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安倍総理を追悼する④サミット・G20で「日本の文化」を演出した「安倍流もてなし」

安倍総理の外交上の業績を讃える声は大きい。筆者は外交戦略での評価も当然ながら、外交での接遇で日本の文化をアピールできた功績も大きいと感じる。特にサミットとG20が外交上の二大イベントだったが、それぞれグルメやスイーツ、おみやげは圧巻だ。メニュー詳細はアップされており、外国人向けに何が良いのかも工夫されている。

筆者自身外国人の知人も多く、海外顧客を接遇する機会も多いので参考にもなる。また地方に在住するものとしては、観光産業の振興や地域の活性化という側面からも非常に良いことだと感じた。
小さな事かもしれないが
(筆者が単に飲み食いが好きと言うのもあるが)、安倍総理の外交上の業績の一つとして挙げたい。

今回の国葬で来日される要人をどう接遇するのだろう。

(1)伊勢志摩サミット2016年 5月26日 - 5月27日

【メニュー詳細はリンク先から】

5/27ワーキングランチ
5/26ワーキングディナー
5/27ワーキングランチ

日本以外のサミット参加国は西欧先進国ばかりだ。この大舞台で、日本産ワインだけで押し切ったのは、この上なく素晴らしいことだ。

【おみやげ】

1 安倍総理大臣からG7各国首脳への贈呈品
①萩焼 花瓶
②秀衡塗酒杯(ペア)(岩手県産品,有限会社翁知屋)
③玉虫塗小物入れ(宮城県産品,有限会社東北工芸製作所)
④会津ほまれ 播州産山田錦仕込 純米大吟醸酒(福島県産品,ほまれ酒造株式会社)
⑤肥後象がん万年筆(熊本県産品,プラチナ万年筆株式会社)
2 安倍総理大臣夫人からG7首脳配偶者への贈呈品
⑥真珠ネックレス又は真珠ピンブローチ(三重県産品,ミキモト真珠島)

【広島外相会合】
なお、当時の4月にはG7広島外相会合が開かれた。岸田外相が地元開催の大声援をバックに並々ならぬ気合で臨んでいることが食事やお酒などの接遇からも見て取れる。


(2)2019年6月29日 G20大阪サミット


ニュース | G20大阪サミット2019 (mofa.go.jp)

大阪でのG20も参加国が多いだけに注目点は多い。ハラール対応なども個別に配慮するなど、参考になる。

トランプ・プーチン・習近平・メルケルなどそうそうたるメンツでよくやったと思う。大阪城バックに安倍総理も記念写真でご満悦。「猛獣」がそろった平和な舞台が、2022年の今からは想像もつかない。


6月28日(金)ワーキング・ランチ

6月28日(金)夕食会

6月29日(土)ワーキングランチ

コーヒーブレイク:お菓子と飲みもの

飲みもの

我も我もと手を挙げたせいか、お酒も、ものすごい種類の数になっている。絞り込まないところが、自民党の政治文化の一端とも言える一方で、「左党」が国内旅行した際のお土産や楽しみの参考にもなる。

なお、外相会合も別途開かれ、河野外相もご満悦。狂言を茂山千五郎家による狂言を楽しむ企画もいいと思った。

河野外務大臣主催 外相夕食会 | G20大阪サミット関連トピックス | G20大阪サミット2019 (mofa.go.jp)


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