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ICUC-045_2021.1.31【インフォメーションとコミュニケーションの違いとは何か?】

I see, You see! Intellectual Curiosity Update Committee【知的好奇心向上委員会 ICUC】今週ものんびり知的好奇心のアップデート&趣味の動画文字起こしメインのメモ。

今日の図書
『自然に生きる力 24時間の自然を満喫する』辰野勇(モンベル創業者)【KADOKAWA刊】

ICUC#45「インフォメーションとコミュニケーションの違いとは何か?」
Clubhouseが最近バズってますよね。
そしてキンコン西野さんが吉本と契約解除になりました。
そんなことを喋ってるこのYouTube動画。
この3つにはインフォメーションとコミュニケーションの場としての違いがあると感じたのです。まあ、そんなことを喋っております。
ゆるりとご覧ください!

ICUC主宰:角田陽一郎webサイト

mireva channel

動画の内容(+文字起こしメモ&感想)

月が満ちて節分/今日は考えさせられた1週間について

 おはようございます。バラエティプロデューサー角田陽一郎と申します。知的好奇心向上委員会ICUCの1月31日版でございます。1月もあと数時間で終わりという感じでございまして。昨日?一昨日が満月だったんですよね。だからなんかこう1月の2021年始まったバタバタ感も満月で一応満ちて、2月の、今年は2日なんですよね節分、明後日節分で。節分ってのは本当に新しい季節の変わり目なので、まさにそんな変わり目感を満喫している(笑) 今週でございますが。皆さんはいかがお過ごしでございましょうか。

 なんか今週色々あったなーって思ってて。どこから上手く話せばいいのかなーなんて思うんですけど。先に今日はテーマを言ってしまうとすると「インフォメーションとコミュニケーションの違い」っていうことを話そうかなーなんて思っております。どういうことかと言うと、なんかあれですよね、Clubhouse とか言うのが流行ってますよね、急激に。急激に流行りましたよね。なんかでもずーっと前からあったんですよね。僕全然知らなかったんんですけど、なんか今週みんな招待します、招待してくださいとか、喋ってますとか、そんなようなここととかを、結構みんな盛んにやってて。ああブームってこう起こるんだなーなんてことを久しぶりに実感してるなーなんて思ったんですけど。
 好意的な意見も否定的な意見もあったりして。僕はと言えばこういうのっていうのは比較的すぐ入るタイプなので、すぐアカウントを作りたいなーと思ったんだけど、誰かに…推薦じゃなくて、招待か!推薦って(笑) 招待してくださいよーなんて頼むのも柄にもなく嫌なんですよね。なのでどうしようかなと思ったんだけど、なんかあれ待機出来るんですよね?だからとりあえず待機してみました。そしたらなんか何時間かしたら招待していただいた方がいらっしゃって、結果、入ったんですね。入ってアカウントを作って、何個か聞こうと思ったんだけど結論から言うと聞こうと思ってすぐ止めるみたいなこととかやっちゃったりしたんですけど。あれですね。そこでClubhouseというものとかを肯定する人とか否定する人とかいて、ああなるほどなーって思ったことがあったんで、今日はそういうことを喋ろうかな〜なんて思うわけですよ。

 一方でキングコング西野さんが吉本を退所っていう、ニュース速報になってるようなニュースが飛び込んできて。キングコング西野さんとは数年前から飲みに行ったりとか打ち合わせをしたりとか、番組出てもらったりとか、西野さんの個展観に行ったりとか(笑) そんなような感じの関係だったので。ここ数年はね、そんなに飲みに行くとかなかったんですけど、「えんとつ町のプペル」の完成もあってね、だから先月、僕が連載してる週間プレイボーイの映画のコーナー「moving movies」に西野さん出てもらったりして。久しぶりにがっつり話したりしたんですけども。そんな西野さんが吉本を辞めるっていうニュースが飛び込んで来たりして。

 あともう1個あった。先週の火曜日にね、水道橋博士のYouTubeにゲストで呼んでいただいて。博士と1時間近くあんなことやこんなことを喋るってことをやったりしたんで。ね、僕の中ではYouTubeで水道橋博士と喋るってことと、Clubhouseっていうのが登場したってことと、西野さんがね、逆に言えばオンラインサロンで今話題の西野さんが、吉本という芸能界一大きい会社と言ってもいい芸能事務所を辞めるというようなことが、なんかがちゃがちゃっと同時に起こったりしてですね。なんか、なんかすごい考えさせられる週だったなーなんて思うわけです。

見てくれるためにそんなに頑張ってない

 じゃあ何を考えたか?って話で言うと。結局「インフォメーションとコミュニケーション」みたいな話しなんですけど。
 時系列で言うと、まずは博士と火曜日にYouTubeをやったんですね。水道橋博士に今角田さんはどんなビジネスをやってるの?とか、なんでそんなに本をたくさん書いてるの?みたいな(笑) 話しをして頂いたんで、いや博士のおかげですよみたいなお話しもしつつ、そんなに有名になりたくないみたいなね。このICUCではよく喋ってるようなお話しをして。じゃあなんで喋ってんだ?っていうのって、テーマというかね、僕の中では…僕の中では見えてるんですけどね。自分の思いをアーカイブしてるっていうのがあるんだけど、そんなの公開してるのは結局みんなに見てもらいたいからじゃんっていう風にも一方で言え、な割にはぜんぜん数字が行ってないっていうのがあり。じゃあ数字が行った方がいいかなーとは当然思ってるけども、数字が行くようにすごい頑張ってるかと言うとそんなに頑張ってない。そんなに頑張ってないと言うのは例えばで言うと今回のこの話でClubhouseのやり方を話題にするのであるならば、Clubhouseをやって良かった点あるいは悪かった点とか、そういうようなタイトルを付けた方が、もしかしたら見てくれる人が多いかも知れないですよね。もっとHOWTO的な、Clubhouseの正しい使い方みたいなような解説動画、ヘルプ動画みたくした方がたぶんYouTubeは行くんだろうなーなんて思うんだけど。うん、その解説動画は僕じゃない人がやればいいんじゃないかな(笑) なんてやっぱり思っちゃうんで。話題にするけど、たぶんこれね、──いつも撮った後タイトル決めてるんですけど。だって何喋るか分からないんで。まあClubhouseのことは喋ってるけど、多分タイトルとかには書かないんじゃないかなーなんて思うんですね。だからそれをまとめるとつまり情報=インフォメーションとコミュニケーション=交流というか、の違いなんだなーなんてことを思ったっていう。──インフォメーションとコミュニケーションみたいな違いみたいなタイトルにしちゃおうかなーなんて思ったんだけど、実はClubhouseのことを話そうかなーなんて思ってるってのがあるわけですよ。それこそキングコング西野さんのね、話をもしここでするんであるならば「キングコング西野が吉本を辞めた理由」みたいなタイトルにした方が、たぶん、もしかしたら見てくれる人が増える可能性はありますよねっていうか。
 だからなんか見てくれるためにそんなに頑張ってないというのは、つまりそこなんですね。それってそれで良いのか悪いのかみたいなことって思ったりもするわけです。だってやっぱりやってるわけだから、見てくれる人が一人でも多い方が嬉しいし、見てもらえるようなトピックを立ち上げるとかね。見てもらえるような中身を話すとか。もしかしたら、じゃあClubhouseの話しをするし、なんなら博士とYouTubeの話しもするし、キングコング西野さんの話しもするのは、それ実は3つに分けて10分ずつにした方がいいんじゃないかなと思いながら。その話をミキシングして(笑) 30分くらい話そうかなと思ってる、このYouTubeというコンテンツは一体何なんだなとか思ったりするわけです。

インフォメーションの価値とコミュニケーションの価値

 このインフォメーションとコミュニケーションの差ってのをすごい感じたというのはどう言うことかと言うと、Clubhouseって結局仲のいい人たちが喋ってる音声で楽しもうってことだとすると、たぶん落合陽一さんとかがやってますよね。あれは落合陽一さんが落合さんと仲がいいとか、有名無名含めて喋ってて、結構な方が見てるってことで、落合さんは配信を朝やって夜やって、3〜4回…もっとやってるのかな?分からないけど、Clubhouseで喋ったりしてて。それを聞きたい人は聞きたいという意味で言うと、落合陽一さんのラジオ見たくなってるという意味では、その話者がね、それこそ認知があるか人気があるかみたいな話。それこそコトブキツカサとやってる寿司特という人気のないYouTube番組で(笑) 映画パーソナリティ・コトブキツカサが認知と人気って話をしてたんだけど、その話者が人気があるか認知があるかとか言うのはとりあえず置いといて、その話者が発してる情報に価値がある、インフォメーションに価値があるというのがたぶんClubhouseで落合さんが喋ってるものにコンテンツとして価値があるってことじゃないですか。それはまあなるほどと思ったんだけど。Clubhouseって、じゃあそうやって仲間内で話してると言う意味で言うと、落合さんみたいな有名な方が喋ってるってことにはすごいインフォメーションとしての価値があるんだけど、仲間内で喋ってることが楽しいってことになると、それってその仲間が集まってる、だからClubhouseなんですね。うん、だからそういうクラブがあって、クラブってそれこそ欧米だと部室ですよね、Clubhouseって、要はね。部会、部室、みたいなものですよ、部室を建てられますっていうような意味なんだろうなと解釈したんですけど。そうするとその人が有名か無名かは関係なく、仲のいい人たちと喋ってるというのを聞いてられると言うか、中に一緒に入って喋るとか、そういうものにも価値があるってことをすごく際立たせてるんだろうなと思うんですね。そうするとその人達が喋ってることに興味があるかないかってことは、外部の人にとってはさっきの落合さんのようなインフォメーションとして価値があるっていうことじゃなくて、その人たちがコミュニケーションをしているということに価値があるんだな、と。そうするとそこに参加したい自分、私、というのはコミュニケーションしたい私という…つまりClubhouseというのでコミュニケーションしようというツールになるわけですよね。ソーシャルネットワークサービス=SNSっていうのはそのコミュニケーションに価値があることと、TwitterならTwitterで誰かが何か呟いて、そのインフォメーションとしての価値があるっていう。「そっか!インフォメーションという価値とコミュニケーションという価値があるんだな〜」ってことに新ためて気づいたんです。
 そう考えるとテレビってインフォメーションしかないんですもんね、基本は。インタラクティブじゃないからね、インタラクティブな赤いボタン押してねとか、緑のボタン押してねとか、ファックスお待ちしてますとか、無くはないんだけど、基本は面白いでも役に立ったでも感動したでもいいんだけど、そういう情報についてインフォメーションすることに、インフォメーションの価値があるってのがメディアだった。
 一方で電話ってのは要件を伝えるっていう意味ではインフォメーションだけど、一方でそうじゃなくて、じゃあ好きな彼氏と電話で話す、声を聞きたいみたいな意味で言うと、その声の中のインフォメーションにも価値があるんだけど、仲のいい人ととやりとりしているという交流、コミュニケーションにも価値があると考えると、なんかちょっと種類が違うものなんだなーと思った時に、Clubhouseっていうのは両方やってるものなんだなと思ったわけです。

コミュニケーションを使わないぼく

 で、そう思った時にですね、僕が1個戻ってこのYouTubeで、何でICUCってところで30分くらい喋ってるのかというと、まず一人喋りだしっていう意味で言うと、僕が一方的に喋ってるという意味で言うと、やっぱり僕はすごいオールドタイプの人間で、マスコミというものがしてる機能を自分がやってるだけなんですね。だからネットというもののインフォメーションとコミュニケーションという両方の特色のうち、コミュニケーションというものをたぶん使ってない。使ってないというか使いたくない。あるいはコミュニケーションしたくないなっていうのが僕の中にきっとあって、だから僕は、でも自分の思ってることとか今感じてることというインフォメーションに価値があるかどうかは別なんだけど、それを一方的に喋ってるということにこのYouTubeを使ってるんだなって思うわけです。
 一方で、さっき3大話しみたくなりましたけど、西野さんのオンラインサロンとかって、代表的な、日本で一番上手くいっているオンラインサロンで、まさに代表するオンラインサロンだと思うんだけど。僕はね、このICUC 知的好奇心向上委員会ってものを色々ぐちゃぐちゃ言ってたけど結局オンラインサロンだったんだと思うんだけど、そのオンラインサロンってことは当然コミュニケーションが価値があるというか、つまりそこで何か教えてもらう、インフォメーション、情報を交換し合うインフォメーションみたいなものに重きを置くというところもあるんだけど、やっぱりそこのコミュニティの中でのコミュニケーションというものに価値があるんだなーと思った時に、僕がね、先週お伝えしたようにICUCというものはオンラインサロン化を止めよう、オンラインサロンとしてのICUCを止めようと思ったのは、そのコミュニケーションというものに僕はすごく苦手意識を持っているし、なんかコミュニケーションってのをどう相手と取っていいのかが分かってないんだなってことが反省点としてもあるわけです。反省点としてもあるし、そういう人間なんだなという自己分析的な意味もあるわけです。そう考えるとそれって僕が学生時代も社会人になっても基本手にはそういう人間だったって意味で言うと、SNSで自分が喋ると言うインフォメーションを…自分が出す、あるいは自分が受けると言う意味ではインフォメーションとしてのネットってのはすごい僕の中では重要視してるんだけど、コミュニケーションとしてのネットってのはそもそもそんなに重要視してないんだなってことに気付かされたわけです。だからオンラインサロンが苦手だし、自分がやってたICUCというものが何となく重荷になってしまったんだなって思ったわけです。

ぼくはClubhouseを使うか?

 そう考えると、今のからそのまま三段論法的に行くと、ということなのでClubhouseは角田はできますか?って言われたら、、、できないってことになりますね(笑) つまりClubhouseで誰かとだべってることに時間を使うということにすごい価値を感じない。だからそれってまだね、会ってなら価値があるなと思うんだけど、分かるんですよ、その会うってことがコロナですごい制限されちゃってるから、そういうことがやれる場というところでたぶんバズってるっていうことでClubhouseなんだろうけど。僕としてはそこまでして人と交流を持ちたくないっていうのがあったんで、一応アカウントは作って中は覗いてるんだけど…覗いてる、ですね。聞いてるかっていうと、なんか聞こうと思ったんだけど、なんか聞いてるの面倒臭えなと思っちゃったっていう感じで、聞いてないです。仮にじゃあ落合陽一さんの話しを最初に持ってきたけど、落合さんがすごい面白いこと言ってて、それがもしかしたらまだ本に書けてない、書かれてない最新の状態でとか、今彼がこう考えてるみたいなことが仮にあったとして、じゃあそれをインフォメーションとしても価値があるから聞きましょうよってなったとすると、本当は僕の24時間7DAYSをどういう時間に使いたいか?っていう、やっぱり僕との時間の中での話しになるとすると、僕はClubhouseで仮にどんな有名人が語ってるとか…例えば僕が好きなムーンライダーズが語ってるとか、僕が好きな宮崎駿さんが語ってるとか、だとしても、、、う〜ん、なんか聞かなくていいかなって、やっぱりなんか最近思ってる感じですかね。それよりは自分でもっとこの地球上に、この世界に、もっと大事な情報、僕にとってですよ、僕にとって大事なインフォメーションがあるんじゃないかなと思う、と。じゃあ一方でコミュニケーションは?と言ったら、そういう感じでネットじゃなきゃ出会いない人とのコミュニケーションをする時間があるんであるならば、自分の周りの人とかとの時間を大事にした方がいいんじゃないかなっていう風に思うし、周りの人と差別化をしてるということじゃなく、単純に自分の時間をもっと自分で使いたいなって思った時に、自分が気持ちいいことやろうと思った時に、そんなにコミュニケーションというものが気持ちいいものと…僕は…音声を聞くということに関して感じてないなんだなってことが分かったっていうことかなってのが、オンラインサロンもなんとなく苦手だし、たぶんその延長線上にある──延長線というか全然違うものなんだけど──Clubhouseというのにも僕はたぶん難しいなーって思った、、、って思います。

寂しがり屋だけど無理に埋めようとは思わないし

 そんな中でね、Facebookとかで知り合いとかがすごい絶賛してる人とかがいると、「こんなに繋がれて面白い」とか「こんなに人と話してるのが、内輪感と外輪感みたいなものがいい感じになってて」とすごい絶賛してる人とかも結構いてね。ああなるほどなと思った時に、それを否定とかじゃなくてむしろ僕の方が間違ってるかも知れないんだけど、「そうか、そういうのに人は楽しみを感じるんだな」と思った時に、インフォメーションとコミュニケーションどっちが大事かな?大事と言うか自分の中で重きを置くのかな?って思ったときに、それってその人にとってのインフォメーションが大事なもの大事じゃないものってあるんだけど、もっと推し述べてインフォメーションって考えた時にはそんなインフォメーションを自分が受け取るよりも、コミュニケーションをしてることの方が楽しいって思う人の方が…多いかどうか分かんないけど、という人がかなりいるんだなってことは僕の中ではやっと分かったというか。そうすると、あぁオンラインサロンとかで人と繋がりたいと思ってる人がいることはやっと分かったというような気もするし。
 僕は繋がりたくないかって言われると繋がりたいんですよ、ぜんぜん。繋がることを全く否定してるわけじゃなくて、むしろ寂しがり屋なのでみなさん繋がって下さいとは思ってますけども。そのために無理をするみたいなことが嫌だなっていう風に思うわけです。尚且つ、やらなきゃいけないことはたくさんあるし、仕事もあるし、その中で結果繋がってる人ってのがいるんで、別にぜんぜん拒まないけども、そこまでやって、こう…大した話しじゃないけと夜中まで盛り上がったね!楽しいね!みたいなのって…うん、冷静に考えたらリアルでも苦手なんだよな〜っていう(笑) だから、あのー、業界用語でいうと「ブークラ」、クラブとかに遊びに行くとかも本当に分かんなかったんですよね。あとお金払って女の子と話すっていうものに何の価値があるのかなって。仮にそれが面白いとするんでも、僕が話せってなら話すんで、むしろお金下さいって思っちゃうっていうか(笑) お金払ってまでなんで話し相手を見つけなきゃいけないんだろうなーっていうのが根本的に思ってたみたいなところがあって。もっと全然違う面白さがあるんだよって、そういう達人には言われるとすると、僕はぜんぜん分かってないだけなのかも知れないけど。というのが元々あるわけですね。
 ゴルフに行った時には、じゃあゴルフというのは面白いし、そこで交流するのは面白いですよ。麻雀やってても麻雀で下らないことね、残りの3人と話してたりして、なんか笑ってるのとかを面白いなって思うし。一方でそれってテレビのバラエティでロケやってても楽しいし。だから自分が楽しいというのに何を置くのかなっていうことの違いなだけなんだろうなーって思った時に、僕はあの、読書会みたいなのもそんなに得意じゃないんですよね、実はね。こんだけ読書をプロデュースとか本とか言ってる割には。その本を読んで僕はこう思った、誰々さんがこう思ったってことを言い合う必要がなんであるのかな?ってちょっと思っちゃうというか。「そうか、あなたはそう思ったのね。それはすごい尊いことだよ。」とは心から思うんだけど、そんなに思わない。

集団と一人

 うん、なんかね、そんなようなことをすごい今週は感じたなっていう風には思いました。じゃあ大事な言葉とかに興味がないかというとむしろ逆で、めちゃくちゃ興味があるし、人にもめちゃくちゃ興味があるんで、尚且つ寂しいか寂しくないかというと寂しがり屋なので(笑) 人とは付き合いたいな、繋がりたいなとは思いますけども、だから角田さん繋がりましょうって言ってくれる人がいれば、はい!喜んで!って感じだから、やるんだけど、そこに自分が「よーし!はい、ここでClubhouseを開きます!」「オンラインサロンを開きます!」というのがやっぱり出来ないんだなって思いました。
 だから出来ないなりにこのYouTubeを30分ね、週一回喋ってるというのにはなんか…喋ることに関してはそんなに苦手ではないし、元々ね、渋谷のラジオっていうのにちょうど1年前ぐらいまでやってましたけど、そこで1時間くらい喋ってるということを続けてるという意味で言うと、何かしら喋り続けるということをやりたいなと思うという意味で言うと、実際ね、今JFN、インターFMを始め日本各地で放送してるseasoningっていう月曜14時〜15時のラジオでも喋らせて頂いてるし、もっとすげぇ喋ってみたいなーとか思いますよ。なんか2〜3時間あってね、なんか好きな音楽かけて、色々お手紙のやりとりとかもしつつ、なんならお悩み相談もしつつ、色んなことを話す、ゲストも来ちゃったりしてみたいな番組とか持ってたら最高だろうなーなんて思ったりもしますけど。なんかそれをClubhouseみたいなものでやりたいか?というと、やっぱり、な〜んか、面倒臭いが僕の中では先に出ちゃうですね。じゃあそれをオンラインサロンでやろうかなーと思ったのがたぶんICUCだったんだろうけど、なんかそこの中での仲間は欲しいけど仲間だけで盛り上がるみたいなものも、僕の中ではどうにも、やっぱり、そんなに気持ちいいものじゃないんだな。一人一人のことは大好きですけどみたいな、すごい複雑な感じ…うん。そうそう、一人一人は大好きなんだけど、この集団が嫌いって、なんかあるなって思いますね。だってもしかしたら他国のことを貶めてる人ってそういういことなところってありますよね。あの国の人間は嫌いだとか、あの人種は嫌いだとか言ってる人とかあったときに、その個人と会ったらめちゃくちゃいい人いるかも知れないしね、とか言うところが一回話が無くなっちゃうのって、裏表の感じかも知れないですね。 
 なんかわーっと集まって──だからここでも、このICUCでも言ったか知れないけど、僕本当に立食パーティーみたいなのがすんごい苦手で。何話していいかさっぱり分からないんですよね。僕みたいなのが話しかけたら迷惑なんじゃないかなーとか、自分から話しかけるの嫌なんですよ。話しかけられてきたらそりゃどーもどーもって色々話しますけど。だってそんなに初対面の人と話すことないじゃないですか。で、「テレビ局やってらしたんですか?どんな番組やられてたんですか?」とか言われた時に、僕が例えば金スマやってて、金スマですってパッと答えられればまだ話しも持つんだけど、かつて金スマをやっておりましてみたいな、今はやってないんですけど、なおかつTBS辞めましてみたいな、こうすごい細かい説明まで立ち話でそんなに興味ない人に果たして言うことに意味があるのか?みたいな(笑) 思っちゃうみたいなことをずーっと思ってたんで。本当に立食パーティーみたいなの苦手なんだよなって思ってると言うか。だからなんかもしかしたらClubhouseっていうのは、そういうパーティーみたいなもので、この輪があってなんか喋る、この輪があって喋る、そこを行き来して聞いてる時もあるし、フレームにコミットする場合もあるしみたいな意味で言うと、すごいそういうものと似てるのかなーなんて思ったりもしました。

集団の意思とぼくの辻褄合わせ

 はい。あと、インフォメーションとコミュニケーションみたいな意味で言うと、ね、だからキングコング西野さんが吉本を辞めちゃって、吉本にも大崎会長はじめ知り合いがたくさんいらっしゃるんで、なんか…いい会社なんですけどね、吉本ってね。ただ西野さんが揉めたと言うか、がちゃがちゃなってたのもすごい分かる。それって僕がテレビ局にいた時にテレビ局の人間として吉本と付き合うときに感じたことでもあるし、じゃあ他の事務所でも感じることあるし、感じない時もあるしっていう意味で言うと、吉本にも嫌なマネージャーはいるし、すっげぇいい人もいるし。なんかそういうそれもさっきの話で言うと、総体としてあの国民は嫌だって言っちゃうのって、吉本だからなぁっつったって、その吉本の中の誰々さんというのは吉本のマネージャーではあるけど、誰々さんという意味では誰々さんの個性だからね。そんなにその人のことをそこで決められないんだろうなとか思います。
 ただそうするとね、西野さんがね、数年前にトークライブとかやってたときに、僕はよくネタで「辞めちゃうんじゃないですか?吉本〜」とかってよく言ってたわけですよ。そしたら「辞めないですよ」なんて言ってた時に、時々ちょっとマジになったときに、でもやっぱり劇場があって、劇場で舞台に立てるってのはすごい価値があることだしっていう意味で言ってたし、なんかその時に吉本というのも何とかせなあかんみたいなぐらいのね、責任感みたいなことを西野さんが言ってたわけですよ。だから「えんとつ町のプペル」のキャッチコピーの「信じぬくんだ。たとえ一人になっても。」じゃないんだけど、信じ抜くんだみたいなことは思えてれば、多少嫌なことがあっても人ってのは一緒にやってられるんだろうけど、なんかそこがちょっとプツンッと切れちゃったんじゃないかなって勝手に思ってます。いや、プツンと切れたからって喧嘩別れじゃないし、これからいっしょにやろうと思ってるだろうし…うん、でも、そういうもんじゃないですか?人間関係なんてね。
 だからなんか僕はその徒党を組んでるみたいなものに苦手だなって思うことの体現っていうのが会社とか事務所というものにはあって、それと西野さんが持ってる個人の考え方みたいなものがすごく合わなくなったときに、その徒党の意思をやっぱりどう自分と辻褄合わせするか?ってときに、もう辻褄合わせに唯一必要なものは愛情しかなくて、もしかしたら恋愛とかね、結婚とかもそういうものかも知れない。家族とかもそうかも知れないですね。上司と部下ってのもそうかも知れないですよね。そこに愛情さえあればなんとか乗り切れるんだけど、そこに愛情がなくなるとね。やっぱり乗り切れないし、愛憎っていいますから、愛情は憎悪にも変わりますからね。むしろ今まで乗り切ってきた分の愛が逆転して憎悪になっちゃうってこともあるんだろうなーなんて、そんなことを思ったりもしました。

自然に生きる力

 今日のお薦めの本ですね。これでございます。「自然に生きる力」辰野勇さん。モンベルのね、創設者の辰野さんなんですけどね。僕すごい関係してて。僕モンベルのアウトドアの服とかはよく買ってるんですけどね。鞄とか。キャンプとかもまだ数回しか行ったことないんで、本当はキャンプをちゃんと行きたいなーって意味で言うと、今後モンベルさんとはすごく…なんか色々買ってみたいなーなんてと思って、時々覗いちゃったりはしてますけども。一応ぼくモンベル会員なのかな?会報が送られてきて、そこで辰野さんがいつも文章を書いてて。たぶんその文章とかがまとまってる本なんだろうなーと思います。だからちょっと読んだことがあるなと思ったんだけど。
 辰野さんがなぜモンベルを作ったのか?とか、すごい山登り…登山家でいらっしゃるんだけど、その登山ってものに関する考え方みたいなのがすごい出てて、すごい共感できることと、すごい勇気を貰えることがあるんで、これぜひ。すぐ読めちゃいます。なのでこれお薦めの本だなーと思いました。
 でね。それで僕、会報に書いてた文章で、すごいいいなーと思って、その文章がちょうどここに載ってたんで、まさにいいなと思うんだけど、モンベルを大きくしなきゃいけないと思ってるんですよ。辰野さんが創業したときに。最初なんか数人で始めたのにね。で、なんで大きくしなきゃいけないと思ったかと言うと、首を切りたくないと。だから今は若い人たちが働いてるけど、何年か経ったら年を取ってくけど、年を取ったその人たちとも一緒にずーっと働き続けたい、と。そうするとそんな年寄りだけじゃまわらないから、若い人たちをどんどん入れないと会社としては成立しないとなると、そのどんどん年を取っていく社員を働かせるために若い人たちがどんどん入ってきてもいいぐらいの規模に、どんどんならないと終身雇用が出来ないじゃないか、と。だから終身雇用を維持するために会社を大きくするんだって言ってる文章があって。そっかぁ…そんなこと思ったこともなかったんだよ僕自身がね。そっか、社員のことを思うと会社を大きくしなきゃいけないと思ったっていうことを初めて聞いたのかな、僕は創業者というか起業家の方に、経営者の方に。経営者が会社の利益を上げるためにリストラしますみたいなことを言ってるのはたくさん聞いたことがあるし、それはリアルでも、記事でも、ニュースでもね。会社を大きくするのは従業員のためなんだって言うのを聞いた時になんかすっげぇカッコいい人だなーって思って。Facebookで友達申請しちゃったんですよね(笑) それで辰野さんホント感動しました!みたいなこと言って。で、一応友達ではあるんですけど、まだそんなやりとりしたことないんですけど…はい。

 というような感じでございます。だから今ね、徒党を組むって話しを最後、オンラインサロンみたいな話しをしたけども、会社ってのも徒党なわけで。でもその会社のトップがね、そういうことを言ってる徒党ってのはすげぇいい徒党だなと思うと、会社ってのも悪くないなーなんて思ったりもします。だからそう言う意味で言うとオンラインサロンも悪くないし、Clubhouse…Houseclub…? Houseclub? Clubhouse? 逆に言ってました?大丈夫?Clubhouse って言ってました? Houseclub … Clubhouse ……Clubhouse ですよね?はい。──も、同じかも知れないし、もしかしたらYouTubeで動画を話している中でも若干のね、インフォメーションと言っても大したこと言ってないし、もしかしたらこれをいいと思ってコミュニケーションが生まれるかも知れないし。と言うようなことを考えて、うん、コミュニケーションも捨てたもんじゃないなと、元々言ってた30分かけて話したことをひっくり返したりして、今週のICUCを終わりにしたいと思います。


文字起こし後の文字寝かし

(好き勝手に思った感想を書き残しておくことを文字寝かしと言うことにしました)

 角田さんの顔が晴れた。SNSの調子も。良かった。先週やる気がなんとか出てから、その他諸々もぐ~っと浮上してきた。半年ぶりくらいかな?落ち込んでた感じじゃなくて、角田さんのポジティブなというよりピュアな陽気さが、電気で明るいけど暖かくはないみたいな感じだったのが、陽光に戻って温度が入ってきた感じ。明るさの種類。これも満月と節分で切り替わったのかな。そういうのをアーカイブしてるんだな。

 やっぱり新しいものはとりあえず味見はしに行きたくてClubhouseのアカウント作るけど、招待して欲しいと頼むのは嫌、かつ覗いてみたけど聞かない、あぁやっぱりなと謎の安心感(笑) 私、しばらくレッドロブスターの姉妹店で蟹でも出すのかと思ってた……。

 コミュニケーション、交流や雑談に価値がある。さらに話者に人気か認知があれば、その雑談にインフォメーションとしての価値が付加されるというのが私の今の所の解釈。情報と交流それぞれ別の価値であり、階層的にもなる。
 向上心、自己顕示欲、あとどんな感情だろう?その価値ある雑談を聞いた、気づきがあった、あわよくば会話に混ざれた、そうすると自分のステージが上がった気になる。それって私はどのオンラインサロンに属しているか?という自意識。自尊心かな。それらがClubhouseが招待制という入れる人と入れない人がいるという上に構築されて、特別な一人になりたいという欲を刺激する。
 オンラインサロンはその特別な一人になるための場であることも多いし、私は苦手だし、これって人脈という言葉も思い出す。繋がってる人=肩書きと繋がった人数に価値がある。人を自分の利益から見てランキングしてるような気がしてしまって、それで人脈って言葉が好きじゃない。例えば私は人脈として無価値、有名人だったり良い肩書きがあれば食い物にされるような気がしてしまう。それって普通のコミュニケーションでも(私には差別と区別の説明は難しくてできないけど)多少あると思う。例えば小学生のときクラスの”友達”だけど、この子は仲が良くて、この子は違う、そしてこの子は〇〇だから友達になりたい、みたいな。
 コミュニケーションしたくない僕、それは自分にも分かる部分があって、寂しがり屋でも誰でもいいというわけじゃないから、SNSをコミュニケーションに使うとは限らない。そう言う意味で角田さんというのは、角田さんは嫌がるだろうけど、生き方とかぐるぐるする考えごとの私の師匠なんだな。

 集団が苦手について、カフエ マメヒコの井川さんのYouTubeに、それは集団の種類が違えば違うんじゃないの?って話があった。いわゆる学校や会社、大した話じゃないけど夜中まで盛り上がったとかクラブとか、そういった人付き合いが苦手な人がマメヒコで働いたり、いかひこ塾には居るじゃない?と。ああ、大事な内容を忘れてるな。もう一回探して聞こう。
 当集団のコミュニケーションとはこう定義します、私の定義と合ってます。そんなふうにサクッと分かるものだったら楽なのに。井川さんの言う集団が違えばって、そういうことじゃないのかな。コミュニケーションとインフォメーションの定義の違う集団。
 その集団のどの部分に、どのくらい愛情が注げるか?そもそもICUCはCAMPFIREさんからのお誘いで始まったものだったんだから、その辻褄合わせを1年かけて、最後はコロナのなかで擦り合わせた。ICUCというバンドはソロ活動になった。これって主催の角田さんの辻褄合わせは角田さん本人はもちろん、私たち参加者も経験としてなかなか貴重だったと思う。言葉でうまく言えないことは、体験として覚えておけば良いのだし。いつか言葉にできれば尚更良くて。
 今週はダメだな。頭が回るようで止まるようで、これ以上進まない。ちょっと残してある豊津徳を文字起こししながら、頭が落ち着いたらもう一回考えてみよう。

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