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ギター好きが聴ける最近のEDMアーティスト3選

僕は昔からギターが好きです。

B'zやGLAYでギターに興味を持ち、10代の頃はSIAM SHADEをきっかけにテクニカルなギターの入ったハードロックをコピーしてました。その後、リッチーコッツェンが好きになったのをきっかけにファンクやジャズ、ブルースロックあたりも聴けるようになり、ここ数年はプログレッシブメタルやメタルコアにハマってた時期もありました。

なので、ロック野郎、メタルヘッズ、とかいうよりはギターという楽器そのものが好きという感じです。だってカッコいいじゃん、ギター。

一方で、ここ最近の自分の音楽としてはダブステップ系のEDMを作ったりするようになっていて、自分に近しい楽器だったギターとEDMを合体させられないかと、参考になりそうなアーティストを探していたので、誰か同じような嗜好を持ってる人、またはロック好きでも聴けるEDMの1つとして紹介します。

ちなみに、EDMやエレクトロニックミュージックの中でギターをいい感じに入れてるアーティストは大勢います(それこそAviciiのWake me upとか)が、ここではワンポイントな使用というより、ある程度ギターがアレンジの核になっているアーティストを選びました。


Dabin

ギター弾きでEDMプロデューサーでもある、と言われて最初に思いつくのはDabinです。下の動画だとセンターにいる、ちょっとぽっちゃり気味のアジア系の彼です。

サウンドや曲展開にEDM的なところはありますが、普通のポップスと言っていいくらいの雰囲気を持った曲が多いので、ロックポップス好きでEDM慣れしてない人でも一番入りやすいアーティストだと思います。

Dabinは2011年頃から活動していて、比較的初期の頃はサンプラーやコントローラーを使いながら、ギターをリアルタイムで弾くパフォーマンスもしていました。

世代的にジョン・メイヤーとか通ってそうなプレイスタイルで、日本人でも好きになる人多いのでは。

Illenium

Illeniumの曲も、すごくポップス・ロック寄りなのでギターがよく入ってます。I PrevailやSpirit Boxのようなバンドとコラボもよくしてるので、EDM慣れしてなくても聴きやすいアーティストその2です。

Dabinもそうですが、EDMにギターが入ってるというより、EDM界隈出身のプロデューサーが、ポップスロック系のファンに向けたアプローチで曲を作ってる、という方がいいのかもしれません。

ちなみにIllenium本人もギターは弾くようで、テレキャスを弾いてるライブ写真があったりします。そしてこの数年でスターダムにのしあがったからか、最近のライブ写真ではPRSを持つようになっていて、「ああ、売れてるんだなあ」と思いました(笑

Illeniumは最新アルバムでアブリル・ラヴィーンをフィーチャリングした曲を入れてたり、ニルヴァーナのRemixをやっていたりもするので、多分普通にロック好きな人だと思います。

Polyphia

もはやEDMアーティストですらなく、エレクトロニックミュージックの文脈ではなくテクニカルギターの界隈の存在だけれど、トラップやエレクトロニックミュージックの影響が色濃い、という点で彼らも挙げたいです。

Polyphiaファンは概ねTimとScottのギターヤベえっていう聴き方をしてると思うんですが、僕はギターもさることながらドラムもなかなかにエグいな〜と思います。そしてベースはとてもいい感じにローを埋めていて、このリズムコンビ(二人ともファーストネームがクレイ)が鉄壁だからPolyphiaはすごいんだと感じます。

特に今の若い世代のアーティストはいい意味でジャンル感がなく、自分の影響源ややりたいことを全部詰め込みました、というミクスチャーなスタイルの人が多いと思います。そういう意味で、多ジャンルを融合する繋ぎの1つがギターなのかもしれないな、と感じてます。

Trivecta

ちなみに、見出し画像でギターを抱えてDJコントローラーをいじってる人はTrivectaというアーティストです。彼もギターバリバリ弾く人なんですが、本人のオリジナル曲の中でそこまでギターが使われていないので、今回はあんまり取り上げないでいます。(曲自体はめちゃくちゃいいので、聴いてほしい)

最後に、Spotifyってホントすごくて、こんなプレイリストを自動生成してくれたりします。


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