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超・瞬間小説​『財産』

両親は死ぬ時、全財産をどこかの組織に寄付しやがった。

遺産をあてにしてた俺は悔しくて、死んだ両親を見返す為に必死で生きた。

なぜか次々と困難が襲い掛かるが乗り越える度に生きている実感が沸いてくる。

そんなある日、組織から両親の遺言状が届いた。

「愛する息子よ、それが人生だ。」


<完>

☆表紙絵 by さとねこと さん → https://note.mu/satonekoto

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