【連載】鹿児島県民教育文化研究所の取り壊しに思う③
「鹿児島県民教育文化研究所」の取り壊し問題。なぜ所有者がこのような結論に至ったのかを推察はできても、それでもやはり、取り壊しには納得できない自分がいます。それは財団の所有物となった後、一時期かなり閉鎖的な場所だった研究所が2000年代に入ってから少しずつ、地域の人々に開放されるようになり、私も所属するまちづくりグループや他団体が様々なイベントで利用させてもらっていたからです。その繋がりもコロナ禍があったとはいえ唐突に断ち切られようとしていることが、悔しく、そして悲しいのです