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【LAP第8期】経済単元予習

Q1.:討論と対話の違い

・討論・・・特定の問題の「是非」を話し合い、どちらが正しいか結論を決める。立場が変わることはない。

・対話・・・何が正しいかどうかは関係なく、テーマを深めるために話し合う。立場が途中で変わってもよい。

Q2-1:寄付付き自動販売機とは何か?

定義

自動販売機の売上げ1本ごとに、希望する団体へ寄付をすることができる自動販売機のこと。
(特定非営利活動法人寄付型自動販売機普及協会HPよりhttp://kjf.or.jp/landingpage.html)

・ピンクリボン自動販売機
売上金の一部が、日本対がん協会「乳がんをなくす ほほえみ基金」に寄付される。
(http://gujoplaza.com/pinkribbon/)

・トビタテ留学JAPAN!寄付型自動販売機
寄付金は、日本の若者たちが海外留学をするための奨学金として活用される。
(http://www.kjf.or.jp/tobitate.html)

参考記事

・「ドリンクを買うだけで寄付になる」思わぬ大成功になった"SDGs自販機"誕生秘話 一方的にならない課題解決に #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/44661

・ふるさと納税 手軽にできる自販機の設置相次ぐ その理由は?https://www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20221206d.html

メリット

寄付をしない日本人が多い中で「寄付」を身近に捉えてもらう機会になる。社会貢献のハードルが下がる。
https://globe.asahi.com/article/14500388

デメリット

寄付の使い道が見えづらい。

可能性

購入した人が寄付の使い道がわかる情報を受け取れるようになれば、引き続き寄付をしようという気持ちが高まるだろうし、社会貢献をしているという意識が持ちやすくなるのでは?

寄付付き自動販売機とは何か?

寄付ができる自動販売機のこと。寄付を身近に捉えてもらえる一方で、寄付の使い道が見えない欠点もある。

Q2-2:ふるさと納税とは何か?

定義

生まれ育ったふるさとや応援したい自治体に寄附ができる制度のこと。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/czaisei_seido/furusato/about/

メリット

・寄附する側
自治体・使い道を選べる。税金が控除され、返礼品がもらえる。
・自治体側
財源確保・地元産業の活性化・地域のPRとなる

デメリット

・自治体側
都市部の税収が減る。

最近の傾向

寄附者を募るべく高還元率の返礼品を送るようになり、本来の趣旨に反してきている。

ふるさと納税とは何か?

希望の自治体に寄附できる制度のこと。寄附者が増えることで都市部の自治体の税収が減るという欠点もある。

Q2-3:真の地方創生とは?

※ 開発学でいう「実証主義」「解釈主義」の概念と照らし合わせること。

定義

東京一極集中 を是正し、地方の人口減少に歯止めをかけ、日本全体の活力を上げることを目的とした一連の政策。

開発学とは

社会学分野の一つで、国際開発や人道的活動について研究する学問。

実証主義・解釈主義の違い

実証主義は科学的方法を使用して人間の行動と社会を分析することを推奨する一方で、解釈主義は非科学的で定性的な方法を使用して人間の行動を分析することを推奨する。

地方で何が起こっているのか

地方民が地方創生に対して他人事になっている。→実証主義に基づいた地方創生をすると、GDPといった経済成長にばかり気を取られて、地方民の気持ちに寄り添えない。地方民を巻き込んでうまく行っている事例は、解釈主義に基づいていることが多いと思う。
https://bunshun.jp/articles/-/5069?page=1

真の地方創生とは?

地方民の行動を分析し、経済成長に捉われすぎず、地方民にとって最善の方法で地方を活性化すること。

終わりに

Q2の3つの設問について、どれも良かれと思っていることに対して、本当に良いことなのだろうか?と疑問を投げかけることで見えてくる側面が多いように感じました。
Q1に出てきた「対話」を丁寧に行うことで、気づけなかった一面に気づけて、より多様な人にとっての最適解が導き出せるのかな、と思いました。
今週末の合宿を通して、さらにこの問いを深めたいところです🌱

(まえこ)


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