2024は11の倍数



プロローグ


タイトルと内容は一切関係ありません。
そういえばお菓子のパッケージに、実寸大より小さいです、って書かれてて世も末だな、って思いました。
そんな感じで今年一発目の「BigBearMovie」。
と言っても曜日で区切ってるんで全然去年観た映画もございますが、それはそれ。
ちょうど2023年中にNetflixで配信期限が来てた戦争映画があったので頭は重めで、行ってみましょう!

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「ハクソー・リッジ」 (配信)


監督がメル・ギブソンで、主演がアンドリュー・ガーフィールドですから、完璧です。
沖縄戦で衛生兵として従軍したドスという人物の伝記的映画ということで、これまでの人生と敬虔さから自分のポリシーを貫きながらもたくさんの味方を救った、というね。本当にすごいもんです。
思った以上に戦闘シーンが多い上になかなかにグロテスクで、これは苦手な人は本当に無理ですね。でも多分、戦争をするというのはそういうことで、ついさっき笑いあってた仲間が平気で死ぬし、五体満足でいられないことも往々にしてあるんだろうな。
やはり日本は敗戦国ですし、ドスたちからしたら敵ですからなかなかに野蛮に描かれてますけど、まあ歴史とはそういうものです。
この映画を見るとアメリカ兵が負傷したように見えるけど、同じように日本軍、沖縄の人も傷ついていて、その結果があの戦争なんですから。
やっぱり、こんなことするもんじゃないね。


「プライベート・ライアン」 (配信)


配信期限が近かったので、続けて戦争映画を。
戦争映画ってしっかり作られてれば作られてるほど色々持ってかれるからなかなか見るのに体力とか必要なんだけど、でもやっぱり見たあとには、見てよかった、って思えるんですよね。
トム・ハンクス率いる部隊がある一人の軍人、マット・デイモンを探すミッションに出るという、3時間弱に及ぶ作品。
実話に基づいてるけどフィクションではあるそう。
最初の上陸作戦のシーンからめちゃくちゃ引き込まれ、そしてこの救出作戦よ。仲間たちが散っていく中で、それでもミッションを達成しようとする。
多分こんなバカげたミッションってきっとたくさんあって、それで死んでいってしまった人たちもたくさんいて、そう考えれば考えるほど、戦争は馬鹿げてる。


「プリティ・ウーマン」 (配信)


リチャード・ギア×ジュリア・ロバーツ、さすがのコンボです。
実業家と売春婦がはじめは仕事として関係を構築するんだけど、ちゃんとお互い好きになっていくという、王道にして覇道よ。
支配人もクールだし、ちゃんと嫌な奴も出てくるし、主人公の二人とも成長するし、これ以上ないくらいいい見本ですね。


エピローグ


戦争映画なんて見てていい気分にはならないわけです。
もちろんどちらかが作ってるから偏りもあるでしょうし、単純に偏り云々抜きにしていい気分にはなりませんからね。
こういうの見れば、愚かだと気づくのに、それでもやってしまう。
歴史から何も学ばないとは言うけど、学べる可能性も信じて発信するしかない。
こういうの見ると、何がハッピーエンドかなんて分かんないよね。

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