして一級品だった。 LGBTネタを扱う作品が欧米で増え始めてるが正直、思想の押し付けや説教をするモノが多々あり途中で見てられない作品もあるがこれは違う。 主要キャストや住人全体から発せられる強烈な下ネタとブラックジョークが押し付けや説教を上手く緩和してる。この手法は素晴らしい。 嫌味や臭味をほぼ感じなかった。 上質に調理された魚料理のようだ。 ミステリーも素晴らしい、視聴者を上手くミスリードするギミックも効い

        映画の感想『ヒプノティック』

          映画の感想『タイラー・レイク -命の奪還-2』

          (ネタバレあります) 物語の舞台が個人的に注目してた東欧のジョージョアというのが良い この辺りは一定の金やら権力やら握ればなんでも無理が通用する国として アクション映画の舞台に最適と思っていた。 「制作:ルッソ兄弟」これはもはや面白い映画を保証するブランド この作品のテーマは人質奪還なのでパート1では街そのもから脱出するのが素晴らしい出来だった 今回序盤の刑務所は面白かったが途中でインターバルがある。 一息ついてしまうと流れも落ち着いてしまうのが残念 敵が一国を支

          映画の感想『タイラー・レイク -命の奪還-2』

          映画の感想『刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン』

          (ネタバレあります) 素晴らしい 犯人役が素晴らしい 主人公より強く賢く狡猾で大胆 主役より強くてもご都合主義で凡ミスしてやられる悪役が多いなか 素晴らしい悪役像だった 特に序盤に出てくる誘拐した被害者数人を吊るして被害者家族を呼びつける見せ方はすごくよい(誤解されそうな表現) 2023年の最新の悪役として素晴らしい出来だった。 日ごろから常々思ってるあらゆる物語の悪役は主人公より強くかっこ良くてはならない。そして最も悪い行為をしなければならい じゃないと倒しが

          映画の感想『刑事ジョン・ルーサー: フォールン・サン』

          映画の感想『犯罪都市』『犯罪都市 THE ROUNDUP』

          (ネタバレあります) マドンソクがとにかくいい 韓流にはまったく興味がないが細身イケメンより太めのおじさんに惹かれる。 踊る大捜査線みを感じた作品。 まず思ったのが銃があまり出てこない。 韓国は中国や北朝鮮やロシアと接してるので銃は割と簡単に手に入って銃撃戦も身近なんじゃないかと思ってたが現実はそうでもなかった。 それが特に良い。 パート1でこらしめた悪人がパート2でもキーマンのように出てくるのは面白いしベトナムから舞台を移して韓国で暴れるのも良い。 良い意味で

          映画の感想『犯罪都市』『犯罪都市 THE ROUNDUP』

          映画の感想『マーベルズ』

          (ネタバレあります) 昂らない(たかぶらない) この映画のシンプルかつ的確な回答だと思う。 ヒーロー映画には見ているものを昂らせる要素が必要だ。 それは大儀だったり復讐だったり どうしようもない困難や問題に全解決ではないけども少なくとも前進めることができる成果だったりする。 応援しているスポーツチームが勝つことも似てるかもしれない。 そういう昂りが無いというか 昂りは積み上げて作るものだがそれを自ら崩して台無しにしてる コメディ的要素は必要だが入れるタイミングと内容を

          映画の感想『マーベルズ』

          映画ドラマの感想『THE LAST OF US(ザラストオブアス)』

          (ネタバレあります) プレイはしてないが狩野英孝さんのゲーム実況などなんども見るほどハマったゲーム作品。見るだけで充分面白しろい。 本編の中で2人がただ会話して歩いてるだけのシーンの背景や足元の美術に相当のお金がかかってる大変さが伝わる。 ほぼ全ての内容を知ったうえで見てるので初見評価ができないのは無念。 後半、回想多くない?予算の問題か 見終わってどうも物足りなさを感じて考えてみたが ゾンビモノでトップを走るウォーキングデッドと比較してこの作品が秀でてるのは ・走

          映画ドラマの感想『THE LAST OF US(ザラストオブアス)』

          映画の感想『アントマン&ワスプ︓クアントマニア』

          (ネタバレあります) アントマンの世界観や設定は量子力学という一般的な人には馴染みが無いテーマで制作していのでそのへんは面白い。理系でそっち系の人生に歩んでる人には身近だろうが大衆的には程遠い 他では見たことないキャラクターやギミック文化などは非常に面白い。 それなのに それなのにである。 シナリオの全体像を振り返ってみると ・主人公が普通の世界から特異な世界へ何らかの理由で冒険 ・そこにいる人たちは征服者に抑圧されて困ってる ・反乱を起こして征服者を倒し主役

          映画の感想『アントマン&ワスプ︓クアントマニア』

          映画の感想『Mr.ノーバディ』

          (ネタバレあります) 一般人を装って実は過去にすごい達人だったという映画は数知れず 最近だとデンゼルワシントンの「イコライザー」がとても面白かった。 この作品の良いところは主役が初老で格闘シーンでも殴られたりよろけたりするところが新鮮 でも最後のシーンでお約束な展開になるのはちょっと… かなり老体である主役の老体が被弾せずに助けに来た黒人が撃たれるのはおいおいって思ったわ 主役の素性をあんまり明かさないやり方もあってかもしれない

          映画の感想『Mr.ノーバディ』

          映画の感想『テトリス』

          (ネタバレあります) 悔しい 予算が少なくて悔しい 予算の都合で日本の描写が室内だけになってるのが悔しい この日本と大きく関係した映画に例えば山Pとか日本人俳優が関わってないのが悔しい セガの人間が出てこないのももったいない 前半テトリスとファミコンに関するゲーム業界のあれこれを早歩きで見せるのはどうかと思ったが後半巻き返したので良しとする PCゲームの業界と家庭用ゲーム機業界、アーケードゲーム業界の予備知識が無い人はこれがすんなり入れるか謎(自分は幼少の頃からゲー

          映画の感想『テトリス』

          映画の感想『ラストナイト・イン・ソーホー』

          (ネタバレあります) この映画の最大の魅力だと感じたのは構成 現代パートと夢パートを序盤からミックスして中盤から後半にかけて分け隔てなくカットインさせて観客を惑わせる方法は面白い。 さすがエドガーライト監督といったところ。 最初の夢トリガーは寝室で寝たら見るという設定を徐々に関係なくしていったところ 犯人は連続殺人犯なんだけど犯人も同情せざるをえないみたいな金田一やコナンの犯人は好きじゃない、悪人は悪人としてしっかり描くべき、じゃないと殺人を正当化してしまう。 ホ

          映画の感想『ラストナイト・イン・ソーホー』

          +2

          渋谷ダンジョン7

          渋谷ダンジョン7

          映画の感想『燃えよ剣』

          (ネタバレあります) 大河ドラマの切り取りバージョンみたいだ。 原田眞人監督は日本人で数少ないエンタメと作家性を両立できる監督の1人 この人は一つの出来事に対してそれに関連する多数の群衆を描くのが面白い 今回のは新選組を結成から池田谷事件→戊辰戦争→土方歳三が死ぬまでを彼の目線で描いているが欲張りすぎたんじゃないか? 池田谷事件か戊辰戦争のどちらかを新選組を中心にそれが発生する前からそれに関連する群衆を描いたほうが良かったのでは 先に書いた通り大河ドラマの切り取り

          映画の感想『燃えよ剣』

          映画・ドラマの感想『窓際のスパイ(Slow Horses)シーズン1・2』

          (ネタバレあります) デザインスケール・音楽・カメラ・人物描写・全て素晴らしい。 スローホース(意味:遅い馬) 『遅い』『馬』この言葉だけで大体の状況が飲み込めるシンプルで絶妙なセンス ジェームズボンドで有名なMI6ではなくMI5の MI6(国外諜報機関)は公式には存在を認めていないが、MI5(国内向け諜報機関)は公式に存在する。 007(ダブルオーセブン)やミッションインポッシブルのようなファンタジースパイ映画の派手さはないが地味でリアリティを追求した形は嫌いでは

          映画・ドラマの感想『窓際のスパイ(Slow Horses)シーズン1・2』