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鳥屋野潟の娘の5400秒〜Season 5. ep 4〜

何度でもやり続けること

それは突然

口に出すことも、ましてや文字にすることすら憚られることがあって、仕事のパフォーマンスに影響が出るほどに、衝撃だった。
思うところがありすぎる。仕方ない世界とはいえ、こんな理不尽が許されるのか。

でも、こんなことを言っても仕方がない。
事態は起こってしまったんだ。それでも試合はやってくるわけで。

空はそれでも青い

久しぶりの新潟。到着した時は曇り空だった。
けれども、スタジアムに着くと快晴。サポーターのもやもやなんて吹っ飛ぶような。
我々には、テッペンを獲りに行く、という気概がある。

神様って本当に

今日は対柏戦。
かつてアルビに所属した選手も来ている。
負けられない。今日は、絶対にチームとして勝ち切って終わらなければ。

それでも始まってみると、とっても苦しい。
噛み合ってない。思ったように繋がらないパス。そして攻め込まれる。

早くも前半15分。
セットプレーから一旦弾いたボールを、サイドクロスで上げられたところを押し込まれる。(一瞬ハンド?とも思ったがVARの介入により、ゴール判定。まぁ、去年を考えれば、VARが来てるだけマシか。)

それからもずっと押し込まれる。シュートを打たれる。
それでも、小島選手が立ちはだかる。守護神って本当にこのこと。

素人ながらに思うけど、前のガンバ戦くらい、こういう個で突破してくるような、推進力があるところはきっと苦手なんだろうな。なんというか、組み手ができない、みたいな。
それでも仕方ない、今ある戦力、そして信じる方法で戦わないと。

少し切り替えて前に進めるようになった後半57分。
高木選手のクロスに合わせたのは、なんと千葉選手。
ベテランならではの落ち着き、というか、経験値というべきか、きちんとゴールに刺さった。

一気にゴール裏のボルテージも上がる。
それでもどんどん襲ってくる柏のプレッシャー。特にきつい対応を強いられていたのは、ウイングの松田選手。
それでも縦に仕掛け続けるが、うまくいかない。

91分、長いボールを長倉選手が納め、ゴール目前まで迫る。
ただし、キーパー含めて複数人相手がいたのでパスを選択。
そこで詰めていたのが松田選手。決定的なシーンだったのだが・・・

アディショナルをおえ、1−1のドロー。
追いつけたところまでは良かったけど、勝ちきれなかった。

続けていくこと

なかなか勝ちきれない。そして、先制されてしまうと自ずとゲームが苦しくなる。それでも、そういうケースは生じてしまう。
どうしていくべきか。

ゴール裏への挨拶時、おそらく一番疲れたとも言っていい松田選手は下を向いている。まだ若いんだ。いくらでも挑戦して失敗して欲しい。そしてそこから、きっと見えてくるものがあるはずだ。

今週は水曜日も試合がある。現地にはいくことは叶わないが、サポーターの集う場所で、応援しようと思う。

このシーズン、しっかりと前を見据えて進んでいきたい。

アイシテルニイガタ


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