石川ゆきゑ

🇧🇷 妖怪型ビキニ獣のブラジル生活。民宿◦アジア食堂『ゑん』の女将。☺︎︎昭和45RPM …

石川ゆきゑ

🇧🇷 妖怪型ビキニ獣のブラジル生活。民宿◦アジア食堂『ゑん』の女将。☺︎︎昭和45RPM ☺︎︎福岡産 ☺︎︎51才 ☺︎︎Regueira💚💛❤️☺︎︎BRASIL移住14年目 ☺︎インスタグラム→ https://www.instagram.com/oba_yukie/

最近の記事

がたがた言いなんな、理屈じゃなか

 昨年暮れに夫が負傷し、公立病院での手術の順番を待っていることは以前にも書かせていただいた。ようやく順番がきて夫は無事に手術を終えることができた。いまは退院して快方に向けて療養とリハビリに勤しんでいる。  そのことを、生業として営んでいるレストランのお客さんたちに報告すべく、ホームページに、シェフが手術を終え退院して快方に向かっていることと、ブラジルの医療制度(SUS)により無料で手術・治療をほどこしてもらえたことの感謝を投稿したら、レストラン再開を待ってくれているお客さんか

    • それごとすべてまるごと縁

       夫が首を負傷して4ヶ月が経過した。公立病院で無料の手術を受けるために順番待ちをしているのだが、麻酔医のストライキにより手術待ちの列は遅々として進まず。  本題に入る前に少し横道に逸れさせていただくと、ブラジルは医者も警官もストライキをする。どんな職業の者も、賃金や労働環境の不満を解消するのはひとりの人間として当然の権利である、という考え方なのだ。  ちなみに学生もストライキをやる。娘が高校生のとき、暑すぎて勉強に集中できん、というのを理由に「各教室にクーラーを設置するまでは

      • 再生

        レモンティ シーナ&ロケッツ Cover カバー/ヘベレケーズ

        福岡出身の五十路夫婦・ヘベレケーズが 鮎川誠師をブラジルから追悼。 シーナとずっとずっとロックンロールの真っ最中でいてください。 合掌

        • 択法眼

           老眼がひどくなり、近くのものが見えにくくなった。白内障にもなってるのかな、いろいろまぶしい。半世紀生きさせてもらっているのだから、命の器である体はおとろえていくなぁ、と、しみじみ実感する。老化をなげいても仕方がないので、これは如来さまからの『目に見えないものに焦点をあてなさい』という、しるべだと受け止めている。  更年期を驀進中のわたしだけでなく、昨今の世は老いも若きも、目に見えないものにフォーカスする傾向にあると感じている。たとえば『自分自身』にベクトルを向けて、自分探し

        がたがた言いなんな、理屈じゃなか

          ひとりでは生きられない

           人に迷惑をかけないように、と子どものころ父に言われて育った。『迷惑』の中身は、人の手をわずらわせる・誰かのじゃまをする・ひとさまに物資を乞う、などだったと思う。よそさまの協力がなくとも自分の力で生きる強さを持て、という教えだと理解するが、友だちの家でおやつをごちそうになることも禁じられ、お年玉も『お返ししなければならないものだから』と取り上げられていたので、よその子がうらやましかった。  おそらく、父自身も親にそう教育されて大きくなったのだろう。父は産まれたときから片膝が曲

          ひとりでは生きられない

          セックスはマテリアル

          先日、同年輩の日本人女性と話していておどろいたんよ。 彼女は10年ほどまえから夫とセックスレスで、それ以来セックスフレンドがおるそうな。そのことに全く罪悪感を抱いておらずセックスフレンドのことは好きでもなんでもないそうな。 わたしにはまったく理解できん発想と行動だと感じたので 『わたしが夫以外の人とセックスするとしたらその相手に恋をしたときだけ』と思ったままを返したら、『セックスがないのに外に相手を求めて何がわるい』『家に帰って夜ごはんがないなら外食するのは当たり前』と実に

          セックスはマテリアル

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          What's Going On

          一国の元首相が白昼に凶弾に倒れるという衝撃的な事件。 いったい何が起こったのか。 玉🌎の裏側に暮らすわたしですらかなりのショックを受けたのやから 日本におる人たちの震撼はいかほどのものか。 この事件は、反安倍のひとりの左翼が個人的に恨みを晴らした、 などというような単純なものじゃないことは 誰もが分かってると思う。 ケネディ大統領を撃ったオズワルドが一生涯くちをつぐんだのと同様、 今回の山下某も決して真実は口にしないであろう。 不安と恐れから、 こんなことが起こるんやから日本はもう平和ではない、 警備力を強化しなくっちゃ、 軍事にも力を入れた方がいいやろう、 改憲もやっぱりアリなんじゃないか、、、 というような心持ちに、動きがちやが、 ここは平静に立ち返って、よく考える場面やと思う。 数日後に選挙をひかえとるこのタイミングで このことが起こったことには理由がある。 ここで動揺して、これ以上分断を進めることは、 わるいやつらの思うつぼ。 地球の裏側に暮らす、いち日本人からのお願い。 真の民主主義を望むなら、 絶対にいまは改憲すべきじゃない。 どうか平静に心を落ち着けて、 投票に行ってほしいと思う。 現与党を野に戻そうや。

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          自己紹介

          はじめまして。 ブラジル在住14年目・昭和45RPM福岡産の♀。 ブラジルの僻地にて、僧侶の夫と大学生の娘とで、アジア食堂と日本人宿・仏教サンガを主宰。 荒波おしよせるこの社会では、個人単位家族単位、否、国単位で物事を考えていては世界はたいへんなことになると危惧を感じながら、日没時には母国・日本へ夕陽を見送り世界平和を念じる毎日。 いま自分にできることをやる、を念頭に、『食は命』を概念とした無化調の料理を提供しつつ、乾いた砂の畑とくんずほぐれつの肉体労働にいそしみ、 駆け