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インスタントジョウソウ。


お笑い芸人の

インスタントジョンソン

の話ではない笑


いま話題の香川照之に限らず

ドラマや映画ではありがちな。


同じイメージの俳優を

同じイメージの役柄に

ハメるパターンを欲しがる。

この問題について。


これ、結果的に多いのは

どっちの欲に従った

キャスティングなんだろう?

作り手?受け手の視聴者?


視聴者像を決めつけて

こんなん好きなんだろ?と

あてがわれているだけか?


光石研なんかもう

笑いのパターン化のように

すぐ死ぬ父親役のイメージを

植え付けられているでしょ?笑


あれは役者は断れないでしょ。

むしろオファーする側が

同じのを欲しがってるんで。


役所広司は、ほぼサムライ。

本人たちは演じやすい反面、

別の新たな役柄はなかなかできず。


なんか役者を活かしてるようで

殺している気もしますからね。


そのオファーする側が考えるのは

このコースのこの高さに

ボールをキチッと投げ込むと

ちゃんと世間が振ってくれるんだと。


三振ではなくて

ヒットになりやすいもの

その確率が高いからでしょう。


そういう組み立てで促され

私たち大衆が受けている状態で


大衆もその組み立てによって

入っていきやすい視聴を継続、

維持しやすいだろうとの読み。


結果的に、すぐスッと

入り込んで観れて飽きずに

視聴し続けてもらうための策だ。


なんか解せないよなぁ。

インスタントな「情操」ですよ。


情操教育の情操ではなくて

悪い意味で、情をあやつってる。

いわゆる、上層部の連中がね。


どっちも悪いんですよね。

私たちも、作り手もね。


レベルあげようとしない。

あげてるようで型にハメる。

結果的に窮屈を好む性格が

根底にあるからでしょう笑


つまらないと思っている人は

作品自体がつまらないのもある。


けど、同じ人が同じ役柄を

同じ話の展開で同じような・・・


同じまた同じ。同じこと。

それに気づいてつまらないと。

そういう人もいるでしょ?


逆に演者を好きだからこそ

違うパターンの配役や展開

新たな驚きや発見の喜び自体を

欲している人もいるんです。


この辺は視聴者ウケを

狙って配役してるけど

逆にあまりに無難で驚きも

面白味もない戦略じゃないか?


インスタントな戦略を

王道で緻密な戦略だと

浅はかに思い込んで。


パターン化されたことが

日本人は好きなんでしょうね。

好きになるように、させられてきた。

ハメられるのも好んでハマる。


それを欲しがってると思われて

あてがわれる私たち。悔しいです笑

全ッ然、ゾックゾクしませんよ。


簡単に数字や反応に表れやすいから

すぐ同じパターンで二番煎じ。


あとはもう言いたいことは

わかるでしょ?

ゼロイチヘタな社会構造丸出し。


想定内の層に想定内のモノを当てて

想定内の速さで想定内の反応、結果を。


これをずっと延々とやられていると

私たちもぬるま湯でも満足してしまう。


あったまるわ〜って気に

させられて安易に許容してしまう。


ネットの声も年寄りが多く

待ってました的な喝采に

酔いしれてますけどね。


もうね、逆にネットの大多数の

声なんて無視したっていいんです。


実は声が大きいだけの少数派?

かもしれないですから。


イロドリとしては、つくり手と

セットアップしやすいから

いいようにコメントも利用されて。


サイレントマジョリティ

ってやつはきっと

違うと思う。知らんけど笑

そんな気がしますね。


声大きいほうが勝つのは

中学の部活の大会

くらいで十分ですよね笑


作り手もね、私たちを想定した

ストライクゾーンに投げるのは

つまらないことだと思わないと。


役者も死んでますよ笑






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