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席を譲って頂いたお話

生まれつき足関節に指定難病を抱えているので、1日に歩ける距離というのが限られている訳ですが、自宅から病院まで往復で2時間弱かかるので、電車で座れ無いと帰って来てからの保護猫活動が厳しい訳です。
まぁ出かけた日はいつも痛み止めのボルタレンを飲みながら地域猫さんのお世話と周りの清掃を行うんですが、運良く行きも帰りも座れた日はとても足が楽。



なので、まぁヘルプカードを電車やバスに乗った時は付けてるんですが、6年付けてるけど1度も席を譲って頂いた事は無いです。
最近では掲示もしてないので座れた時に良くご高齢の方が前に来られて席を譲る事になり本末転倒な事が多かったので、座れた時に膝に乗せる様にしてました。

最近バスを病院の帰りに使う事が多く、バスは優先座席の表示が割と強めなので最初からたすきみたいにヘルプカードを身に着けながら優先座席空いて無いかなぁと期待して乗るんですが、今日バスに乗ると優先座席は若い人や学生で埋まってました。
ですよねーと思いながらつり革を握ってた訳ですが、車椅子専用席に座られてた大きなキャリーケースを持った若い女性の方がヘルプカード見るなりすぐに席を勧めてくれました。
正直初めての事だったのでビックリだったんですけど、お礼を言いつつありがたく座らせて頂きました。

お陰様で今日も無事保護猫活動が行なえました。あの女性に幸多からん事を🙏

もうひとつは後で気づいた事なんですが、バス降りる際に障害者手帳を運転手さんに見せると半額になる訳ですが、ICOCA決済だと2ステップくらい料金変更に運転手さんの操作が必要になるので、最後の乗客として終点で降りる様にしてたんだけど、通路を挟んで向かいの優先座席に座ってた若い兄ちゃんがいつまで立っても降りなかった訳です。
まぁ良いかと席を立って降り口に向かったらすぐ後を付いて来られて来て、決済してスロープを降りた後料金変更の音がしなかったんですよね。

これって付添人ですって言って自分も半額で降りたんじゃないかなと。
そんなずる賢い手口思いも付かなかったので警戒してなかったんですけど、今度から降りる時に最後じゃ無かったら「付添人いません」って運転手さんに言った方が良いなぁと思った次第です。

良い人も居れば悪い人も居る。両極端の人間があの場に居たんだなぁとしみじみ。

ちなみに自分の関節症は限界を超えると歩けない位の激痛を伴うので、急に四肢障害4級を体現する訳ですが、それまでは普通に歩けるので見た目は分からないんですよね。

見た目じゃ分からない障害を持ってる方がヘルプカードを掲示してる訳ですので、電車などで見かけたら席を譲って貰えると助かります。
次は何年後だろう〜。