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君の記憶を残して欲しい

 先週、僕が推しているSKE48の10期生、五十嵐早香さんがちょっとした話題になりました。詳しくはこちらをご覧あれ!


 さて、彼女の話題が広がっていた時に、Twitterのあるフォロワーさんがツイートしてくださった某まとめサイトのリンクから、早香先生に関するまとめを読みました。
 久しぶりに見たSKE本スレをまとめた空気は、ああ、こういう感じ懐かしい、ぐらいだったんですが、ふと、下の他のサイトの見出しが飛び込んできたんですね。こう、いくつも細いタイトルが並んでるやつですね。
 それは、SKE48を卒業した1期生、松井珠理奈に関することでした。
 彼女が過去の共演者に関するツイートをしたことを貶めるようなタイトルでした。
 今、彼女が所属している事務所が、彼女のことをどういう風に扱っているかは分かりませんが、48グループ在籍時から、珠理奈をネットから守る姿勢は確保されているでしょうか?

 彼女が一つ行動をする度にアンチスレが立てられ、それを悪意のあるまとめサイトがまとめてページビュー数を稼いで、お金に変えて行く流れ。何故、ページ数が稼げるかというと、彼女の悪口を読んで気持ち良くなる人間や悪口を書くことで気持ちよくなる人間たちがいるからです。
 ううむ、書いているだけでクラクラしそうな環世界ですね(汚い表現でごめんなさい。でも、他にぴったりの表現が見つかりません)。表現の自由と誹謗中傷は目的と手段の視点からみると、大きく違うと個人的には思っています。
 一日も早い法的措置を望みます。

 さて、書きたいことはここからです。
 珠理奈の記憶力の高さは、一人一人の共演者の方とのエピソードや握手会の時のファンの方とのやりとりでも伺えます。
 やはり人と人との関係を大事にしている人であると思うんですが、個人的には、彼女の曲との想い出です。
 以前、珠理奈のSHOWROOM配信を観ていた時に、かなり昔のAKB48のカップリング曲をソラでスラスラ歌いたのが印象的でした。
 松井玲奈が今年、食べ物に関するエッセイ集を出しましたが、珠理奈には曲に関するエッセイ集を出して欲しいなと思います。
 48グループに関する曲は勿論、彼女が好きな曲について章に分けて書いたものが読みたいですね。 
 たとえば、珠理奈視点からの「夢の河」の話とか凄く聴きたいですけどね。

 あの初期メンバーだらけの10人の中に放り込まれて、いったいどういう心境だったのかとか、どういう気持ちで歌っていたのか、秋元康はどんなことを彼女たちに伝えていたか、知りたいことが山ほどあります。
 同じく川栄の卒業曲である「君の第2章」の話とかも聴いてみたいですね。

 あと、何億回でも書きますが、「バケット」の話も聞いてみたいですね。

 さらに、「誰のことを一番愛してる?」。

 48と46を離れた二人が、対談形式で「誰のことを愛してる?」について語る座談会とか、僕は超読みたいですよ。それぞれのアプローチ、歌詞の解釈から始まり、ひょっとすると同じく孤独や同じ痛みを知っているもの同士なのかもしれません。巻末座談会とかでどうでしょう?

 彼女がなんで一つ一つの曲についての記憶が鮮明で、振り付けまで細かく残っているか。それは、年齢から来る吸収力や彼女のたゆみない努力が大前提としてあるんですが、おそらく一つ一つの曲が彼女の心の中で大事に残っているからではないでしょうか?
 アイドルの曲は、悲しいですが消費されてしまう側面があります。
 「ああ、若い頃はよく聴いたけど、今はちょっと…」とか「カラオケで懐メロとして盛り上がるけど、普段の生活の中では…」とか。
 でも、変わらずに大事にできる曲も沢山存在します。
 その大事にできる曲の数は、きっとその人次第だと思います。
 きっと珠理奈は、一つ一つを(特にSKE48の初期の公演曲なんかは)自分がもらった大事なプレゼントとして残しているのではないでしょうか。だからこそ、時にはパフォーマンスで厳しく後輩に言うこともあるのでは、と思います。
 来年、チームSの後輩達に大事なプレゼントが届きます。きっと後輩たちも大事にしていくでしょう。

 作詞家としての彼女の活動は今も続いています。

 「オレンジのバス」のように、彼女が書いた言葉が誰かの「大事な1曲」になっていく日を楽しみにしています。

※松井珠理奈と物という本でも面白いかも知れないな、と書きながら思いました。

 珠理奈について考えた記事はこちら!

 

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