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チューニングの音を聴くとめちゃめちゃ緊張する派

中学生くらいまでは、とにかく緊張するタイプでした。

場数をこなすにつれ、ほとんど気にならなくなっていきましたが、今でも緊張するのがチューニング。

たとえば、オーケストラピットに楽団がおられるケースだと、開演前や休憩時間にチューニングの音が聞こえてきます。

すると、どきどき、そわそわしてくるのです。

本番前の緊張感を、身体が思い出すのでしょうか。
ステージを離れて何年も経つというのに、一向に変わる雰囲気がありません。


それでも、吹奏楽やオーケストラならまだ良い方で、マンドリンやギターのチューニング音なんてもう…

てきめんだったのが、オペラ「ドン・ジョヴァンニ」。

劇中の一曲、セレナーデにマンドリンが使われているのです。
幕間だったと思いますが、そのチューニングの「チーン」という音に、一気に心拍数が上がりました。

思えば、テストでもステージでも、自分が当事者であれば、緊張は程々のレベルで収まります。

自分でどうこうなるものじゃないからこそ、必要以上に緊張するのでしょうか。


応援する立場のときは特にそう思います。

もし、本人の緊張を肩代わりできるのであれば、いくらでも受け入れるのですけれど。


余談ですが、音叉の形がとても好きです。
みんなのフォトギャラリーにちょうど良い写真があったので、使わせていただきました。ありがとうございます。



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