見出し画像

レオン感想⭐︎ネタバレあり

あまりに有名な映画で
悪い評判を聞かないものだから
なんとなく斜に構えて観てなかったひとつ。

リバイバル上映があり
映画館で観れる期間に
ようやく観に行ってみた。

余韻が凄すぎて、久々に映画の感想を書きたくなり
ここに記している。

シーンのひとつひとつ、
カメラワーク、音楽の入り方
俳優の演技
すべてが美しく
こんなにも満足感を得られるとは
思っていなかった。

家族に問題ありの少女と殺し屋のおじさん、
全く交わることがない2人の愛や成長、
そして迫力のあるアクションシーンも
無駄なく描かれていて
最後まで観客に飽きさせず走り抜けていく。

何から書けばいいだろう。
語りたいことを書いていけば
内容全てを書いてしまうことになりそうだ。
それくらい全てのシーンが印象的であった。

この映画を10代で観ていたら
間違いなくマチルダの影響を受けて
物凄く年上のおじ様を好きだったろうし
ファッションも真似していただろう(笑)

3点だけ絞って
書いていく。

序盤の、
レオンが豚の鳴き真似をし
マチルダが初めて子供らしい笑顔になるシーンは涙が出た。

マチルダが単身乗り込み
仇を打ちにいく姿は
殺しを近くで見て教えられていたとは
とても思えぬ装備で
まだまだ子どもだと見せるシーンは
ドキドキした。

終盤、
レオンがマチルダを逃すシーンから一気に
今までの全てのセリフやシーンを回収していく(伏線というわけではないが)のが
また涙を誘った。

マチルダがレオンにキスや性行為を
求めるシーンはあれど
最後までその行為が一切なかったのがまたよかった。

実際言葉を発して語り出すと泣いてしまいそうなくらい余韻がすごい。
人生で心に残る映画のひとつとなった。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?