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推し不在のキャンプは寂しい|中日ドラゴンズ

風邪を引いて、岡野祐一郎さんのトークショーに行って、また風邪を引いているうちに1月が終わりました。どうも、球春到来です。

今はJSPORTSで、中日ドラゴンズの沖縄キャンプが放送されているので、それが毎日の楽しみになっています。ルーキー辻本くんが弾けんばかりの笑顔に泥まみれで守備練習をする姿に心持ってかれそうですが、やっぱり推しのいないキャンプは寂しい。

実は最近、インスタグラムを始めたのですが、その理由は単純明快。中日ドラゴンズの八木スカウト(北海道・東北担当)のインスタで、リアルタイム岡野祐一郎さんを拝むため。直近まで、一緒に挨拶回りをしていたようです。

元プロ野球選手、移動に慣れているとはいえ、初めての連続で、さぞかしお疲れだろうと思います。

ホテル暮らし、仕事から帰ってきたらベットメイクされている、この幸せを噛み締めつつも、休日の度に清掃という名の、真昼間の強制退去が待っています。「起こさないでください」札を入り口に掲げて、掃除機とオバチャンの話声をBGMに、ゆっくり眠れたことを祈るばかりです。

去年の今頃、岡野祐一郎さんは読谷で春季キャンプを迎えていました。

その頃のわたしはというと、球春が2月ということも、セ・リーグにはDHが無いことも、そもそもDHが何だと言うことも知りませんでした。プロ野球のシーズンも、二軍の存在も、ドラフトの時期も知りません。もちろん、岡野祐一郎さんも知りませんでした。

「もっと早く岡野祐一郎さんを知りたかった」これに尽きます。インスタグラムには、ファンの方が撮った岡野祐一郎さんの写真や動画がいくつもアップされています。去年の春季キャンプ、ファームでの登板、ブルペンの様子。

去年6月24日(土)バンテリンドームで、メヒアさんの一軍初登板と、石橋くんのプロ初ホームランを現地で観ていました。

未だに、ナゴヤ球場で完璧なピッチングをして、一軍昇格を決定づけた岡野祐一郎さんのリリーフ登板を観に行けば良かった…と悔やんでいます。数日後に一軍昇格を知ったとき、セブンイレブンの駐車場での、あの大歓喜は忘れられません。

ファンの方がアップした写真や動画には、わたしの知らない岡野祐一郎さんがたくさん映っていました。

バンテリンドームで先発登板する姿、春季キャンプでのバッティング練習、ナゴヤ球場でのニックネームユニフォーム。多くの人に応援されて、期待されて、それよりもっと多くの人に元気を与えた存在だったのかもしれません。

スカウト転身を心から喜び、応援しているものの、わたしの知らない岡野祐一郎さんを見れば見るほど、マウンドに立つ彼の姿をもっと見ていたかった、そう思わずにはいられません。


寝る前15分は最も記憶に残りやすい、記憶のゴールデンタイムだそうです。

そこで1日をポジティブに振り返ると、ポジティブ思考の訓練になるらしく、寝る前に当日のポジティブを3つ書きだす、通称ポジポジポジ日記(ワシしか呼ばん)を付けていますが、(偉そうに、まだ1週間だが)毎日1ポジは、決まって「岡野祐一郎さんネタ」になります。

昨夏の活躍を見返しては元気が出たり、トークショーの写真を何度も見返して悦に浸ったり、インスタグラムに投稿された写真や動画でマウンドに立つ姿が懐かしくなったり。

岡野祐一郎さんが居なければ、ワンポジ イズ ミッシング、アイ ニード ワンモア ポジってそんな感じで、ポジが足りておりません。わたしのポジティブは、彼によって生成されていると言っても過言では無いようです。

推しの存在に助けられながら、なんとか毎日踏ん張って生きています。

足を滑らせて底なし沼に落っこちることはあっても、腰まで浸からず抜け出せるのは、昔よりほんの少しだけ強く居られるから。

「わたしも頑張ろう」そう思える、ほんの小さな理由があるから。


昔からの友人に、岡野祐一郎さんの写真を見せたところ「あんたの好きそうな顔だわ」と答えが返ってきました。

三つ子の魂百までとかこういうことか(違う)

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