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TOEIC 900点台も役立たず!?     欧州で英語ダメダメ日本人が直面する壁と対策

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以前の記事にて、
「日本の英語学習もまんざら役に立たないわけじゃない」
というテーマで
欧州で仕事をする際に便利な”生の英語表現”について少し紹介させていただきました。


今回は、一方でそんな日本の英語学習を続けてきた日本人が
欧州に来て直面する(かもしれない)壁と対処方法(?)
をテーマに便利な英語表現を一部ご紹介します。

(記事の最後に、ベルギーに住む人は絶対に知っておいたほうが良い小ネタを紹介します!)


前回ご紹介した通り、欧州でも割と多くの人が英語を話すことが出来ます。
でも英国等を除く大半の国々の方は英語を「外国語」として勉強しており、
知識量なら日本人もそんなに負けていないんですよね。

しかし、日本で英語を勉強していて、例えば

TOEICのスコアが900点超え

だった人ですら、こっちに来て話そうとすると、初めは

「アー…ウー…えーと….…AHAHAHA!! 」

みたいな感じなんですよね。

とにかく言葉が出ない。

日本の英語教育で鍛えた「読む」「聞く」の能力では会話ができません。 これが大きな壁ですね。


日本人がよく言うのが「聞くほうは大丈夫なんだけど」
会話できなければ意味無いですよね。


こちらには、たまに文法メチャクチャな英語を話す人がいるので
「あなたの文章、動詞も形容詞も無くて代名詞+名詞+名詞+名詞になってますからね」とか
頭の中で現地の人にツッコミとか入れているらしいですが


でも逆にそんな現地のデタラメ英語ユーザから、こんな屈辱ワード言われてしまうんですね。

「この日本人まったく英語を話せないみたいだから、誰か通訳してくれない?困ったわ」

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         屈辱ですよね。


こんな経験はしたくない。
少なくとも出来るだけ「英語ダメだこいつ」と思われないようにしたいですよね。ビジネスマンなら特に。


ということで本日は、現地での経験から
実際の少しダメな会話の例も挙げつつ、現地でよく使う言葉を一部ご紹介します。

欧州で働いたり、生活したりするとやはり頻繁に出会うのが
       「YESやOKで答えられる質問」
コロナ禍でリモートでの打ち合わせも増え、相手の顔が見えないので
より一層「わかった?」みたいに聞く場合が増えた気がします。

「わかったかい?」「明確になったかい?」「あなたは問題ない?」   「これでよかったかな?」等々、様々ですが、

そんな時の万能ワードが「YES、 Okay」

もちろんこれで話は進みます。

ただあまりにこれに頼りすぎると、例えば

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「こいつ大丈夫かな?英語力」って雰囲気になります。
何か別の言葉を使えるようにしたいですよね。


私の周りの現地人の発言を聞いていると、以下のような言葉をよく使っています。

「Makes sense」そだね、なるほど
結構使われています。ちょっとカッコよく相槌ち打つ場合が多いです。
正しくはThat makes sense とかだと思いますが、皆省略しています。

 理解したか?と質問する場合には Do you understand? (こっち使う人もいますが)より、Does it make sense?のほうが多い気がしますが
それに備えておくためにもよいですよね。そして
       何より噛みにくいのが素晴らしい

ちなみにI got it. (Gotcha) は私の周辺では意外と聞かないです。


「All right ! 」大丈夫!
 OKの次に日本人に馴染みのある言葉ですね。ただ、意外と口から出てこない事があります。


「Exactly」まさにその通り
 皆よく使っています。響きがカッコいいですよね。あまり溜めずにさらっと言うとスマートに聞こえる気がします。


「Sure」「Of course」 もちろん、当然でしょ
 定番でこちらの人もよく使いますが、意外と意識しないとすぐに出てこなかったりします。
 Of courseは若干、「ったりめーだろ、べらぼーめ!」みたいな少しネガティブな隠れニュアンスがあったりするらしいのですが
特に皆気にせず使っています。


「No problem」 問題無いよ、いいよ
 とっさだと意外と噛みます。活舌悪い人は注意が必要。(筆者だけ?)


「Perfect!」いいね!
 会話の最後こちらで締める人が多いです。よし!みたいな感じで。


「Crystal clear.」 ハッキリと分かった
 Is that clear?(分かった?)も比較的よく飛んでくる質問です。
 これに対して、たまにCrystal clear (もしくはIt's crystal clear.等)と言う人がいます。
 この場合「マジで理解した」と強調ができますし、

   何より、なんかオシャレ。


「Indeed,」確かに
 この言葉も非常によく聞きますが、ちょっとした裏技にも使えます。
この後に続けて、相手の言った言葉を繰り返すと、「こっちはちゃんと分かっているぞ!」とアピールができますね。認識合わせにも便利。
「確かに(indeed)、〇〇は××だね。あなたに同意しますよ。」みたいな流れですね。

他にも様々な言葉が使われていますが、本日はひとまずこの辺で

#この街がすき #英語 #ヨーロッパ #欧州 #ベルギー #小ネタ #コンビニ #TOEIC

今日の小ネタ

下記の記事で、欧州人は全然働く時間が短い話は、しましたよね。よって、ほとんどのお店で、日曜日開いてないのです。。。。。(下記参照)

「オイ、どうすんだよ買い物」とか思っている人。安心してください。

多分ベルギーで唯一24時間365日やっているお店をご紹介します。

ほら24/24 7/7 すごくないっすか。

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はぐれメタルにも出会った気分でしょ!ベルギーには、ここだけしかないと確信しています。もしご存知な方がいれば、コメント欄で教えてください!

それでは、また次回お会いしましょう。

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