2023.04.05
気が向いたのでおよそ3年ぶりの日記を書いてみる。
振り返って見たときに「そんなこと思っていたっけ」「そんなふうに感じていたっけ」と新しい発見があって面白いので、過去の自分観察用。
3年の間に変わったことは、大きくいえばこのふたつ。
引っ越し
終わらないコロナ禍。実家の諸々の問題。
当時リモートワークを推奨していた会社の言葉に甘える形で、北海道の地元への引っ越しを決めたのが年明けすぐのことだった。一緒に暮らすねこのために、飛行機は怖かったので陸路でゆっくりと移動。
およそ9年ぶりに住む地元は、良い意味でも悪い意味でもあまり変わっていなかった。実家に住むと仕事に集中できない気がしたので、近距離に家を借り、1年経ってやっと車の免許を取った。
家からまったく出ない、一年近く車も持っていない、複数人向けの賃貸に一人で住むわたしのことを近隣住民はどう思っていたんだろうと今でもちょっと思う。
家の居心地はとっても良い。東京の半分の家賃なのに、広さは4倍くらいになった。ねこも嬉しそうに走り回り、ひなたぼっこをする。地元は木造の家ばかりなので、音が気になるのが玉に瑕。
結婚
引っ越しして3ヶ月ほど経ったわたしの誕生日に、高校時代の同級生から連絡が来た。ほぼ毎年誕生日にだけメッセージをくれる彼に「マメだなあ」と思いながら返信。地元に戻ってきていることを告げるとあれよあれよと言う間にケーキを持って駆けつけてくれた。
「誕生日なのにケーキ食べてないの?だめだよ!」と言われ、高校時代そこまで親しかったわけではないけれどなんとなく、ああ変わってないなあと思った。みんなに優しい人だった(ような気がする)。その日は一時間ほど外で話した。ずっと笑っていた。
次に会ったのはその5ヶ月後だった。誰かと一緒にいた方が楽しいと言う彼と、一人でじゅうぶん楽しいわたし。気質は正反対だったけれど話は合ったし、音楽などの好みも似ていた。何時間話しても飽きなかった。相変わらず一人でいるのはすきだったけれど、彼といるのもまた、すきだと感じた。
お付き合いをはじめて一年後、当初話し合っていたとおりに、籍を入れた。
毎日なにかしら面白いことが起きてふたりで笑いあう。すきなものを共有する。いっしょに暮らすねこのことを可愛がってくれる。友人にもドン引きされるくらいのわたしのわがままを「赤ちゃんだね」と言って笑う。毎月崩壊するわたしのメンタルにも根気良く付き合ってくれる。「おうちのごはんがおいしいっていいね」としみじみ言ってくれる。
結婚願望はとうになくなっていたわたしだったのに、わからないものだなあ、と思う。毎日すてきなことばかりで、結婚して本当に良かったなあ、とも思う。
3年経って、変化がたくさんあったわたしの日記。
これから書いたり書かなかったりしていこうと思いますのでよろしくお願いします。
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