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専業主婦という名のニート。退職後1ヶ月で得たもの。

とにかくただ毎日をひたすらに生きている。

変わったこともたくさんある。

叶えた夢もある。

よく見える青空。

素肌で感じる春の陽気。

美味しい空気。

ゆっくりの食事。

夕飯の支度を済ませて夫の帰りを待つことができる日々。

陽のあたたかさを感じながらできる部屋の掃除。

だけど何かが足りない。

その足りなさ、虚無感のようなものを夫にぶつけてしまう。

仕事をやめて、社会に所属することがなくなった途端、貯金がなくなることよりも、自分の価値がどんどんなくなっていくような焦燥感に襲われることが多くなった。

もともと自己肯定感が高くはない私は、仕事をしていることで自分が生きててもいいとかろうじて思えていたのかもしれない。

「私はいったい何がしたいのか」「どう生きていきたいのか」

日々、考えている。

どうせ生きているなら、毎日嫌だ、嫌だと思って仕事なんて続けたくない。

時間は限りがあるのだから、無限にある夢や希望を追い求める時間しかないのだ。

季節の変わり目と重なって、夫に迷惑をかけるほど落ち込む日も多くなった。

自分の価値を自分でなし崩しにせずに、怖い顔をやめて生きていきたい。

生きていないと、何もできないから、私は今日も生きるんだ。

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