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止まらぬ思い。


人ってどうして自分のことを

棚に上げがちなんでしょう?(笑)

いったん動き出すと止まらないのも。


東京では第二波への懸念があっても

いったん動いちゃったから

どうしようもないみたいな感じで

誰も止まろうとしない。


自分のことを棚に上げて、

他人が遠慮しろと、暗に思う。

これが日本の民度ですよ、アソーさん。

世界中の国と、変わりゃしません(笑)


東京のような分母が大きく

密集度の異常に高い地域では、

ガマンしてみんなで守ってきたことも、

いったんタガが外れてしまうと、

抑止力がまるっきり効果がなくなる。


現代人にとってガマンは

一番のストレス。

おあずけ状態が日本で一番、

長くそして強く続いた東京。


食べだすと食べきるまで

やめない犬のように(失礼)

遊ぶんだ、買うんだ、

食べるんだ、楽しむんだ。


やはり強制力は少し、必要な気もする。

一人が遠慮してもどうにもならない。


いままで抑え込んできた

楽しさへの欲求が上回り、

雪崩のようにドドドっと

周囲をなし崩し的に飲み込む。


意味もわからず普段以上に、

はしゃいでしまったり、ハメ外したり。

距離感も忘れ、至近距離でドップリ。

こういう抑えこまれていた反動が

出るのは予想どおりではあるけど。


問題は止まらない自分の姿が

見えているのかということ。


こういうとき大人も子供も

なんだか、我先にとばかりに

自分のことで夢中になる。

それを自ら、許してしまう。


みんなそうだからしかたないとか、

人間そうだからしかたないとか。

何かと都合よく棚に上げながら。


人間なら、もう一歩先を考えてみようよ。

と思ってしまうんです。


歯止めになりそうなガンコ親父の

権力が幅をきかせられなくなったからか?

あるいは次の世代が継承しなかったからか?


妙にみんな自分勝手。

親がしないと、子もしなくなる。

「まぁいいか・・・」が逆に幅をきかせる。


モノばっかりつくって人間を整えられず

惰性で利便性や快適さに乗り続ける社会。

悪い予感しかないでしょう?


いまは感染経路を必死に追うけれど、

こういうときに私たちは、

どういう思考経路をたどってきているのか、

考えようともしなくなってきた。


首都直下型地震がいまくるとしたら、

このへんの人間の心理状態への

ギリギリの圧力のかけ方。

参考になるのかもしれません。


おそらく混乱が混乱を生み、

それぞれが声をあげても、

なかなか届かないこと必至でしょう。


かといって、方針を任せっきりで

いいかと言ったらそうでもないでしょ?


任せるところ、自主性を発揮すべきところ。

私たちも意思を持って参加しなければ。


しくみを動かす人たちと協力し合い

「ヘンな預け合い」をやめて、

役割分担のバランスをとっていく。

そんな時期にきているのではないか。











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