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【写真と文章】六曜社と『逆光』

   毎週金曜日は、写真とそれについて簡単に述べる日だ。毎日長い日記みたいなエッセイを書くのは少し苦労する。息抜きの日。


   京都の喫茶店をひとつあげろと100人に聞いてよく上がるのは六曜社珈琲店、喫茶ソワレ、フランソワの3つであろう。これらの喫茶店は自店のビジュアル的な印象の作り方が上手い。放っておいても万人がSNSで発信し、老若男女問わず多くの客が訪れる。

   そんな六曜社珈琲店で映画『逆光』展が本日3月25日より始まった。1階店では『逆光』オリジナル灰皿(六曜社ver.)とオリジナルライター、それにナプキンにまで『逆光』がいる。灰皿は火を押し付けるのも申し訳なく感じるほどかわいらしいデザインだ。ちなみに、盗難に会った時の予備のために灰皿は多めに作ってあるらしいが、持ち帰りは禁止だ。
   地下1階展では壁に映画の場面写真パネルが貼ってある。『逆光』が持つ鮮やかで美しい色彩が六曜社の気品を構成する木の壁と青いタイルによく馴染んでいる。

   六曜社史上初めて行われるイベントである『逆光』展。その全パネルを作成し設営まで行ったのは何を隠そうこの私である。六曜社でコーヒーを飲んで『逆光』を観るもよし、『逆光』を観てから六曜社に行くもよし。この機会を逃すな!

   

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