個人でビジネスやるなら『言語化能力』を磨きましょ、それだけで食えるから


こんにちは。 おはなし屋なおとです。 今日は「コーチング起業に最も必要な能力は言語化力である」というテーマでお話をしていきます。

僕はライフコーチとして8年間自分のセッションサービスを個人で販売して生計を立てているものなんですけれども、今日の話のテーマである言語化力、言語化するということを伝えたくて記事を書いています。




■言語化能力で8年飯を食っている


僕は自分でビジネスをする中で最優先事項として、「自分の考えていることだったり経験したことを言語化する」ということを大事にしています。

言ってしまえば言語化さえしていれば、し続けていれば、この先も食いっぱぐれることないんじゃないかって思っているぐらいでして、本当に言語化能力だけはこのご時世に鍛えておいて損はないんじゃないかなと思っていて。

なぜそんな風に思っているかというとですね、自分が考えていることを言語化するっていうことは、すなわち今までの自分の経験とか知識とかいうものに価値を与えることができる、価値を与えるというかその知識とか経験を使って人に価値が提供できるようになるっていうことだと僕は思っていまして。

つまり今まで自分がやってきた知識や経験のようなものがですね、すべてお金に変わる、経済的な価値として動き始めるっていうような、そういう感覚で言語化能力を見ています。


■人類史上個人ビジネスがもっと簡単な時代に生まれて


なので僕はラジオであったり、noteであったり、YouTubeであったり、ひたすらコンテンツを投稿し続けているんですけれども、集客のためであるとか売り上げのためであるっていうのも一要素としてないことはないんですけど、

一番大事にしていることは自分の経験を喋ったりとか、自分が考えていることをわかりやすく伝えるっていうことに、とにかく時間を割いているっていうね、そんな感覚でいます。

僕のラジオとかnoteとかYouTubeとか見てくださっている、聞いてくださっている、読んでくださっている人たちは、やっぱり自分でビジネスを作って、個人の名前で商売をしていきたいっていう人が結構多いと思うんですよ。

僕はその考え方はもう本当に大賛成というか、みんなそうしたらいいのにと思っているから発信しているんですけど、

やっぱりこのご時世ね、個人で商売をすることが多分人類史上最もハードルが低くなっているこの時代にですね、自分で商売したいと思った人が自分で商売をすることに挑戦しないのはもうね、どれだけの機会損失かっていう話なんです。

個人でビジネスをやるっていうことはね、興味があるんだったら絶対に挑戦した方がいいことだと思うんですけど、じゃあ何を売るの?っていうところになってくると思うんですよね。


■売り物は「既に持っている」


で、そこでやっぱり効くのが言語化能力であると。

言語化能力がなければ、ない人はいないんだけれども、そこに重要性を自分で感じることができていなければ、何を売ろうって考えた時に、もう今すぐ売れそうなものとか、なんかこれから売れるような知識とか経験を仕入れにいこうっていう考え方にどうしてもなっちゃうと思うんですよね。

僕はコーチング起業の分野で発信をしているので、コーチングで言うとですね、コーチングを仕事にしたいと思ったから、今からコーチングの勉強をして売れる知識を身につけようと、そういう形でコーチングの資格を取りに行った経験がある人って結構多いと思うんですよね。

でもそれって僕はもったいないなと思っていて

決してそのコーチングの技術を身につけると無駄だって言ってるわけではなく。

僕から見るとですよ、こんなにも素晴らしいというか、人に求められるような経験を持っている、人の役に立てるような経験知識を持っているのに、また新しく探しに行くんですか?とおもうわけですね。

自分がお金にならないと勝手に思い込んじゃってるだけで、実はそれ欲しい人いっぱいいるじゃんっていうような金の鉱脈を持っているのに、それをただのゴミの山だと、ただの今までの経験としてあるだけで、

そこに価値はないんだっていうふうに最初から決めつけて、新しい知識とか経験とか、特に売れそうな知識とか経験を外に求めに行っちゃう人っていっぱいいるんですね。

それめちゃくちゃ僕もったいないなと思っていまして、どんな人にもその経験を他の人に話してあげたら絶対喜ぶと思うよっていうような経験とか知識って絶対あるはずなんですね。


■「価値がわかりやすい経験」だけが価値ではない


で、もう多くの人はパッと見ものすごい経験、 例えばそうだな、今パッと思いついたことで、「整体師として千人施術をしてきたので体のことなら何でも任せてください!」 こんな感じだとなんか分かりやすいじゃないですか。

ただ今まで自分はそういう大きな結果を出したこともないし、人並みな人生を送ってきて何もすることはないから、新しい技術とか知識とか身につけないとダメですかねっていうように考えている人多いと思うんですけど、いやいやと。

人並みの人生っていう人生はないですからね。 人それぞれ1億人いたら1億通りの人生があって、1億通りの悩みや葛藤があるわけじゃないですか。

それが分かりやすいものじゃなかったとしてもね、外から見て明らかにそれは価値があるよねっていうような、万人が認めるような価値、オリンピック行きましたとかね、そんなもう価値中の価値じゃないですか。

でもそんな分かりやすいものを持っている人ってもうほんとほとんどいない。 だけど分かりやすいものじゃないとじゃあお金に変わらないかって言われたらそんなことないんですね。


■ニッチであればあるほど良い


これ僕の経験でもそうなんですけど、これお金になんの? っていうことが結構お金になったりするんですよ。

じゃああなたが例えば会社に勤めていてですね、何の会社か分かりませんけど勤めていて、ちょっと特殊なプロジェクトを任された経験がありますよと。

ただ別にそこでめちゃめちゃ大きい結果を出したとかではないが、ちょっと他の人だったら経験しないよなっていうようなことを経験しましたと。

そうなってくるとですね、そういう他の人がしていないような経験の中でした試行錯誤っていうのは、希少性が高いわけですよね。

そもそもそういうプロジェクトを任されることがないので、そうするとその希少性があるっていうことはですね、多くの人が求めているわけではないけれど、

同じようなプロジェクトを任されている人がいたとして、しかも今現在進行形で任されている人にとっては、いやそれお金払っても欲しい情報でしたって言われる可能性って全然あるんですよね。


■こんなものがお金になるんだ、という実体験


僕そのコーチングで起業する前に初めて起業したのがトレーニングのブログだったんですけどね。

僕のラジオを聞いている人の中でね、「ベンチプレス80キロの成人男性が鍛えずに3ヶ月でベンチプレス100キロ上げる方法知りたいですか〜?」って言って、知りたいっていう人いないと思うんですよ。

いるかもしれないけど、ほとんどいないと思うんですね。

でも僕はそういうテーマで最初ブログを書いたんですよね。 結局それで素人でしたけど、2、3ヶ月で15万から20万ぐらい売れたのかな、その商材がね。

自分で作ったデータファイルでしたけど、それお金を払ってもらって取引が十何件成立したっていう経験があります。

これってパッと見、誰が聞くねん、誰が欲しいねんっていう話かもしれないし、正直ね、トレーニングの情報なんて別に本屋行けばいくらでも仕入れられるのに。

どこの誰かも分かんないような、当時の僕は自分の名前も本名も出してないし顔も出してないし、ただブログを書いてメルマガ書いてるだけの人間でしたけど、それでも僕の情報をお金出して欲しいって思う人がそんなにいたわけですよ。

これが言語化能力で掘り起こした金脈です。



■個人的な経験がニッチマーケットを作る


僕はトレーニングをずっとやってたんです。スポーツやってたから。

そこでやってきたことを言語化して、僕の書いてたブログはベンチプレスっていう分野でしたけど、

ベンチプレスっていう分野にいる人がどんなモチベーションでそれに向き合ってて、どんな悩みがあって、どんな課題があって、自分はどうやってそれを乗り越えてきたのかっていうことをブログを書きながら言語化していくことで、

ものすごいニッチな話ではありましたけれど、「そのニッチが欲しいよ」っていう人と金銭的な取引をすることができたわけです。

これがやっぱり僕の商売人としての初めての成功体験で、「売れるんだ…」と思いましたね。 これが売れるんだと思って。


■コーチングを売りたいなら「コーチングをやります」って言うだけじゃだめだよ


コーチングっていう分野に関しては別に商材を売るわけではないんでね、今の話をそのままトレースする必要はないと思いますけれども、例えばあなたがコーチングを扱っているのだとして、それを「コーチングをやりますよ」っていう風に売るんじゃなくて。

他に素晴らしいコーチいっぱいいらっしゃるので、あなたが何を解決できるか、お金を払っても知りたいような情報を何が出せるのか、誰をお客さんにできるのかっていうことを言語化しなきゃいけなくて、

誰をお客さんにできるのかっていうのが定まったら、その人たちに向けて自分があなたたちと同じように、こういうことに取り組んできて、こういうことに悩んで、こういう悩みの中でこういう葛藤があって、

その中で思考錯誤をして、こういう出来事があって私はこうなれたので、私のこうなれたお話を聞いてくださいねっていう風に言語化に言語化を重ねると、あなたの情報が欲しいという人が現れてくるわけです。

例えそこが無料のブログであったとしても、無料のブログでお金を出しても欲しいような情報が書いてあったら、この人はすごいなってなると。

その情報に対する信頼があなたに対する信頼に移り変わってくると。

そうなってくると、自分がお金を払っても欲しい情報を教えてくれる人なので、あなたと話したいですよ、その人はね。


■コーチングをコーチングとして売らない


ってなってくると、じゃあその人があなたと長い時間話すために、コーチングというサービスが必要なのであれば、コーチングというサービスを提供すれば、それでコーチングは売れるんじゃないですかねと僕は思います。

これってつまり、言語化によって今までの知識とか経験とかを整理して、多くの人が求めるわけではないけれど、確実にそれを欲しい人がいるっていう人に届けただけなんですね。

そうするとその情報が欲しいっていう人からあなたと話したいっていう人が絶対に現れてくるので、その人たちにサービスを提供すればですね、どんな対話だってお金になるわけですよ。

これは言語化ですよね。 売れる知識とか売れる経験とか売れる資格を仕入れてそれを売るんじゃなくて、言語化能力というドリル、スコップ、シャベルを使って、自分の持っている金山を掘って発掘していくっていう感じですね。

発掘できたものをちゃんと自分で加工をかけて商品として販売するみたいなイメージです。

だから仕入れて売るだとどうしても転売にしかならないんですよ。


■仕入れたものを売るのは転売でしかない


コーチングの業界でもコーチングの転売しちゃってる人ってめちゃくちゃいると思うんですね。

多分そういう概念がないんだと思いますけど、コーチング転売しても儲かるものじゃないんでね。

前回の放送でも言いましたけど、もともと市場的にコーチングできるって手を挙げただけで、 仕事が舞い込んでくるような業界ではまだないので、残念ながらね。

10年後業界がどうなってるかわかんないですけど、でもやっぱりコーチングの技能を証明することって客観的に難しいと思うので、自分でお客さん作っていかなきゃいけないってなると、じゃあどうやって自分でお客さん作るのって言われたら、それが言語化能力です。

自分の今までやってきたことを多くの人が求める形でもなくていいから、過去の自分と似たような人が、「その情報が今まさにお金出しても欲しかったんです」っていうようなね、そういう人たちにアクセスしていく。


■結局セッションでも「言語化」をやっているだけ


もっと踏み込んで話すんだったら僕は今コーチングを仕事にしてますけど、実際にコーチングセッションでもクライアントさんが今僕に伝えようとしていることって何なのかなっていうことを考えながら聞いて、それを言語化しているだけなので、情報発信する時と頭の使い方は一緒なんですよね。

だから情報発信も言語化能力であるし、コーチングセッションの提供も言語化能力であるし、って考えると、僕はその言語化能力っていうところをずっと伸ばし続けていると。

それで、僕は言語化能力さえ磨き続けていれば、一食いっぱい売れることないんじゃないかって思って生きてきたんですけど、実際問題は8年間このビジネス成り立っているので、それはあながちずれていなかったなと思います。

なので今日の配信聞いてね、言語化能力大事だなって思った人はね、ぜひちょっと言語化やってみてほしい。

情報発信は1人でもできるんですけどね、言語化って1人でやる言語化と、2人でやる言語化と、大勢でやる言語化って、またそれぞれなんかちょっと感覚が違うというか、使う筋肉の部位が違うみたいな感覚があるので、

1人でやる言語化を延々とやり続けても仕方がないところもどうしてもあるし、ただ、2人でやる言語化が効果があるからといって、1人でやる言語化をサボっていると、2人でやる言語化で得られるメリットみたいなものが減ってきちゃったりすると僕は考えているので、全部大事ってことですね。

1人での情報発信とか、自分の誰にも見せないノートとかにやっていく言語化もそうですし、コーチングセッションみたいなところでね、人と対話をしながら生んでいく言語化も大事です。

そういう言語化の場をたくさん設けることで、自分の考えていることとか、今まで経験してきたことを言葉にできるようになっていく。


■言語化能力はものすごい力なんですよ


今日の放送で持って帰ってもらいたいことは一つだけ。 言語化能力ってのはね、ものすごい強い能力なんですよ、ということ。

特にこの時代ですね、国民全員がスマホを持ち、SNSアカウントを無料で開設でき、ブログサービスを使い、動画配信サービスのアカウントまでタダで取れるっていうね、この時代に言語化能力を持っていれば、もういくらでも、どんなビジネスでもやれるわけです。

ただ言語化能力の重要性に気づいていなかったりだとか、自分の考えていることとか、言葉に伝えることにやっぱり興味がないっていう人は、やっぱりもうね、自分で仕事を作り出すことって難しいでしょうから、そうなるとね、既存の仕事に就くしかない。

でも既存の仕事はどんどんね、日本はこれから、高齢社会で不安定になっていきますので、どんどん先細るのは目に見えているので、既存の仕事ってのはどんどん潰れていくものなのかなと思うとですね、

やっぱりこの時代を楽しく生きていくんだったら、大なり小なり、自分の仕事は自分で作れるようなね、能力を持っておいた方がいいんじゃないかなと。

そのために一番必要なのは言語化能力だと私は思いますよ、というお話でした。

ということで今日のお話は終わりなんですけど、面白かったらね、ぜひいいねを押してもらって、他の記事読んでいただけると嬉しいです。

それでは、おはなし屋なおとでした。バイバーイ。



👇この記事の元になったラジオ


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【おはなし屋なおとのプロフィール】
おはなし(対話)で生計を立てる起業8年目のライフコーチ。資格や肩書きに捉われず個人で稼ぐことを伝え続けている30歳です。情報発信で全国各地にクライアントさんができ4年前に地方移住。地元で子育て(2歳0歳)しながらオンラインで活動。note20万PVラジオ3.3万再生YouTube登録1200人。日々コツコツ発信してます✌️

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