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排出する流れを断ち、輩出する流れをつくろう。


成人が18歳引き下げ。

大事なことですけどね。


18歳になったとしても

受け入れる大人の側の

取り巻く環境に変化が無い。


最初は、しくみをちゃんと

整えないといけないと

思うんでしょう。


でもしくみありきで動かす

これまでのやり方は効果が薄く

まるで改善されていない

ってことは?


しくみじゃないところに

原因がある。

しくみの前の人に原因がある。


しくみを利用するのは

人です。

人を物理的に動かす時、

想像すると


やってもらおうと

本人が全体重を

相手に預けると

動かない、大変です。


自分で動く意思があって

筋肉を使って自分から自分を

支えると相手も介助しやすい。


日本ってそういうところあって。

完全介護のサービスでゴールまで

連れて行ってくれないか?と。


かごの中で、懇願するんです。

まだ若いのに寝たきりのまま。


この状況で悪い点は

自分で自分を支える意識が

出せない状態にあること。


支えたとしても道が遠くまで

繋がってなくて途中でつまずく。


誰かが転んでいたとしても

みんな自分は転びたくないから

自分のことで精一杯でと言い

懇願尻目に見ないふりして進む。


面白いのは単体でいるときは

割りと親切で助ける心が

素直に行動に直結しやすい。


だが団体となると周囲を見ながら

ちょっとためらうんですよね(笑)


どこか遠慮して自分を素直に

表現すると目立ってしまう。


ネタミソネミも含めた対象に

されたくないという感じかな。


おのれがおそれに負ける。

おのれがないようにみえるが

決してそうじゃなくて。


素直に表現することに

ストップかけていただけ。


戦後の画一的な教育や

社会のしくみの中では

個人に構う余裕がなく

大量生産するように

作業的に教え込み排出してきた。


輩出されなきゃならない人を

排出してきた時代だったなと。

これは確信もって言えますよね。


若い人は若い人なりに

遠慮せずいける勢いを

そのまま活かしてほしい。


たとえ大人のジャマが入ろうとも

選択肢を自分からつくって進む。


そこをためらわず踏み出せば。

周囲も若さに触発されやすくなる。


年をとるとエネルギーに

あきらめが混じってくるんです。


ネガティブな意識に支配され

ネガティブ領土拡大は

止まらなくなる。


問題は、別のところにもある。

若い人に対しては

流行を追いかけるかのように

社会もサポートを毎年試みる。


でも、成功した例をかざして

その通りやりましょうね、

さもないと失敗しますよ?

それでもいいんですか?

っていう誘い方ばかり。


いまのしくみでの立ち回り方を

経験者たちが教えやすいから

そっち方向に流れていく。


失敗した後の立て直しや

うまくできない人への

サポートの仕方がわからないから


ルートを外れてしまうと

助けられず、仕方ないとなる。


ここで毎年つまずいて

動けなくなる人をたくさん

排出してしまうんです。


年寄りの中にはその犠牲者が

潜在的に多くいることを

毎年見ないふりして

きらびやかな言葉を並べて

私たち成功者の大人の世界へ

ようこそ、と誘い込む。


この流れを断たないと

若い人の多くもまた

出口の無い無間地獄に

追いやられてしまうだけ。


若い人に限らずですが

流れを断ちきる流れを

強引につくらないと


この流れに無抵抗で漂う

人が多くなるだけだということを

忘れないでほしいですね。





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