見出し画像

サイクリング・サイクリング

喉がカラカラで
水を調達しに、スーパーへ
ホテルから歩く途中に、
レンタサイクルのステーションのようなもの
Blue Bikesがあった。
Blue Bikesは
街のあちこちにあるらしく
どこで乗っても、
そこに返却すればよいらしい。

ボストンという街は
都市ではあるが、
想像していたよりも中心部は小さく、
自転車で街を
探索できるサイズ!

左ハンドル、右側通行の
アメリカでの車を運転することは
とても自信がなかったのだが
自転車なら、きっとだいじょうぶ♪

お天気が良い昼下がり、
ともなれば、
サイクリングにレッツ ゴーだ!


レンタサイクルの一台を
選び、
値段は、2.95ドル
返さない人がいないように?
なのか
クレジットカードで
支払うだけではなく
電話番号やら郵便番号まで
入力するのだが
通知されたナンバーを
借りる自転車の横にある
ロックキーに入力すると
ロックが外れて
自転車に乗れるように!

ふーー
なんとか、借りられて
私は、ワクワクして
自転車をこぎ始めた。
陽ざしは暑いが
風は気持ちいい!

しかし・・・
自転車レーンは
当然、
自動車の車線内にあるので
私のすぐそばを
けっこう大きなトラックや
荒っぽい運転の車が走りぬいていく。

ワクワクどころか
ドギマギ、ゾワゾワ。
けっこう怖くて、
つい、歩道に逃げたくなって
しまったのだが
日本ではけっこうみかける
歩道を自転車で運転する人は誰もいない・・
日本とはそこも違うんだなあ。
郷に入っては郷に従うしかない。

信号待ちや、右折するときは
多少混乱しながらも
楽しい気持ちと
ヒヤヒヤの気持ちを抑えて
サイクリングは続く!
ボストンのまちなかは
レンガ造りの建物が多く
アメリカ国内では
歴史を感じさせる街並みの中
自転車を走らせるのは
徒歩とは違う景色に感じた。
ホテル近くから、
ボストンコモンとよばれる
大きな公園を通り抜け、
街路樹の日陰の道を
ぐんぐん、走っていたが・・・
気が付けば・・・
陽ざしが想像以上に強く
喉はカラカラ。

ボストンの9月は、通常なら
20度前後の過ごしやすい気候なのに、
こちらでも、異常気象か?
30度越え・・どころか
この日は33度!
座骨神経痛持ちの私の
お尻も、そろそろ・・・限界~と
言い出したので、
ホテルに引き返すことにした。

自転車のスピードで街を走ると、
自転車レーンに
ごく普通に、キックボードの人、
電動のキックボードの人
セグウェイの人、一輪車の人。
ローラースケートの人は歩道だったかな?
これまで、
映画やドラマでは観たことがあったが
普通に、日常の移動手段として
それらを使ってる人を目にして
感じたことは・・・

ちょっと大げさかもしれないけれど、
ひとりひとり人は、
進むスピードが違う。
車の人も、自転車の人も
キックボードの人も、
いろいろな方法が、あっていい。
人と違ってもいい。
それが、許されている・・・
いや、許されているっていうより
許されてるって、誰に?だよな

人はひとりひとり違う
という当たり前を 
社会が知ってる、という感じかな?
ボストンの街中を自転車で走りながら
そんなことを考えていた。

帰り道に飲んだレモネード、7ドル!
と強気な値段でしたが、
疲れたカラダに自然の酸味が
美味しくて、暑くてバテテたけど
生き返った!

ボストンに行く機会があったら
ブルーバイクでの
サイクリング!
オススメです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?