【東京日記】神田を歩く、3月下旬。

歩道橋の階段を下り、電線工事をしている路地を4分ほど歩いた頃、 ようやく方向が間違っていることに気が付いた。 スマホアプリの地図を開き、歩いてきた道のりを確認すると、 現在地は、目的地がある東口から駅を挟んで見事に反対側を指していた。 やってしまった、と途方に暮れそうになったが、 来た道を引き返すのはどうしても気が向かず、 一本先の大通り沿いに駅の方へと戻ることにした。 今宵、私は神田駅から10分ほど歩いたところにあるカフェに行くつもりだ。 そのカフェに行き、美味しいと評

他者からお前はこうであるべき、もっとこうするべきみたいなこと言われると完全に萎える。だから自分の世界に一生閉じこもっていたくなる。

【INTJ日記3/23】アボカド専門店への誘い2

3階の入り口はドアが開いたままになっていた。 そのまま店に入り、こちらへどうぞと厨房の店員さんに案内してもらった、手前のソファ席に腰をかけた。 店内を見渡すと、カウンター席とテーブル席が合計10席ほど、およそ7〜8畳ほどを有効活用したこぢんまりとした店内は、 床とテーブルはナチュラルな木目調で壁色は落ち着いた緑色にしていた。アボカド専門店らしく、とても可愛らしい空間である。雑居ビルの外観からは想像もつかないお洒落さに意外性とともに、心が安らぐような温かさも感じた。 私は、