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読書が大好きです!📕✨ 自分のペースで読んだ本の感想をupできたらと思っています😊 最近は小説を書いたりしているので、もし良かったら読んでやって下さい🙂 『これは私の物語』 『私はパン屋の売り子になれない』 https://ncode.syosetu.com/n0376hm/

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『クローズド・ノート』雫井脩介

📕あらすじ📕 『火の粉』『犯人に告ぐ』の俊英が贈る、新たなる感動作! 香恵はバイトとサークルに勤しむごく普通の大学生だ。ある日、前の居住者が置き忘れたノートの束を見つける。興味本位でノートを手にする香恵。そのノートが開かれた時、彼女の平凡な日常は大きく変わり始める。─Amazon本の概要より 📕感想📕 だいぶ前に一度映画で見たことがあり、ストーリーは朧気ながら覚えていたのですが、雫井さんの書くラブストーリーってどんな感じなんだろう、と思わず手に取ってしまいました。 大学

    • 『サブマリン』伊坂幸太郎

      👨あらすじ👨 家庭裁判所調査官の武藤は貧乏くじを引くタイプ。無免許事故を起こした19歳は、近親者が昔、死亡事故に遭っていたと判明。また15歳のパソコン少年は「ネットの犯行予告の真偽を見破れる」と言い出す。だが一番の問題は傍迷惑な上司・陣内の存在だった!読み終えた瞬間、今よりも世界が輝いてみえる大切な物語。 👨感想👨 今回も『チルドレン』に続きギャグ満載のコメディタッチの作品かと思っていましたが、めちゃ繊細なお話でした。 少年犯罪ってむずかしい… 罰を与えられない代わりに、更

      • 『悪人』吉田修一

        🙍‍♀️あらすじ🙍‍♂️ 小説、映画ともに大ヒットした不朽の名作。 福岡市内に暮らす保険外交員の石橋佳乃が、 出会い系サイトで知り合った土木作業員に殺害された。 二人が本当に会いたかった相手は誰なのか? 佐賀市内に双子の妹と暮らす馬込光代もまた、何もない平凡な生活から逃れるため、携帯サイトにアクセスする。 そこで運命の相手と確信できる男に出会えた光代だったが、彼は殺人を犯していた。 彼女は自首しようとする男を止め、一緒にいたいと強く願う。 光代を駆り立てるものは何か?

        • 『Nのために』

          🦜‬あらすじ‪🦜‬ 超高層マンション「スカイローズガーデン」の一室で、そこに住む野口夫妻の変死体が発見された。現場に居合わせたのは、20代の4人の男女。それぞれの証言は驚くべき真実を明らかにしていく。なぜ夫妻は死んだのか?それぞれが想いを寄せるNとは誰なのか?切なさに満ちた、著者初の純愛ミステリー。─「BOOK」データベースより ‪🦜‬感想‪🦜‬ 湊かなえが恋愛小説を書くと、なるほどこのようになるのか! それぞれが守りたい「Nのために」嘘をつく。 そこには無償の愛と罪の共有

        『クローズド・ノート』雫井脩介

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          『正欲』朝井リョウ

          💧‬あらすじ💧‬ 自分が想像できる”多様性”だけ礼賛して、秩序整えた気になって、そりゃ気持ちいいよな――。息子が不登校になった検事・啓喜。初めての恋に気づく女子大生・八重子。ひとつの秘密を抱える契約社員・夏月。ある事故死をきっかけに、それぞれの人生が重なり始める。だがその繫がりは、”多様性を尊重する時代"にとって、ひどく不都合なものだった。読む前の自分には戻れない、気迫の長編小説。─Amazon概要より 💧‬感想💧‬ 正しい欲って何だろう。 多数派に属すことが正欲なのだろう

          『正欲』朝井リョウ

          『猫鳴り』沼田まほかる

          🐱あらすじ🐱 ようやく授かった子供を流産し、哀しみとともに暮らす中年夫婦のもとに一匹の仔猫が現れた。モンと名付けられた猫は、飼い主の夫婦や心に闇を抱えた少年に対して、不思議な存在感で寄り添う。まるで、すべてを見透かしているかのように。そして20年の歳月が過ぎ、モンは最期の日々を迎えていた…。「死」を厳かに受けいれ、命の限り生きる姿に熱いものがこみあげる。─「BOOK」データベースより 🐱感想🐱 生きていると、どうにもならないことがある。 情けなくて、恥ずかしくて、死にたくも

          『猫鳴り』沼田まほかる

          『自転しながら公転する』山本文緒

          🌎あらすじ🌎 母の看病のため実家に戻ってきた32歳の都(みやこ)。アウトレットモールのアパレルで契約社員として働きながら、寿司職人の貫一と付き合いはじめるが、彼との結婚は見えない。職場は頼りない店長、上司のセクハラと問題だらけ。母の具合は一進一退。正社員になるべき? 運命の人は他にいる? ぐるぐると思い悩む都がたどりついた答えは――。揺れる心を優しく包み、あたたかな共感で満たす傑作長編。 🌎感想🌎 なんて愛おしい物語だろう! まさかこの小説は私のことを書いてないよね!?と思

          『自転しながら公転する』山本文緒

          『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ/村上春樹(訳)

          💍あらすじ💍 第二次大戦下のニューヨークで、居並ぶセレブの求愛をさらりとかわし、社交界を自在に泳ぐ新人女優ホリー・ゴライトリー。気まぐれで可憐、そして天真爛漫な階下の住人に近づきたい、駆け出し小説家の僕の部屋の呼び鈴を、夜更けに鳴らしたのは他ならぬホリーだった……。 表題作ほか、端正な文体と魅力あふれる人物造形で著者の名声を不動のものにした作品集を、清新な新訳でおくる。─Amazon作品紹介より 💍感想💍 もともと海外作品を読むのが得意ではないせいか、イマイチ物語の中に入っ

          『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ/村上春樹(訳)

          『その扉をたたく音』瀬尾まいこ

          🎸あらすじ🎸 29歳、無職。 ミュージシャンへの夢を捨てきれないまま、怠惰な日々を送っていた宮路は、ある日、利用者向けの余興に訪れた老人ホームで、神がかったサックスの演奏を耳にする。 音色の主は、ホームの介護士・渡部だった。「神様」に出会った興奮に突き動かされた宮路はホームに通い始め、やがて入居者とも親しくなっていく――。 人生の行き止まりで立ちすくんでいる青年と、人生の最終コーナーに差し掛かった大人たちが奏でる感動長編。─Amazon商品説明より 🎸感想🎸 誰にでも自分

          『その扉をたたく音』瀬尾まいこ

          『海の見える理髪店』萩原浩

          ✂️あらすじ✂️ 店主の腕に惚れて、有名俳優や政財界の大物が通いつめたという伝説の理髪店。僕はある想いを胸に、予約をいれて海辺の店を訪れるが…「海の見える理髪店」。独自の美意識を押し付ける画家の母から逃れて十六年。弟に促され実家に戻った私が見た母は…「いつか来た道」。人生に訪れる喪失と向き合い、希望を見出す人々を描く全6編。父と息子、母と娘など、儚く愛おしい家族小説集。直木賞受賞作。─bookデータベースより ✂️感想✂️ ・海の見える理髪店 穏やかな海を背にたんたんと語ら

          『海の見える理髪店』萩原浩

          『線は僕を描く』砥上裕將

          🖌あらすじ🖌 「できることが目的じゃないよ。やってみることが目的なんだ」 家族を失い真っ白い悲しみのなかにいた青山霜介は、バイト先の展示会場で面白い老人と出会う。その人こそ水墨画の巨匠・篠田湖山だった。なぜか湖山に気に入られ、霜介は一方的に内弟子にされてしまう。それに反発する湖山の孫娘・千瑛は、一年後「湖山賞」で霜介と勝負すると宣言。まったくの素人の霜介は、困惑しながらも水墨の道へ踏み出すことになる。第59回メフィスト賞受賞作。─Amazon商品説明より 🖌感想🖌 生きる、

          『線は僕を描く』砥上裕將

          『大きな熊が来る前に、おやすみ』島本理生

          🧸あらすじ🧸 きっかけは本当につまらないことだった。穏やかな暮らしを揺さぶった、彼の突然の暴力。それでも私は―。互いが抱える暗闇に惹かれあい、かすかな希望を求める二人を描く表題作。自分とは正反対の彼への憧れと、衝動的な憎しみを切り取る「クロコダイルの午睡」。戸惑いつつ始まった瑞々しい恋の物語、「猫と君のとなり」。恋愛によって知る孤独や不安、残酷さを繊細に掬い取る全三篇。 🧸感想🧸 『大きな熊が来る前に、おやすみ』 同じ過去を持つふたりが、その過去に縛られて動けなくなるお話。

          『大きな熊が来る前に、おやすみ』島本理生

          『百瀬、こっちを向いて』中田永一

          ✨あらすじ✨ 「人間レベル2」の僕は、教室の中でまるで薄暗い電球のような存在だった。野良猫のような目つきの美少女・百瀬陽が、僕の彼女になるまでは―。しかしその裏には、僕にとって残酷すぎる仕掛けがあった。「こんなに苦しい気持ちは、最初から知らなければよかった…!」恋愛の持つ切なさすべてが込められた、みずみずしい恋愛小説集。─「BOOK」データベースより ✨感想✨ 『百瀬、こっちを向いて』 大人で言う不倫の隠蔽を子どもに置き換えるとなんでこうもみずみずしく生き生きとしているのだ

          『百瀬、こっちを向いて』中田永一

          『鳩の撃退法』佐藤正午

          🕊あらすじ🕊 かつては直木賞も受賞した作家・津田伸一は、「女優倶楽部」の送迎ドライバーとして小さな街でその日暮らしを続けていた。そんな元作家のもとに三千万円を超える現金が転がりこんだが、喜びも束の間、思わぬ事実が判明する。―昨日あんたが使ったのは偽の一万円札だったんだよ。偽札の出所を追っているのは警察だけではない。一年前に家族三人が失踪した事件をはじめ、街で起きた物騒な事件に必ず関わっている裏社会の“あのひと”も、その動向に目を光らせているという。小説名人・佐藤正午の名作中の

          『鳩の撃退法』佐藤正午

          『思い出トランプ』向田邦子

          ♥️♦️♠️♣️あらすじ♥️♦️♠️♣️ 内容(「BOOK」データベースより) 浮気の相手であった部下の結婚式に、妻と出席する男。おきゃんで、かわうそのような残忍さを持つ人妻。毒牙を心に抱くエリートサラリーマン。やむを得ない事故で、子どもの指を切ってしまった母親など―日常生活の中で、誰もがひとつやふたつは持っている弱さや、狡さ、後ろめたさを、人間の愛しさとして捉えた13編。直木賞受賞作「花の名前」「犬小屋」「かわうそ」を収録。 ♥️♦️♠️♣️感想♥️♦️♠️♣️ 一編一編

          『思い出トランプ』向田邦子

          『悲しみよこんにちは』サガン

          ✨あらすじ✨ ものうさと甘さが胸から離れないこの見知らぬ感情に、 悲しみという重々しくも美しい名前をつけるのを、わたしはためらう――。 海外名作新訳コレクション。解説・小池真理子。南仏の陽光に導かれ、セシルは悲劇への扉を開く。 セシルはもうすぐ18歳。プレイボーイ肌の父レイモン、その恋人エルザと、南仏の海辺の別荘でヴァカンスを過ごすことになる。そこで大学生のシリルとの恋も芽生えるが、父のもうひとりのガールフレンドであるアンヌが合流。父が彼女との再婚に走りはじめたことを察知し

          『悲しみよこんにちは』サガン