事実婚について調べてみた
で、事実婚って何?
朝ドラウォッチャーには嬉しいちむどんどんパートナー関係のお知らせ♡
ただこのお二人は普通に入籍ではなく事実婚をいう選択をした。少しずつ耳にすることが増えた「事実婚」について、私なりに調べて勉強してみることにした。
ふむ。言葉通り、事実上夫婦であれば「事実婚」なのね。
内縁関係とは何か違うの??
使われ方的には「内縁の・・・」とほぼ同じっぽい。
わざわざ事実婚を選ぶ理由は?
選ぶ理由は人それぞれ。現在日本でも2-3%の人が事実婚を選んでいるそう。
1)名字を変更したくない ・・・ 理由は個人によるようだが、
-妻も会社経営をしているなど旧姓ですでに社会的地位や名声があり、名字変更によりそれが断絶される(情報が一元化されない)デメリット。
-自分の名字含む名前でブランド化をしており名字変更が損失につながる。かつ手続きも会社関連(取引先含む)までしなければならず本当に大変。
-名字が自分自身のアイデンティティであり変わることでそれが喪失される
2)結婚に伴う周囲のセクハラなど干渉を回避したい
3)日本の婚姻制度に賛成できないから、この制度に習いたくない
など。
私はただの会社員だし普通に結婚して旦那の名字にしちゃったけど、もし選べるなら元の名字のままで良かったかもな。特に名字を変更するメリットはない。家族だとわかりやすいというくらい?我が家は共働きでお財布も別管理。フラットだから、名字も別の方が実態に合っていたかなーとは思う。
印鑑・銀行・カードだけでなく、ありとあらゆるネット通販サイトや保険などサービスの名義も変更しなくちゃならなくて本当に煩わしかった。
「え。もし離婚したらまたこのプロセスやるの?」
って正直頭によぎったよね。
いまどき、現実的に死ぬまで添い遂げると確信している人もそこまで多くないと思うし(なんかすみません)、会社経営している人なんて本当にストレスだと思う。
友人の場合、夫になる方の名字があまり好きじゃなくて(確か”牛”って入っているのが彼女の下の名前に合わなくて )マリッジブルーになっている子もいた。
日本の婚姻制度については、私ももし本当に仲いい友人や家族に同姓カップルがいて結婚という契約がとれず苦しんでいたら、日本の旧時代的な制度のもと結婚なんてできない!と思っていたかもしれない。この視点はなかったな。
よく聞くフランスのパートナー制度はどんな?
Pacte Civil de Solidarité(通称PACS)
これはもともと同性のパートナーのために作られた契約制度だそう。それが異性カップルにも前向きに受け入れられたという経緯らしい。お子様の保護や金銭(遺産、税)などは結婚と同じ条件になっているそう。
フランスだと結婚したカップルが離婚する際は、必ず裁判をしなければならないらしく時間とコストがものすごくかかる。それを嫌った人々から子どものケアや税制など結婚と同じ優遇を受けられ、解消も簡単なPACSが広まったというのは納得。解消時は一方からの通知で解消ができ、子どもがいる場合の親権は両親が持つ。
ただ、「けじめ」という意味できちんと結婚したいと考える人々もいるそう。
これがベストかはわかならいけど、日本の婚姻制度は前時代的過ぎな感じは正直ありますね。夫婦別姓だけでも進まないかね。
学びと思い
ちむどんどんのお二人がどういう経緯で事実婚を選択したのかはわかりませんが、わざわざ世間にも公表をしてくれた勇敢な行動には拍手を送りたいです。
私自身、大して疑問も持たず結婚/入籍というプロセスを進めてしまいましたが、考えてみると今の社会にマッチしていないし色々改善点があるなと思い至りました。
考える一石を投じてくれたこと、素敵だと思います。
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