Emi(大堀恵美)

香港と東京を行き来する限界日本語教師。 東京中野物語文学賞で知った闇や、地域活性化と文…

Emi(大堀恵美)

香港と東京を行き来する限界日本語教師。 東京中野物語文学賞で知った闇や、地域活性化と文学賞について書いていきます。 韓国や中華圏の文学にも関心があります。

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東京中野物語文学賞(現 東京中野文学賞)の不透明な運営

まずはじめに私は文学というものが好きだ。 本を読むことが好きで、教育熱心な祖父が世界名作文学集を全巻揃えてくれていたのでわたしのそばにはいつも文学があった。 日本文学の道を選ぶつもりだったが、高校時代にはまってしまった漢文から始まり、最終的には東アジアの文学にも興味を持つようになり日本文学ではなく東洋の歴史や文化について学ぶようになった。 その結果、わたしは日本を出て韓国、中国、香港に渡り、縁あって香港人と結婚。 今では衰退しているといわれる香港の街で細々と日本語教師と香港

    • 文学フリマにも現れた東京中野文学賞についての注意喚起

      先週末に行われた文学フリマ東京において、東京中野文学賞の告知のチラシをもらったという方がいらっしゃいましたが、改めて東京中野文学賞の不透明な運営について注意喚起したい。 詳細は固定にしている東京中野文学賞(東京中野物語文学賞)の不透明な運営にもまとめているが、運営方針で残念に思った点を意見として送ったら否定的だと言い放ち、なぜか他の意見を出した方の名前まで出して意見をしたことに対して長々と説教じみたことを言われ、個人情報を出せと脅迫までされた。 またその個人情報も本人の同

      • 本屋が減った香港 日本とは違う事情

        今日は私が住む香港で感じたことを書いてみようと思う。 まず、世界中で本屋というものが減っている。 本を読みたければAmazonで買えばいい、Kindleで読めるから本屋に行く必要はないという人も多い。私の知人のアメリカ人はAmazonのKindleの読み放題で毎日一冊新しい本を読んでいると話していた。 私も香港で日本語の本を読む時はKindleで済ませている。日本に一時帰国しても本屋で軽く話題の本を見るだけで、後でKindleで買ったりすることがほとんどだ。 正直日本で本屋

        • 東京中野文学賞に応募する前によく考えて欲しい

          東京中野文学賞(前回は東京中野物語文学賞だったが、今年から名称を変更したとのこと)での作品の募集が始まったそうだが、この文学賞に応募をする前に少し考えて欲しい。 それは私自身が本人の許可なく個人情報を流出されたことや、一方的に決めつけて判断する運営者がいること、嫌がらせを受けたこと、受賞作品の公開についても杜撰な扱いをしていたこと…まだまだ書き足りないが、一言で言えば東京中野文学賞を運営する人たちに問題があることを伝えておきたい。 また運営者は基本的に中野区内の零細企業の

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        東京中野物語文学賞(現 東京中野文学賞)の不透明な運営

          東京中野物語文学賞(現 東京中野文学賞)授賞式で感じた政治的なモノ

          前回の続きであるが、私は去年3月に東京中野物語文学賞の授賞式に入場料2,000円を払って授賞式に参加した。 たまたまその日空いているという友人(日本文学を専攻していてもともと文学賞に興味があったそうだ)を誘って参加した。 しかし行ってみたらほとんどが運営側の身内や区議会議員ばかりで招待されて(入場料を払ってるのかどうかもわからない)やってきたと思われる人々で、招待客や区議会議員には丁寧にドアを開けて案内をしていたが、何の縁もない私や友人にはドアすら開けてくれず、ロビーにいた

          東京中野物語文学賞(現 東京中野文学賞)授賞式で感じた政治的なモノ