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2023年オールブラックス出陣!対アルゼンチン戦、プレビュー

いよいよテストマッチ(国の代表同士の戦い)のシーズンがスタート!
ニュージーランドは冬と言う事で天気が不安定なのもあり
首のけが後の後遺症を含む体調が良くないので、今週はぼちぼちの活動になっておりますが、オールブラックスの初戦と言う事もあり
簡単(?)プレビューになりますが、書いてこうと思います。

※トップを含めてすべての写真は昨年の対戦時、クライストチャーチで撮影

オールブラックスXVがオールブラックスより先に試合がありますが
(7月8日と来週の15日に試合)
日本は、ラグビーファンの間で凄い盛り上がっているようですね👍

上のリンクが7月1日に掲載していただいた記事👆
下のリンクが今朝noteにて書いた出場メンバーのプレーの特徴、
注目マッチアップ、試合のみどころを書いた投稿です👇
オールブラックスXVの試合を観るにあたっての参考になれば。

オールブラックスXVの試合が8PM(NZタイム)にあり
その後、日付上はニュージーランド時間の明日の日曜日になりますが
本家のオールブラックスの試合があります。7:10AM(NZT)

◆オールブラックスのメンバー

https://twitter.com/AllBlacks/status/1676979263365595136/photo/1

今年9月から始まるワールドカップのスコッド発表まで4試合とあり、初戦のメンバーがどのようになるのか注目されていた。
上記の写真にある14番エモニ・ナラワが先発でオールブラックス、デビューとなる。新人はナラワのみで、その他はベンチも含めて誰も入らず。
 
 後に対戦するサウスアフリカ、オーストラリア(2試合)では、なかなか、新人を試す機会があまりないと思うのでもう少し冒険しても良かったのでは。特にSHロイガードは、経験を少しでも多く積ませるために、ベンチに入れて欲しかった。
遠征でなかったら新人をもう少し多めに入れていたかも知れないが…

 ざっとメンバーを見て2番コールズ、5番ロード、10番ダミアン・マッケンジーの所が意外と言えば意外。

HO コールズを初戦で先発は、どれくらい高いレベルで身体が耐えれるか(特に悩まされているフクラハギの状態かな?)を早い段階で知っておきたいと言う事か。コールズの経験はチームにとって貴重なので身体の件でクリアになればワールドカップのメンバー入りは確実だと思う。

LOロードは、今季スーパーラグビーでは怪我明けであまり出ていないにもかかわらず選ばれているのは期待の表れだが、試合勘を取り戻すために、ベンチ入りはすると思っていたが、まさか先発とは思わなかった。
個人的にはT・ヴァアイを推している。

SOマッケンジーは、先発でこのポジションで使っている事から期待度の高さがうかがえる。モウンガ、Bバレットそしてマッケンジーと司令塔をこなせる選手が3人いるのは心強い。マッケンジーは、今回のチャンスを活かせるか注目したい。
(個人的な意見だと、上背がないのでレベルの高いテストマッチレベルでは、ハイボールが多くなりがちなのでマッケンジーは、15番では厳しいとみている。)

その他では、前回のワールドカップから定まっていない6番のポジション!
セレクター陣のお気に入りのフリゼルが先発になっているのは予想通り。
個人的には、ケガに問題がなければブラカッダ―、もしくは、S・バレットフィナウもありかなと思うが、フィナウは今後のパフォーマンス次第か(チャンスを与えられるかの問題があるが)

◆試合展望と勝敗予想

オールブラックスは、昨年アルゼンチンにホームで勝利を献上している(クライストチャーチ)。
ラッシュディフェンスの餌食になり、ブレイクダウンでもプレッシャーを受けた。翌週のハミルトンでは、倍返し以上で圧勝したが、フォスターHCになってからアルゼンチンに2度も敗戦している事からも、警戒している。
いずれもコンタクトエリアでの劣勢があり、得意の速いテンポでのラグビーを封印させられている。

FWコーチのライアン氏(写真下)がいつも言葉にするコンタクトエリアでの「激しさ」は、近年のオールブラックスの課題でもあり、をこの試合では、それを意識しての戦いとなるので、そこを注目してみていきたい。この改善なしにはワールドカップの優勝はない。
勿論セットピース(スクラム、ラインアウト)が基本なのは言うまでもないが、今日の注目は、ブレイクダウンを含むコンタクトエリアでの攻防。

2022年のアルゼンチン戦の試合前のライアン氏

初戦なので、コンビネーション等で始めは、ミスが出るかもしれないが、後半は、落ち着いて持ち味を発揮してくれると期待している。
アルゼンチン戦でいつも暴れがちなコールズが相手の挑発に乗らずにプレー出来れば勝利は固いとみている(数年前の敗戦を思い出すが💦)

繰り返しになるが、コンタクトエリアでの攻防。前半に勢いのあるアルゼンチンをこの点で抑え込めれば、後半は差がつく展開も考えられる。
昨年のような取りこぼしは出来ない。同じことを繰り返したら、今年のワールドカップで優勝はないと思う。

オールブラックスが15点差以上で勝利と予想!

2022年のクライストチャーチでの対戦は欠場したバレット、スーツ姿は、更に良い男だった。

今季スーパーラグビーで調子が上がらなかったボーデン・バレットのフルバックでのパフォーマンスにも注目したい。ボーデンの調子が上がらずしてワールドカップの優勝はないと思っているので。

※以下のリンクは、昨年のアルゼンチン戦に関する記事を書いたものです。

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