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〇〇を買ったあの日を覚えているか

こんばんは D.Anteです。

皆さん最近感動しましたか?

今日は、私たちニンゲンは慣れる生き物だなぁと強く再認識したという話。

初心を思い出すじゃないけど、そんな”慣れた自分”を自覚して、もっと感動したり素直に感情を表現したいなって思って今日の記事を書きます。

2019年11月。デスストランディングとポケットモンスターというゲームが発売されました。発売前から楽しそうだなと興味があって楽しみに予約して楽しみに待っていました。

仕事帰り、TUTAYAに寄って、予約レシートを手にレジに並ぶ。

研修生の名札のついた店員が、教わったことを確かめるようなペースで棚からゲームのパッケージを取り出してくる。

「こちらでお間違いないでしょうか」

「はい、間違いないです」

クレジットカードで決済を済ませ、面倒くさいフルネームのサインを書いて、有料のレジ袋を断り、自分のリュックにカセットと予約特典をしまい、店を出る。


レジで店員がパッケージを探している時、パッケージが目の前に来た時。ふと思った。


(あぁ、俺、感動してないな)


まだゲームボーイアドバンスで遊んでいた頃、まだ紙の箱にカセットが入っていた時代からゲームを買ってきた。地元のGEOに親に連れて行ってもらって、なけなしの小遣いか誕生日かクリスマスプレゼントで手に入れるゲーム。

お金を払う時、高いなぁと思いながら、袋を受け取る瞬間。明らかにワクワクしていた。早く家に帰りたい。脈拍が上がるのがわかるあの感じ。


もう感じられなくなっていた。


時代の変化もあるし、自分が色々な経験を積んできた証拠だとも思う。ただ、レジに立っている自分を俯瞰して見た時に(俯瞰できる自分もどうかと思っているが)ゲームを買うっていうワクワクがなくなっているなんて、”もったいないなぁ””つまらない人間になったなぁ”と感じた。


僕の場合はゲームでしたが、皆さんも心当たりあるような買い物とか体験とかあるんじゃないでしょうか。自分自身、ゲーム離れが少しずつ進んでいたり、時間の価値観が磨かれたことでゲームに熱中することができなくなったからかなとか色々考えます。初心忘るべからずじゃないですが、〇〇を初めてやったあの日を思い出してみると、今の自分の成長や過去の自分を認めてあげたりできるんじゃないかなと思います。

最近、感動してないなという貴方にこそオススメしたいデスストランディングの宣伝も兼ねつつ、ニンゲンって感動にすら慣れちゃうってちょっと悲しいよねという、そんな話でした。

おやすみなさい。

自分を磨くことに使わせていただきます。得たものは人に還元することがモットーです、noteや仕事の質を上げるために使いたいです。