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ここが変だよ!!欧州(人?)【公園と鳥】

コロナ禍におけるロックダウンで「公園で遊ぶ」機会の増える今日この頃。いつも同じ公園で遊ぶのもいいけれど、

「たまにはちょっと遠くの公園まで行ってみようか?」

なんてこともあります。ま、同じところばかりだと飽きますから。そうして公園巡り、をしている中でごく普通の日本人である私が感じる1つのこと、それは・・・

「何か鳥が多くない?」&「何か態度デカくない?」

ということ。多いか少ないかは、まぁ数えれば数字が出るのでいいとして、態度がデカいかどうかは評価が難しいところですが、何故だかそう感じてしまうんです。

先日(写真が夏ですね…)、娘と自宅から少し離れた公園へ出かけると…、鳥と遭遇しました。こんな感じです。

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こちらを見ても、警戒する様子はほとんど見られず、堂々としています。この他にも、

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写真の左側が公園の歩道で、そのすぐ近くまで平気でやってきて何か食べものでも探しているようです。しばらく見ていると、彼/彼女らが次の行動に出ました…

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何か美味しい食べものを見つけたのでしょうか?そこそこ人&自転車の通りの多い道を渡って反対側へ…。その後は画像に残っていませんが、未知の反対側で草なのか何かの実なのか虫なのか…、ひたすら食べものを探している様子でした。

「堂々としている≠態度がデカい」

かもしれませんが、私には態度がデカいなぁ、と思えたんですよね。なお、私と娘は、その鳥の堂々とした姿に驚き、特に娘は自分の体と同じくらいの大きさの鳥たちがのしのしと近づいてくる事に対し、ちょっとした恐怖感を感じていたようです。それでも、現地の人たちは大人も子供も何かを気にする様子もなく、当たり前のようにこの光景を見ていました、あるいは見向きもせずにそのまま歩いていました。

また、別の公園に出かけたときには、こんな鳥に出会いました。

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すみません、名前/種類がわからないのですが、ここに写っている3羽以外にもたくさんの鳥がいて、そして鳥の足元に見える緑っぽい、黒っぽい物体…そうです、

「糞」

ですね。この鳥の糞が、人の歩く歩道にたくさん落ちていました。日にちが経って完全に乾燥したものはおそらく大した臭いを放っていないのですが、比較的新しい、「鮮度」の良い糞からはそれなりの臭いが放たれています。この写真を撮った時には、周りにほぼ人が居なかったため、現地の人の反応がわからなかったのですが、娘&妻の双方が「鳥の糞がくさい~」と反応していました。でも、現地の人はさほど気にしないのかな、と想像します。

自然の中で、鳥を含めた動物たちが暮らすことは当たり前、動物たちが食べものを食べて、糞をして、…というのは生きていくうえでこれまた当たり前のこと。そんな当たり前のことに驚いたり、臭い、と文句をいう自分、および家族の方がおかしいのかも知れません。

街の風景、公園の風景からの学び、それはやはり

「欧州は自然のありのままの姿を尊重する」

ということです。例えば、とある国立公園をGoogleマップで調べたときに

「以前は無かったビジターセンターが、自然の景観を台無しにしている!!」

「前のように自然を感じられる公園の方が良かった」

といった書き込みを発見しました。正直、私だったらきれいなビジターセンターがあって、飲み物が買えたり、トイレがあったり、公園のガイドマップが置いてあったりした方が、快適に公園を楽しめるな、と思ってしまうのですが、それらの人工物は

「”自然を満喫する”という目的を阻害するモノ」

と、感じられるのでしょう。欧州の人々は環境問題への取り組みが積極的だと言われることがあり、実際にそのような傾向にあると、欧州に居る日本人として感じますが、こうした価値観の違いが関係しているのだと理解しています。

以上、ここが変だよ!!欧州(人?)【公園と鳥】でした。

オマケ:とあるお城に出かけたときに、お城の池である動物が泳いでいました。さて、それはどんな動物だったでしょう?

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正解は…

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「犬」ですね。周りで見ている家族の飼い犬だと思われます。…いやいや、そんなとこで泳がしたらダメでしょ、と思いますが、そんなことをやってしまう人、それを見て注意をせずに楽しむ人、それを注意しに来ないお城の管理人、全てをひっくるめて「欧州だなぁ」と感じられる一場面です。

#この街がすき #池 #鳥 #自然 #ヨーロッパ #欧州 #公園  

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