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-20度の世界で獣医を目指す。1〜北海道で春から獣医学生をする方必見〜

「どうぶつのお医者さん」や「銀の匙」に憧れ、北海道で送る学生生活を夢見るあなた、または春から北海道に来るあなたへ


漫画のイメージは、大体合ってます。ていうか、漫画の内容に負けず劣らず北海道での学生生活は楽しいものです。
北海道で3年間獣医学を学び生活してきた私がいうんだから間違いない。

ついこの間の牛の直腸検査は、-15度の寒さの中ヒー!と声を出しながらみんなで乗り切りました。寒すぎるから終わったらさっさと帰りたいですと教授に言えば、「牛で暖を取ればいいじゃないか」とマリーアントワネット顔負けのキョトン顔で言われる。そんな壮絶かつ面白おかしい経験がいっぱいの3年間でした。



ちょうど三年前。爽やかな冬の空気に、雪景色が目に新しい…

入学する前から、こんな壮大なフィールドで学生をしていいなんて自分は幸運だと盛り上がっていました。
これから始まるであろう「どうぶつのお医者さん」顔負けの生活に胸を弾ませていた私は、スタート2日目で気づきます。

あれ…?行く場所が、大学とスーパーしかない…

都会暮らしにどっぷり浸かっていた私は、今までの娯楽を突然奪われ、ホームシック+田舎ショックに陥ります。

ここで私が強く言いたいのは、田舎の大学こそ興味無いサークルでも新歓は参加しまくれということです。人との繋がりはうざったく見えるけれど、その土地で数年生きてきた先輩の話は聞いといて得しかないです。しかも新入生の不安や寂しさもわかってるし、とにかく頼って甘えてください。浅い横の繋がりも、一人で家で病んでるよりマシ!!

自分の車を手に入れて、生活に慣れるまでは、多少疲れても持っていない社交性を発揮してでも、コミュニティに属して友達作りに精を出しましょう。サークルに入っていない友達は1人も漏れず病んでいました。

私はというと、ハマったゲームを通じて出来た友達と遊ぶことが全てで、それはそれで楽しかったけれど、今思えば食費を浮かせるついでにサークルに顔を出して色んな友達を作っておけばよかったと思います。

特に獣医は、コミュニティが狭い上に6年間一緒のため、最初にしくじると孤立しがちです。
クラスで数人心を許せる仲いい友達を作れたら、他の学部に広く浅く色んな価値観の友達を作って起きましょう✨

1年生の初期の初期段階のアドバイスはこれくらいです。あとは、この時期はドタバタする一方で心が暇なので、自炊を頑張ってみたり早めの勉強で差をつけたりするのにオススメな時期です。

まだ高いままのモチベーションに任せてTOEICと大学の勉強を頑張った結果、今でも1年生の頃のGPAに助けられています!みなさんもぜひ。

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