個人的にぶっ刺さってる映画は評価普通だったりする



プロローグ


これはいい!、って刺さったものほど、意外と普通に面白いくらいの評価のことがある。
これは別に、人と違う俺最高!、ではなく、ぶっ刺さるという感覚はきっとそんなもんなんだろうな、って話です。
大体の人が80点を付けるか、大体の人は70点だけど少しの人から100点をつけられるか、そういう話。
だから、好きな映画=オススメしたい映画、ではないというわけです。

こちらには今週見た映画全部の簡易感想を書いてますので、よろしければ。



「ダ・ヴィンチ・コード」&「インフェルノ」 (配信)


「ダ・ヴィンチ・コード」

まずはこちらからね。
なぜか「天使と悪魔」から入ってしまったので、1作目を後から見ましたわ。
やっぱりこのシリーズは宗教観が強いですから、真にして理解出来てるかと言われれば難しいです。でも全体的に難しすぎはせず、ちょうどいい感じでした。
宗教に切り込んでるからもちろん批判もいっぱいあるだろうし、まあ原作が好きな人からしたら物足りなさもあるのかもしれないけど、もっと楽しもう!
こういう切り込みづらいところすらエンタメになるのはとてもいいですね。
それにしてもいっぱいいっぱい有名な人が出てて、テンション上がったなあ。
アメリのオドレイ・トトゥ、ガンダルフことイアン・マッケラン、ポール・ベタニーにジャン・レノ、ついにはドクター・オクトパスのアルフレッド・モリーナまで!そういうワクワク感もエグかったですね。

「インフェルノ」

2作目は先週見たので3作目のこちら。これにて映画は今のところ完結。
今までの2本に比べると、記憶喪失になってるという設定こそあったものの、分かりやすかったですね。
今までの宗教に切り込む感じとまた違い、バイオテロというたまに見かける設定だったのでそういう面でも入りやすかったですね。
まあ最後はこうなるよね、って感じではあったんですが、なんでも原作だとオチが違うようで、そっちの方がとても面白そうでした。
映画としてまとめようとすると、こうなるのかな。


「ピエロがお前を嘲笑う」 (配信)


これは、好きですねー。個人的には超絶ぶっ刺さりました。
いじめられっ子の天才ハッカー・ベンヤミンが捕まってるところから始まって、どんどん自供していくっていう展開。見ててハラハラするシーンがある反面、でもどっかで絶対捕まるよな、と思うわけです。
でも、そう単純じゃないのがいいんです!うわあ、全部言いたくなるけど、ここでは控えておこう。
wikiにも書いてあったけど、確かに「ファイト・クラブ」っぽさもありますね。でもあれともまた違う良さというか、とりあえず、いいのよ!
何はともあれ、見てほしい一作でござる。


「カラオケ行こ!」 (配信)


評価が高いのには訳がある。やっぱり面白い!
ヤクザと中学生男子という不思議な組み合わせに、さらにそこに歌を入れることで混沌としそうなところを面白く描いてて、すげえ!、ってなりました。
思春期ならではの悩みが出てきたり、ヤクザなのにみんな意外と優しかったり、なんかいいね!
最後の終わり方まで含めて、とても好きでした。


エピローグ


最後の最後にどんでん返しがあると、思わずニヤニヤしちゃいますよね。
かあ、そう来たか!、って笑顔になっちゃう。
だからと言って全部の映画がどんでん返しになっちゃったら、それは最早どんでん返しじゃないわけで、順目の作品が数多あるからこそのどんでん返しなわけです。
異端と評価される人は、そこに胡座をかくのではなく、普遍があるからこその異端なんだということを今一度自覚するように!…え?

この記事が参加している募集

スキしてみて