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ふるさとは遠きにありて、、、の結果。

昨年(2022年度)、人生初めて、
「ふるさと納税」なる制度を利用してみた。
大変満足した部分もあれば、失敗も有った。
今回の返礼品と失敗談をまとめておこうと思う。

思い立ったが吉日。

年末に確定申告の下準備をしていた際に、
『そう言えば、ふるさと納税使ったことないな』
ということに気付いた。
年末調整に加えて医療費控除もあり、
ここ十年弱は毎年確定申告はしていたので、
『(確定申告の手続き的には)ついでだから』
という事が頭をよぎり、
年末も押し迫った頃にチャレンジすることにした。

何処に寄付する(何を返礼してもらう)か?

自分自身の出身地にU-turnで戻ってきた身としては、
『ふるさとは遠きにありて思ふもの〜』
は当てはまらないと思ったので、
①両親の故郷
②過去に住んだ思い入れのある土地(自分と奥様各々)
③ただ単に食べたかったもの
をチョイスする方針とした。
届いたもの順にご紹介したい。

1.岩手県盛岡市

コレはカテゴリとしては③のパターン。
盛岡市(岩手県)は記憶のある限りでは通過したことしかなく、
ある意味では憧れの土地ではあったのと、
年末のテレビを何の気なしに見ていて食べたい!
と、思った『じゃじゃ麺』をチョイス。

パッケージ。
肉味噌と麺。
胡瓜と葱、生姜を添えて。

コレは美味い!
全く食べたことはない味で戸惑いもあったが、
食べ進むにあたって美味さに感動した!
是非一度現地のお店で食してみたい。

2.千葉県香取市

どちらかと言うと合併前の佐原市と言った方が、個人的にはしっくりくる。
母方の故郷なので、カテゴリ①のパターンで、
社会人になってから叔父叔母にかなりお世話になった思い出深い土地。
行く度に自分土産で買っていた、辣油と胡麻油、味醂に加えてポン酢の『お土産セット』をチョイス。

佐原の逸品。

個人的には辣油がゲキ美味なのはよく知っていたが、ポン酢が絶妙である。

3.神奈川県横須賀市

U-turnで札幌に戻る前に住んでいた横須賀はカテゴリ②のパターン。
期間的には三年ほどだが体に馴染んで永住したいと思っていた非常に愛着ある土地だった。
時期が良ければ魚介も良いのだが、
名産の海苔と海軍カレーをチョイス。

走水の海苔と海軍カレー。
手巻き寿司。
海苔。

あらためて、
『海苔が主役』
と言って過言ではない美味さであった。

4.神奈川県平塚市

こちらもカテゴリ②のパターンで平塚は奥様が学生時代に過ごした土地。
自身も湘南戦でよく立ち寄っており、所縁がないとも言い切れない。
鶏料理の名店がありチョイス。
コレはまだ頂けていないが、実に美味そうである。

鶏づくし。

また平塚にも行きたいものである。

5.北海道赤平市

姉夫婦が住んでいるが自分自身は何度か来訪しただけで、カテゴリ③のパターン。
ただ、隣接の芦別市で作られる『ゆめぴりか』の美味さから玄米をチョイス。

ゆめぴりか。

さすがはゆめぴりか、という美味さである。

6.石川県鳳至郡穴水町

此方はカテゴリ①のパターンで父方の故郷。
が、実際に行ったのは社会人になってから一度だけであまり馴染み深いとは言えない。
しかしながら一度尋ねた時の能登の魚介の旨さは鮮烈な記憶ではあった。

牡蠣三昧。
蒸し牡蠣に香取のポン酢が美味。
やはりウヰスキーが。

3㌕の牡蠣を食べ切れるのか不安はあったが、、、
二人で一晩でペロリであった。

昨年度の総括と失敗談。

まず返礼品については、
まだ頂けていないものもあるが満足出来た。
両親の故郷や過去に過ごした土地、所縁は少なくともコレを機会に訪れたい願望が大きく育った土地。
いずれにせよ、『ふるさと納税』によるメリットは感じられた。
『ふるさとは遠きにありて思ふもの』だけではなく、近くにも感じられる点は良きかな。

ただ今回の失敗談としては、“やり過ぎ”たこと。
収入見合の最大控除額目一杯ではなかったはずなのだが、
そもそも我が家の医療費控除がそこそこあったことに加えて、住宅ローン減税での年末調整額が。。。

ご利用は計画的に。